《休止中》勇者のち魔神転生 その4 〜訓練〜

翌朝、訓練がはじまった。近接型戦闘、後方型戦闘、

後方支援の3部門で訓練を行うらしい。いくつかつかえるものは、日によってかえるらしい。とりあえず今日は近接で。

「近接はこっちだ。近接の訓練の総指揮をとるマルグ・ボランだ。剣の方を教える。槍、拳闘は俺の部下がもつ。他の武を使うならば獨學となる。了承ねがう。」

ふむ。強そう。日本でいうヤクザみたいだな。ちなみに王國騎士団団長らしい。大丈夫か?

「よからんことを考えたやつ…今回だけゆるしてやる。」

……………俺含めまわりのやつらの顔が青くなる。考えることはおなじだねぇ。

「では、獲を選んでこい!」

って。まぁいいや。普通剣なんだろうけど、あえて槍かな。なんか普通じゃないのっていいよね!

「槍つかうん?一緒やな!」

「キーキー高い聲だすなよ…」

佐藤 恵と、海道 炎

佐藤はなんか関西っぽい話し方をする。あくまでぽいだ。エンはスポーツ野郎だ。普段はテンション低だが、一回上がるとものすごい。こいつバーサーカーとか戦闘狂のスキルもってそう…

「あぁ佐藤とエンもか。俺は臆病だからな。リーチがながいほうがいい。」

なんで話せるかって?こいつらとは馴染みだ。

教室では話しかけてこなかったけどね…

「槍はこっちッス!自分槍擔當のボン・バヘットッス!槍選んでくれて嬉しいッス!ないンスよねぇ〜槍使う人。」

ボン・バヘットって笑。無理笑うわ。

「…………笑ったやつから実戦ッス」

わぉ。俺からじゃん。どーしましょ。

「ぜぇ…ぜぇ…はぁ…はぁ。」

強い。見た目の10倍以上強い。あたらん!

「君いったいどんな攻撃力してるっスカ!?自慢の盾へこんだッス!?」

「へっ?」

あらら。見事にへこんでる。やばい変に注目あびてしまった…!

「まぁいいっス。ボラン団長が買ってくれるッス!」

「ヘっ?」

「あの人顔怖いけど太っ腹なんスよぉ!」

いや。そこじゃない。攻撃力のこといいの?んー?

ステータスカードの時と言いテキトーですねぇ?

部屋に戻ったのは12時過ぎだった

「ステータス確認するかねぇ。ステータスオープン!」

こういうのは細かくチェックするタイプだ。

ステータス

名前 魔壁勇

天職 ???

Lv.4

力  96

攻撃力  613

力  65

俊敏  210

魔力  130

スキル

???

(???????????????????????????????????)

全屬魔法適正

武王

(全種類の武使用可能。また武使用時攻撃力超高補正。)

冷酷

(瀕死狀態の敵を相手時全ステータス超高補正。)

Lv.1

(槍をつかいやすくなる。)

あがってんなぁ。それも異常値。攻撃力が600オーバー…。俊敏なんかもあがりまくってる。

「全力でおいかけたからかなぁ。ついでに槍のスキルも覚えてるぅ。」

このステータスはやっぱり誰にも言わないほうがいいだろう。このあとは図書館でしらべものかな。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください