《SNS仲間で異世界転移》第2章 4話 団試験の朝

翌朝。時刻は朝の4時だが、このは起きて元気に布団を畳んでいた

泉「うん、いい天気!香奈ー!起きてーユサユサ」

香奈「うーん…もう朝?」

泉「そだよ!早く準備して、ご飯食べて、団長さんの所行かなきゃ!」

香奈「はーい…ウトウト」

泉「…あ、その前に龍剣達を起こさないと」

香奈と泉は準備を終えると、付に向かった。早番だったティアーノから龍剣達が寢ている部屋の合鍵を貰い、龍剣達の部屋へ向かう。カチャリ、と鍵音を極力立てないようにして鍵を開け、自分達の部屋から持ってきていたフライパンとお玉を構えた。「せーの…」という泉の小聲の合図に合わせて…ガンガンガンガンガンガン!と、めいっぱい叩いた

龍剣「うあああぁぁぁ!!」

汏稀「な、な、なんだぁ!?」

龍剣と汏稀が文字通り「飛び起きた」。しかし、壯助はこんな轟音の最中でもまだ眠っている。「壯助の事はわたし達が起こすから」と、龍剣と汏稀を洗面所に促し、泉が壯助の左に、香奈が右についた。「せーの」で耳を引っ張る。そして聲を合わせ「壯助ー!起ーきろー!」とんだ

壯助「ぎょええぇー!?」

と共に壯助が目を覚ました

香奈「あはは!」

泉「起きたー!」

壯助「なーにしてんだよお前ら!」 

泉「壯助を起こしたの」

平然と泉が言った

香奈「そうそう、ねぼすけの壯助さんはこうやって起こさなきゃ」

腕組みして香奈が同調する 

壯助「ったく、お前らは…はぁ。洗面所、洗面所…」

怒る気力はないのか、ノソノソと壯助も洗面所に向かった

5人は昨日「26時間営業」と書かれた看板を出しているノートン焼き屋さんを見かけていたので、その店で朝の腹ごしらえをした

※このときに気付いたが、この世界は地球とは違って「1日=26時間」と異なるらしい

そして騎士団本部、センターポールへ戻って団長室へ出向いた

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