《休止中》誰かにはめられました その4〜テキトーっていいな〜

「はぁ……。はぁ…。おい大賢者。転移門はまだか?」

※転移門はランダ厶出現。転移門を使っているのは深すぎる階層に現狀態でいくと本當にまずいから。

『その角を曲がったところです。』

「一番安全そうな階層を選んで降りてくれ。」

いまの狀態では深くはもぐれない。安全な階層などないが大賢者ならその中でも比較的良い場所を見つけてくれるだろう。

『マスター。それなら50階層の安全圏に転移しましょう。なにやら不穏な魔力をじますが大丈夫でしょう。』

おい。安全圏とか初めて聞いたぞ?テキトーってここでもかよ!

てか不穏な魔力じちゃってんのに何で大丈夫って言えるんだあ?

『マスター。今まではより深い階層に潛ることを優先していたので…。安全圏は説明していませんでした。』

あぁ…。なるほど確かに深い階層が優先だったからなぁ…。

「まぁいいや。50階層に降りてくれ。」

50階層にてー

ふぅ。やっと落ち著ける。なんだってこんな事に。まだ一週間たってないし!

「……けて」

おいおい何か聴こえんだが!

「たす…けて。助けて。助けて?」

怖い!怖いよ!俺ホラーだめなんだよ!散々とか見ておいて何言うんだって話だけど…。お化け、ゾンビ、幽霊その他諸々だめ!

「おい。大賢者…。近くに生反応は?」

『マスター。確認できません。』

いゃあ!!マジモンじゃん!

「助けて〜!助けてよ〜!………助けてくれなきゃ……呪う。」

いゃあ!!!!!!!!!!

呪われたくない!

「今いきますぅ!てかどこですかぁ?」

「貴方の真下。」

!!!!!!!

「ええーと。剣だよね?人じゃないよね?助けてってこれが言ってるんじゃないよね?」

「これがいってます!」

剣がぶっ刺さってる。

えぇ…。とりあえず抜けばいいのかな?

えい。とても簡単にぬけましたぁ!

ナンカひかってるんだけど?あれれれ!?

めちゃくちゃ可の子がでてきたんだけど?

「助かりました。貴方にはお禮をしないと。………あの大賢者とかもしかしたらしってません?」

「へ?なんでそれを?」

『マスター。こいつ嫌いなんです。おいてきましょう。てかおいとこ!』

いやいや何でお前ら知り合い何だし!

「大賢者!いやローウェン出てきなさい!」

え?俺なんかってんだけど?

………?またの子増えた!?メガネっ娘だ!

い…。

「はぁ…。なんでこんなところでミリィに會わないといけないのか…。」

「あのぉ…?説明してもらえますかぁ?てか俺の存在わすれてませんかぁ…?おーい!」

「あ!失禮しました!私は変幻自在、あらゆる武の長と言っていいでしょう。ミリエル・ロストです。」

「大変遅くなりましたが改めて自己紹介を。大賢者ことローウェン・アールヴです。」

え?武と大賢者が擬人化したんだけど?

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