《サブキャラですが世界と戦います》教室でした

「で、結局ムラサキの能力はなんだ?なーいしょ、とか言って教えてくれなかっただろ」

「お前がなーいしょとかキモいな」

まぁ、教えなかったのは語りたいという無謀な願いへのささやかななフラグだったのだが。

だが。

「あー、うん、授業始まるし今日基地(アオの家の押れ)でゆっくり語り合おうか」

す、と目をやった時計は授業の開始時間より大分前を指差していて。オレはアオを不満の聲を聞き流しながら席に著いた。

そして

「(うわぁぁぁぁぁ)」

席に著くと同時に機に突っ伏して悶えた。なんで!!オレは!あんなこっぱずかしい話をおぉ!!教室でしたんだよ!!

幸い教室には殆ど人が居なく、さっき來た人がアオを二度見してグールプでの會話戻っていくくらいだ。しかし…

「(それでも恥ずいのは恥ずいんだよアオのバカァァ)」

それでも恥ずかしさは収まるわけではなかった。

    人が読んでいる<サブキャラですが世界と戦います>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください