エルド「僕はエルド、騎士団の兵士だ。よろしく」

騎士団。この世界の民衆の依頼をけ、報酬金と引き換えに兵士がその依頼をしとげる、というシステムで活している。他にも街中で事件や事故などが起こった場合は騎士団がその場を取り仕切ることになっている

龍剣「警察みたいなもんか」

エルド「君達は…どこから來たんだい？」

龍剣「東京…です」

エルド「とうきょう…？聞かない町だな。みんなそうなのかい？」

5人「はい」

エルド「僕も様々な町に行ってるが…とうきょうって町は行ったこともなければ、聞いたこともないな。どんな町だい？」

泉「人が多くて、ビルとかも沢山建ってる所…です」

エルド「そんな町があるのか。興味あるなぁ…よかったら今度、もっと聞かせてくれないかな？君達の町のこと」

泉「はい」

龍剣達一行はエルドに続いて階段を登り、「団長室」の前に著いた

コンコン

老紳士の聲「ってよし」

ガチャッとエルドが戸を開けると、20畳程の部屋に出た。騎士団のらしき旗と掟書のようなが壁にってある。それから団長のと思しきデスクが1前、漆黒にるアーマーがデスクを囲むようにして3領、佇んでいる。「ってよし」と言った聲の主らしき人は居ない

壯助「あれ？確かにさっき、『ってよし』って聲が…」

老紳士の聲「ここじゃよ」

5人「？？？」

5人でキョロキョロと部屋を見回していると…

老紳士の聲「ほっほっほっ、まだまだじゃな」

次の瞬間、デスクを囲むよう佇んでいた中央のアーマーがき出し、アーマーを著た老紳士になった

5人「！？」

エルド「団長、ティアーノから引きけた子供達です」

老紳士「そうか、わかった」

5人が呆気に取られていると

老紳士「わしは騎士団団長、イオネットじゃ。以後、見知りおりを」

と言って握手をしてきた

5人「よ、よろしくお願いします！」

イオネット団長「さてと、お前らは異世界から來た、という事で良いかな？」

エルド「はい、ティアーノからそう聞いています」

イオネット団長「エルド、お前には聞いとらん」

エルド「すみません、出過ぎた真似を」

イオネット団長「さて、話があるんじゃが…お前らは神話に出てくる者どもによく似ておる。だが神話といっても…1億年前だとかそんな前の話ではなく、最近の話だ」

龍剣一行「最近の…神話？」

イオネット団長は本棚から一冊の本を取って、龍剣達に語り始めた