《SNS仲間で異世界転移》第1章 1話 いざ、オフ會へ!

日はあっという間に経ち、今は月曜の朝7時30分。ここは俺、龍剣の部屋

ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピピピピピピピ………カチッ。俺は寢ぼけ眼でスマホのアラームを止めた

龍剣「んあ…今何時だ?」

そのままの目でスマホのホーム畫面の時計を見る。スマホの晶には「7:30」との數字……………

龍剣「………やっべぇ!寢坊したぁ!」

俺は門浦龍剣。高校進學後も特に一人暮らしをする金も無くて、現在貯金期真っ只中

龍剣「母さん!なんで起こしてくれねぇんだよ!今日は大事な約束があるって言ったじゃんか!」

母さん「知らないわよ。あんた、昨日帰ってきてすぐ寢ちゃったじゃない」

母さんの話を聞き、改めて昨日帰宅した後の自分の行をプレイバック………してる暇もないな。急いで洗面所に走って、洗顔と歯磨きをする。そして財布に樋口一葉が1人居るのを確認して、貯金箱からありったけの野口英世(3人しか居なかった)を連れ出し、財布に招きれた。昨日のうちに買っていたラ〇チパックを破り開け、片方を口に咥えると同時に玄関のフックから家の鍵をひったくって家を出た。俺の最寄り駅は北流山ほくるざん。快速があれば深草まで18分で著くからまだ良いが、各駅停車の場合は25分かかる。どっちに乗れるかで待ち合わせに間に合うかが決まる。朝メシを平らげて足のギアを上げた。そして、8:30。全速力で走って駅に到著した俺の目に飛び込んだ電掲示板には…「8:32発 快速 深草行き」の文字

龍剣「………ふぅ」

俺はプラットホームに足を著くと同時に今日一に大きなため息をついた。電車に乗りこみ、つり革に摑まる。1、2分ほど電車に揺られ、ふと気付いた。向かい側の座席に座っているの子がやたら自分に視線を送っていた

龍剣「(ん………この電車って縦浜通ってきたよな…まさか…)」

と、脳で考え始めたその時。ティロン、とDMの通知音が鳴った。送り主は「みな」

【DMページ「みな」】

みな「今、kadoryu電車乗ってる?」

kadoryu「え…乗ってるけど…?」

みな「つり革に摑まって立ってる?」

kadoryu「え…なんでわかった?」

みな「やっぱり。今、あんたが立ってる直線上にの子が座ってるでしょ?ちょっと手ぇ振ってみて」

kadoryu「え………うん」

ヒラヒラ、と向かい側の座席に座るの子に軽く手を振る。ティロン、とまたDMが鳴った

みな「やっぱりそうだ。今、kadoryuが手ぇ振った相手、あたしだ‪w‪w」

龍剣「…!?」 

俺が驚いてみなの方を見ていると、

アナウンスが

「次はー深草、深草ーです。お出口は右側ーです」

と流れた。それを聞いてか、みなは

みな「もう著くし、降りてから話そ」

との事だった。コクッとみなに向かって無言で頷き、電車の扉が開くのを待った

初めまして、浪村です。初投稿になります。多話がズレるところがあるかもしれませんが、優しく見守っていただければ幸いです。1週間に3話、月曜・水曜・金曜に更新していこうと思います。よろしくお願いします

    人が読んでいる<SNS仲間で異世界転移>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください