檻が開き、闘技場にって來たのは、4mはある

ゴリラみたいな異常能力活。

 この異常能力活と言うのは、能力がとあるきっかけで、単で活化してできた生命である。

別名、異能新生。

 霊脈作の発展で、新しく會得したスキル、

『原子作』で錬したナイフを、強化で打ち出す。

 『GIYAAAAAAaaaaaaa!!!』

投げたナイフは、見事にゴリラの眉間を貫いた。

 「よーし。今日はここまでだ。」

 僕の訓練を監督する、 教こと桑原 轍次(くわばら てつじ)がいう。

 この人は、今、僕を保護している〔特殊災害対策局〕と言う國家組織の、一番強い部隊の隊長らしい。

 この〔特殊災害対策局〕と言うのは、異能関連の

問題を解決したり、異能犯罪を取り締まったりする機関らしい。

 通常の警察や、自衛隊にも異能力者はいるが、それだけでは、対処しきれない。

 なので、それ専門の機関を設けたのだと言う。

 「おい、神崎。雑魚相手じゃそろそろ飽きただろ。次は俺が相手してやるよ。」

 「いやいや、教が相手じゃさすがにこっちが不利ですよ。」

 「何故だ？」

 「だって、教は僕の訓練を監督してた訳ですし、僕の能力は、見知っている

 「だから何だ。異能犯罪者の中には、事前に隊員

の能力を調べ上げて來る奴もいる。」

 「それはそうですけど.......。」

 「それに、お前なら俺に負けることは、そうそうないだろう。」

 「そんな事ないと思うのですが。」

 「話がある。それも、かなり重要な。」

 杏子は、そう言った後、

 「一度部屋に戻ろうか。」

 そして、病室に向かって歩き始めた。

 「それで、話って何ですか？」

 「あんたの能力、Astral Beat α だっけ。それが異常なほどに強力なのは分かってるね。」

 「？....はい。」

 「でも、あんたはまだ異能力を完全に扱えない。」

 「.....えっと、何？」

 「世の中には、アウトローな連中もいてね、強力な能力は兵にもなる。その異能力を付與(エンチャント)すれば、チート武も手にる。」

 「つまり、強力な能力を持つルーキー程狙われると。」

 「そう。強力じゃあなくても、弱い魅了の質も、狩りの対象になる。」

 弱い魅了ね。スゲー嫌な予しかしない。

 「それについては、あんたの予想通りね。とりあえず、そんな異能犯罪もあるんだよ。」

 恐るべし。現実とはいつもシビアだ。

 「それに、異能力の報は、國際間で共有する。

そうなると、々策廻らす阿保共もいるんだよ。」

 「でも、今の日本では、基本的に異能力の行使は止されている。危険な場合は行使することができるけど、それでも手遅れになる場合のほうが多い。」

 「あんたは異能力の特異から、の危険に曬されやすい。だから、異能力の自由行使ができるほうが良い。」

 .....なるほど、確かに、自分のは自分で守れたほうが良いな。

 重要な話ってのは、そう言う事か。

 「つまり、僕に貴方達の仲間になれと言いたいのですね。」

 「そう言うこと。そのほうが、何かあった時対処しやすいし、何より、あんた自、行がしやすい。まあ、強制はしないけどね。」

 「....選択肢のない選択は、選択とは言いません。」

  んでりたい訳ではないが、異能犯罪者の玩になるつもりもない。

 それに、合法的に異能行使ができるなら、何も問題はない。

 「分かりました。僕も加します。」

 こうして、僕は、特殊災害対策局に加わることになった。

 そして今、異能力をものにするべく、訓練を続けている。

 世間的には、僕は今、殺人鬼に殺されかけて集中治療をけていることになっている。

 その間に、僕はもっと強くならなくてはいけない。

 せめて、自分自を守ることができるようになるくらいには。