《休止中》誰かにはめられました その1
「おいおいおいおい…!冗談じゃねぇよぉ!」
魔壁勇現在逃亡中でありまぁ〜す!!
『マスター。こうなったら迷宮に隠れましょう!食料なら私の魔法でなんとかできます。』
えぇ!?食料だせんの!?有能すぎるね!
けどを隠すなら迷宮が一番だ。そもそも俺の攻略した階層に到達できねぇだろうし。
「魔壁ぇ!クラスメイトを殺すなんて許さねぇ!」
えー。激昂じゃん…。しかも瀬じゃん。面倒くさいじゃん!
「だからぁ!俺じゃねぇよ!」
『マスター。彼がマスターをはめた犯人の確率が95%をこえています!』
なんでそんなことわかんの!?
『溫、表などからです。』
えぇ…。すげぇ…。でも俺あいつにあいつになんもしてないよ??
『そこについてはわかりません。』
まぁそうだよなぁ…。
「ぁあもうしゃらくせぇ!【アイスランス】!」
全200発を打ち込む。瀬も勇者なのでそこそこ反応する。いやそこそこなんてもんじゃないくらい反応はした。けど魔壁の魔法には追いつけず足を貫通させる。というのも魔壁の魔法はステータスに表れない特別な力があるわけで、勇者といえどもまだ反応はしきれなかった。
「くそぉ!!!!」
「瀬君には悪いけど僕じゃないんだよ!」
數分後ー
「はぁ…。はぁ…。なんとか巻いた。あとは迷宮にればワープできるからなんとかな……る?」
人影が見える気がする。気のせいか?いや…。誰かいる。
「勇。本當にお前が殺ったのか?」
「!!!!!」
そこにいたのは馴染の海道炎だった。
「いや…。俺じゃない。信じてもらえないかもだけど…。」
俺はこいつになら真実を知れるのではないかとふいにおもった。
「俺はこのまま迷宮に潛る。俺のことが信じられないならこの迷宮を攻略してみてくれ。何かわかるはずだ!お前なら…。」
「…………。そうか。俺はお前に何もしてやれなかったからな。………信じよう。お前が何もしていないと。そしてこの迷宮をいつか必ず攻略すると約束する。」
あぁ…。こいつはやっぱりいいやつだなぁ。テンションが上がるとこわいけど…!
「じゃあ俺は行くよ。」
「あぁ…。待っていろ。俺もお前の場所へ必ず。」
ーにて
「噓やん。勇。行ってまうの?あと炎に何言ったとったん?」
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