《休止中》仲間集め その4 〜仮なかま〜

「誰も仲間になってくれねぇって何でわかるんだよ?お前らエルフって基本、どの種族にも中立何じゃねぇの?」

「まぁ、基本はね。人間には逆らえないのよ。今の私達じゃ。アンタも見たでしょ?王宮にいたエルフ。」

うん?王宮にいたエルフ………?あー…?何かいたなぁー。そんなやつ?ハイエルフだっけか?

「ベル様は私達エルフ族の長老家第一席の長だ。そんなこんなで人間には手を出せん。他にも々世話になってるからな。」

???

「一つ言っておくぞ?あいつらが誰かの世話をするなんてことは絶対にありえない。いいか絶対にだ。大なにを世話してもらうことがあるってんだよ。お前らが人間如きに劣るとは思わねぇけど?」

「………。オーガだよ。この森の近くにオーガの里がある。近年、理由はわかっていないが…。オーガたちが理を失ってそこらかしこを破壊しだしている。この森も例外じゃない。」

オーガ

正式名稱を『鬼人』

高い能力、知力をもちドワーフには劣るものの鍛冶を行う文化ももつ。

能力が著しく低く、現在いると推定される個數は300程度。

壽命はとてつもなくながい。

伝承に殘っている限りでは一番若い個のオーガで400を超えたという種族。

「は?オーガが兇暴化?馬鹿じゃねぇの?本當そうだとして人間にそんなもんの相手ができっかよ?」

「それは私も不思議には思っているが…。あやつらが協力してからはこの森は襲われていない。」

「この森は・・・・か。他の場所は襲われてるってことか?そうゆうニュアンスに聞こえたんだが?」

「………。」

ここにきてダンマリかよ。まぁ今までがペラペラとしゃべくり過ぎてただけか。

「で?的にどうやってそのオーガ達を止めてんだ?」

「魔道だそうだ。それでなんとか破壊の行き先をコントロールしているらしい。」

十中八九それが原因な気がするんだけど…!?絶対コイツラ利用されてんじゃん…。

「じゃあそれについては俺がなんとかする。だから俺達と來てくれ。ここはお前にとっていい場所じゃないんだろ?」

「………!?そんなことはないっ…!!私の故郷はここだけだ!妹のためにも!私はエルフであるしかないんだ!」

………!!急にどしたんだ〜??言っちゃいけないことだったか…。

「妹がなんだ?お前を守って死んだか?灰被りなんかじゃないってか?姉様はエルフだってか?そんな事を言って仲間にでも消されたか?あ?」

さぁてどう転びますかな…。

頼むからいい方向に…!!

「……!!何故それを!……私はエルフなんだ!エルフは森を抜けることを良しとしない!私は外にはいけない!」

「はっ!笑わせんな!灰被りだの何だの言われて哀れな奴かと思えば!結局自分を一番認めてねぇのはてめぇじゃねえか?」

「……っ!」

「いいか?お前はダークエルフだ。それがなんた?お前はお前で、それ以外の何でもねぇ。こんな縛られたところが良いのか?」

「…………。」

お?なんかいけそうじゃない??えぇ?いいんでない??

「一度外に出てみろ。お前が信じた者が何なのか自分で見てみろよ?それでも嫌だってんならまたここにお前を戻しにきてやるよ…。」

長い沈黙が続く。

「一度だけだ…。それきりだ…。」

「はいよ…。」

やべっ!なんか、うまく行った!ふぇ〜地味ーズの俺がこんなに饒舌になるとわ…。

「あ、んで名前は?そういやきいてn」

「フィウィスプ…。」

返答はやっ!!

「呼びにきぃから…。フィーでいい?」

「……好きにすればいい。」

こうして優たちはフィーさんを仮メンバーとして仲間にしましたとか。

※マジで更新遅くてすみません…!これから最後の大會に向けて…。そして験へと向かわなくては行けなくて…。またボチボチ更新するのでよろしくです。

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