《チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間》幕間 立花肇
俺は、立花肇。立花家の長男として生まれて、今年で13歳になる。もう中學になっているし、お父さんも俺を跡継ぎにすると言ってくれている。お父さんは、この國會議員でこの街で一番えらいと言っても間違いない。その息子で跡取りだから俺もお父さんの次位に偉いと言っても間違いじゃない。その証拠に、誰も俺に逆らわない。も、同級生の中で一番背が高くて力もある。俺に逆らうやつはもう居ない。大人も俺に挨拶をするし、お父さんに連れられてパーティに行けば全員が俺に頭を下げる。
今日は、來週からのテストの為に授業が午前中で終わって早く帰る事が出來る。山崎や西沢や他の同級生と一緒に帰っている。俺に勉強を教えてほしいということで、この後俺の家で勉強する事になっている。部下の面倒を見るのも俺の役目なのだとお父さんに言われている。
俺の家までは、バスで行けるがバス停を越えた所に車を待たせてある。學校まで來いと言ったが、學校の近くに長く止められる場所がないので、そこに待たせてある。車に乗れない奴らはバスで來るように言ってある。
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バス停に近づいた時に、小さなの子と老婆が並んでいた。同級生たちもその列の後ろに並んだ。そこで、俺の家に著いたら、俺を呼べとだけ伝えて、立ち去ろうとした。
バス停に目をやると、高校生位だと思われる奴らがあろうことか、威嚇しながら橫りをしてきた。先頭にした子が抗議の聲を上げる。
「あ””ガキ何言っているのだ。俺たちは”ここ”に最初から居たよな!」理不盡な事を言い出した。老婦人が、子をかばうように、「あんた達、いい大人がの子を怖がらせるんじゃないよ。」「ババァ何言ってんだ」そう言って3人居た一人が老婦人を蹴飛ばしてころばした。殘りの二人はそれを見て笑っている。「あ”まだ文句があるのか?」一人の高校生がまだ威嚇している。子は、抗議の目線を向けているのが解る。「あ~。俺が格好いいから見惚れちゃったんだね。いいよ。俺のにしてやるよ。どこでも開けば可がってあげるからな」下衆な言葉を発しながら、笑いあっている。「俺にもやらせろよ。」「あぁ俺の後でな。」そんな會話が聞こえてくる。
なんとかしなくてはならないと思って履いても、足が竦んでけない。怖いわけではない。俺が一聲上げれば、あいつらも俺には逆らえない。お父さんのちからもある。俺の方が強いし偉いに決まっている。
そこに、同じ制服を著ている一人の年が歩いてきた。違うクラスだから名前までは解らないが同級生なのはすぐに解る。顔を見たことがある。俺の方を見た。人數も俺たちの方が多いのは見て解る。誰もこうとしていない俺たちを鼻で笑っていきやがった。
子がそれでも何かを言いかけた時に、高校生の一人が手を上げそうになった毆られると思った時に、さっきの同級生が高校生と子の間に割ってった。子に向けて、「ゴメン。橫りしちゃった。」が切れているんだろう。が滲んでいるように見える。「お前誰だ?此奴の彼氏か?」「違う。」「それじゃなんだ。何か文句でもあるのか?」「ない。」「はぁぁぁあ”。お前何言ってんだ。」「臭い。」「あ”」「おい。お前馬鹿にされているぞ。」「おい。正義の味方くん。俺たちはしっかり並んでここに居るんだよ。それをそこのとババァが勝手に勘違いしているんだよ」「・・・」「なぁそうだろう。お前たちは最初から見ていたから解るだろう。俺たちは何も悪くないよな」
俺たちの方を向いて、高校生の一人が問いかけてきた。間違いなく橫りをしたのは高校生で、抗議した子を毆ろうとした。老婆を蹴ったのもあいつらで間違いない。でも、それを言おうとしても、俺の周りの奴らも目を合わせないように伏せて何も言わない。
誰も何も言わないのを良いことに「な。俺たちは何も悪くない。」などと言い出した。同級生は「大丈夫?」子に話しかけていた。無視された形になっている高校生は、同級生の制服を摑んで向かせるようにした。「何?」それだけを同級生は答えていた「お前。やっぱり馬鹿にしているんだろう?」「していませんよ。」「だったらなんだよ」「だって、立場や力が弱い人を権力や力で押さえつけて居る人に何を言っても無駄でしょ。相手にするだけ無駄ですからね」はぁ何言っているんだ?権力や力がなければ何も出來ないだろう?同級生が言っている事が理解できない。無駄。無駄ってなんだよ。俺は無視されるような人間なのか?なんで弱そうな男に無視されるのか?俺の周りの奴らも同じ気持ちに違いない。周りを見ると、俺と目線を合わせないように”さっ”と目線を外す。なんだ、俺だけがおかしいのか?そんな事はない。だったら、大人が俺の言う事に従って、頭下げるわけがない。あいつがおかしいんだ。あいつが悪いんだ。俺は間違っていない。ほら、高校生も同級生の襟首を持ってけない狀態にして、原を毆っている。抵抗しないでただ毆られている。數発毆られた所で、騒ぎを聞きつけた警が笛を鳴らしながら駆け寄ってきた。警が近づいてきたのを見て、高校生たちは我先にと逃げていった。近寄った警に、同級生が何か質問されていたが、立ち上がって、お腹抑えていたがすぐに警と言う立場ある人間の言葉を無視して立ち去ろうとしていた。警もし話をしていたが、そのまま開放していた。並んでいた、子や老婆にも何か話を聞いていた。
そして、同級生は俺たちの側を通り抜ける時に、俺に視線を送ってきた。ひどく侮蔑された様なじがしたまるで、何もしなかった俺が悪いかのように言っているようだった。俺は何も悪くない。警が來ることが解っていたし、立場ある俺が出ていっても警の面子を潰すだけだから、俺は間違っていない。間違っているのは、あいつの方だ。
次の日になって、あいつの名前が解った「神崎凜」というらしい。山崎が調べてきてくれた。弟が2つしたの小學校5年生。父親は、地方新聞の記者をやっている。母親は、タウン誌の編集をしているらしい。問題なのは父親で、お父さんの事を悪く言ったり、不正があると言ったり、何かしらと文句を言っている新聞で記事を書いている。あの父親のせいで、息子の神崎もあんなおかしな事を平気で言うような事になっているんだろう。そうに、違いない。弟はまだそこまでではないようだが、この先解らない。はやいうちにあいつの事を強制しないとダメな人間になってしまうだろう。俺に従っていれば間違いはないって事をわからせる必要があるんだろう。今は、クラスが違うからいいがクラスが同じになったら、しっかり教えないとダメだろうな。
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