《シュプレヒコール》1 始まりの鐘

2055年。時の総理大臣、上田誠司うえだせいじは新しい改革を考案した

改革の名は「儒國改革」

儒學を參考とし、上下関係を重んじ、上の者に対する反論、反抗をず獨裁的な改革だ。

これにはもちろん他の政治家、議會も反抗した。しかし大きな武力を持つ國と繋がっていた上田は武力で反論するものを制し、より國民に恐怖心を與えた。

そして翌年の2056年ついに改革を斷行した。

これから書かれる語はそんな理不盡な世界に     勇敢に立ち向かった人間たちの語だ。

僕の名前は 東堂 俊とうどう しゅん

東京の都心からし離れた日野市という街に住んでいる。19歳で大學に通っている。

3年前父さんはその年に施行された改革、

通稱「儒國改革」に反論し、政府に従う者によって暗殺された。あまりにも酷い死であった。

父さんの死を絶対に無駄にしない。心に誓い、

毎日を鍛え、武も揃えていた。

ある時何気なく掲示板を覗いていたら、ある投稿を見つけた。容は

「私は今の改革に不満を持っています。同志を集め反論をしたいと思います。協力してください。」

僕はすぐにそのアカウントに連絡をした。

その日から3日後會うことになった。

この瞬間がこれから始まる壯大な正義との闘いの始まりの鐘だった。

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