《休止中》勇者召喚のち魔神転生 その6前〜真実を〜

〜翌朝、俺は訓練に來ている。まだ殺されるわけじゃないし得られるものは得るつもりだ。団長に迷宮の許可をもらうのは終わってからでもいいだろう。

「んにゃ?新顔だねぇ!前のはさぼりかい?」

この人は…たしかアベル!

「あ、いえこの間はバベットさんのところだったんすよ!魔力もわりとあったし習おうかなって」

「ふぅ〜ん??久々にやばいものをかんじたんだが魔法と武用貧乏かにゃ?」

たまに、にゃ、っていうんだな!

「なにしたらいいです?アベルさん」

「うーん。そういうことなら速攻魔法のなるべく簡単なのかなぁ?牽制につかえるやつ。その後本格的な魔法かにゃ!」

ー數十分後

「……にゃ」

「にゃ?」

「アホくさい威力にゃ!私と同じものにゃ!?」

こうなった理由は簡単。アベルさんにならった初級魔法マジックミサイルをつかった。俺には異常が二つ発生。一つ目。詠唱したら通常の100倍近いサイズ。普通は數センチくらいらしい。二つ目。魔法が雷を纒った。

もうなんなの?何しても目立つとか最悪だよ。

まぁどうせ今日はここまでだし。こんなの続けらんないし。団長に言いにいこっかな。

「団長〜。ちょっと話があるんですけどいいですか?」

「勇か?はいっていいぞ。」

すんなりれてくれるんだな。

「団長。相談なんですが訓練だけじゃ足りないので実戦として迷宮の出りを許可してもらえないでしょうか?やばいとおもったらすぐ逃げるんで!」

「迷宮か。そうだなお前の実力は他の者より頭三つは軽くでているからな。よし俺が認めたやつから迷宮の探索を許可する。勇、お前は合格だ!(モンスターに殺されるならそれはそれでよしだ)」

よし。これで迷宮に出りできる!大賢者の言うことが當たるかは不明だけど! 

〜迷宮〜

迷宮にもぐるとじめじめしたじの窟のような印象をうけた。迷宮はすくなくとも27階層以上はあるらしい。というのも攻略された階層がこの數なんだそうだ。

「やっぱ最初はスラ○ムとかなんかなー。」

《グルルルオオオォォ!》

思ってたのとちゃう!!?ええいままよ!

俺はチャージ、インパクト、龍樹の加護を使ってみることにした。チャージは次の一撃にのみ攻撃力上昇する。インパクトは通常の1.5倍の威力を出す。龍樹の加護は攻撃力を一定量あげる。(使用者のレベルにより効果上昇)

ードパンッ

あ、鳴っちゃいけない音がした。目の前に広がるどす黒い溜まり。威力すごすぎだろぉ!?

『えぇ。私達の計算によるとステータス上では攻撃力900を超えていましたし。龍樹の加護とインパクトをあわせているので相當な威力かと』

あらぁ…。

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