《チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間》初めての戦闘

マガラ神殿の転移門トランスポートが起されて、どこかに転送されたようだ。直前に見た地図から考えると、ポルタ村の近くだとおもうが.....。

辺りを見回してみても何も解らない。それは當然だろう、僕は木々に囲まれた中に居る。足元には先程までっていた転移門トランスポートの魔法陣が消えている。これは転送ミスなのか、それとも元々ここが正しい場所なのか解らない。

もしかしたら....「ロルフ!居る?」『ご主人様。何?』「おっ一緒に居てくれるんだね。」『勿論ですよ!。あっっっっっ外に出られたんだ!』「!!びっくりするよ。ロルフどうしたの?」『だってここ外ですよね。神殿の中じゃないですよね?嬉しいぃぃぃぃぃ!!ご主人様!ありがとう!最高!!』

何にそれほど喜んでいるのか解らないが、嬉しそうにしているロルフを抱き上げて、肩に乗せて、頭をでてあげる。『ご主人様....にゃぁぁ馬鹿にしてます?僕は貓じゃないですよ。あぁぁだめそこ気持ちいい。僕、霊で貓じゃないんですよ。あぁぁぁアゴはだめ。』「ロルフ。お前の子なんだって?」『っちっ違いますよ。』「ふぅ~。確認していいの?」『え”何を確認するんですか?』おどおどしだすロルフが可く見えてくる。「そりゃぁ貓なんだし、男の子ならあるだろ!」『ダメ!!エッチ!スケベ!変態!言いつけちゃいますよ!』「それじゃ確認しないから教えて、ロルフはの子なんでしょ?」『・・・・・・・・はい。そうです。僕は型です』「うん。それじゃ僕っ娘屬なんだね。可くていいよ」『へ?僕って言っていていいの?』「うん。いいよ。直せって誰かに言われたの?」『・・・・うん。の子なんだから、私って言いなさいって言われたの・・・。』「そうか、似合っているからいいとおもうよ。僕って言ってもね。」

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マヤを探す旅のお供になるんだから、仲良くしておこう。それに、ロルフが可いのは間違いない。適當に歩くのも問題ありそうだけど、目印がないからしょうがない。適當に歩く事にしよう。安全そうな場所を見つけたら、し休んで現狀を考えよう。どのくらい移したんだろう?一時間位かな。森の中には違いはなさそうだが、開けた場所が見つかった。中央に、丁度いい切り株があり、そこに腰を降ろした。

マヤは死んでしまったんだろうか?でも、マヤは傷もない狀態で寢ていた。でも、服には矢が刺さった後がたしかにあった。寢ているようだった。キスしても暖かさは伝わってきた。でも、突然消えてしまった。マノーラが言うには、死んでいるとも生きているとも言っていない。両方共正しくて、両方共間違っているのだろう。僕は、何日位あそこに居たんだろう?お腹が全然減っていない。

「ロルフ。僕は、神殿に何日位いたの?」『ご主人様は、4日くらいだよ。』「そうか?そういえば、ロルフは食事とか睡眠はどうしていたの?」『睡眠は取るけど、食事は基本必要ないよ。神殿の中なら魔素を吸収していたからね。今は、魔素がないから何か食べないとダメかも知れない。』「4日かぁ.....」そう考えると、急にお腹が減ってくるから不思議だ。確か、魔法の袋マジックポーチの中に、コレトがあったな。これで十分だ。一つ口に放り込む。

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改めて、周りを見る。

遠くに山が見える。山?形がポルタから見える。スネーク山に似ている。それよりも大きく見える。!?もしかして、ここ、イスラ大森林の中?「ロルフ。知っていたら教えてほしいんだけどね。」『?』「今いる場所ってイスラ大森林?」『ん?マガラ森林だとおもうよ。マガラ神殿に流れ込んでいる川が通っている森林ですよ。』「!?それって....イスラ大森林だよ。」『へぇ名前変わっているんだね。知らなかった。』「何。落ち著いているんだよ?ここ魔の巣になっているんだよ」『そうですね。僕でも勝てないような魔も多いって聞きますよ。』「だよね。だったら逃げないと.....」『ダメですよ逃げたら追ってきますよ。ほら.....』

後ろを振り返ると、狼が魔化したワーウルフが3匹。近づいてきていた。!!逃げる隙はなさそうだ。飛びかかられる前に気がついてよかった。『ご主人様。どうします?』「逃げたい。」『多分、逃してくれないと思いますよ。』「だよな。」『だったら戦うしかないよな』

鑑定名前:ワーウルフ(1)真命:力:100魔力:10腕力:120敏捷:200魅力:5魔法:灰魔法(1)スキル:

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同じレベル1なのに勝てる気がしない。違う個を見てみると、レベルの違いでステータスがあがっている。最大でレベル5だ、ステータス的には、ロルフで勝てるだろう。

「ロルフ。一はなんとか倒してみる様に頑張る。他の二を頼めるか?」『たやすきこと。』ロルフはそう言って飛び出していった。可い貓の姿のまま。自分よりも數倍大きい狼を翻弄している。二匹と一匹に分斷してしまった。鑑定して一番レベルが低かった一匹が殘されている。スリングを使ってワーウルフの一匹をこちらに向かせた。対峙した狀態で、短剣を取り出す。近接先頭なんて自はないが....スリングで狙えるような距離じゃない。ワーウルフの後ろ足が沈んだ。目の前に、ワーウルフが飛び込んできた。制を崩したが、ギリギリでわした。ワーウルフは一旦距離を取った。その隙に立ち上がって短剣を構えた。一瞬ワーウルフが姿を消した。『右!』とっさに右方向に短剣を突き出した。”キャン”ロルフの指示だろうか、ワーウルフに短剣が當たった。後ろ足からが出ている。一歩足を前に出す。怖い。怖い。怖い。『ご主人様。上!』短剣を頭の上に掲げる。先程、目の前に居たはずのワーウルフが頭上から口を開けて突っ込んでくる。掲げた短剣に口から刺さった。”ギャ・・”重さで短剣を離してしまった。僕の橫に、口から首に短剣が抜けているワーウルフがピクピしていた。暫くしたら、きが止まった。絶命したようだ....僕の初陣はいつの間にか終わった。

震える手で自分の肩を抱きしめる。助かった・・・・安堵の気持ちがこみ上げてくる。足のちからが抜けて座り込んでしまった。

そこに、二匹を仕留めたロルフが二匹のワーウルフを咥えて持ってくる。

『ご主人様!』「あぁぁ」『僕も倒してきたよ!』「うん。見てないけど、頑張ったね。」

そう言ってやっと力がはいるようになった腕でロルフを抱きしめた。暖かい。生きていると実出來る。

『にゃぁ!そうだ、解しないと、人間は魔核を取り出して使うんでしょ!』「あぁそうだった」

ナイフを取り出して、ニノサから聞いていた様に、ワーウルフを解する。たしか、魔核を取り除けが、魔味しいかどうかは別にして食べられるとの事だった。日本人的な知識だと、は臭くて食べられないとおもうが、異世界補正を期待する事にする。

2匹から魔核を取り出した。鑑定したら、魔核とだけ出た。親指大の魔核だったが、とっておくことにした。その後、ワーウルフをどうしようかと思っていたら、

『ご主人様?持っている魔法の袋マジックポーチ。ちょっと変わっていますよね?』「急にどうした?」『普通はれる出すだけしか出來ないのに、鑑定の力が備わっていますよね?』「??」『ご主人様の萬鑑定見す力とリンクされているように思えるんですよ。』「そんな事まで解るのか?」『ご主人様。僕の事本當にただの強くて可い貓だと思ってません?』「ちがうのか?可いも強いも認めるけど...」『種族的には、霊になるんですよ。魔法の事やスキルの事なら人族よりも優れているんですよ!!』「!!」『もしかしたら、魔法の袋マジックポーチにワーウルフをれたら...』「やってみるか!一匹はまだ魔核を取り出していないけど、そのままれてみるか」『うん』

結果、魔核を取り出したワーウルフは魔法の袋マジックポーチにれた途端に、ワーウルフの皮//蔵/骨に解された。魔核を取り出していないは、そのままワーウルフの死となっていた。死を取り出して、魔核を取り外して、再度いれたら今度は解された。數が微妙に合わない。よく見ると、と言う項目が出來ていた。この項目を見ると食用のとなっていた!!魔法の袋マジックポーチすごく便利な奴に長した!!皮を取り出して見てみると、解の時の傷や戦った時の傷が殘されている。綺麗に倒して、綺麗に魔核を取り出せば綺麗な狀態で解出來ると言う事になる。それにしても、食べられるが分けられたのは嬉しい。

「ロルフ。魔法の袋マジックポーチの中で解出來て、食用のが出來たみたいだけど、食べてみるか?」『うん。食べよう。でも、ご主人様は生では食べないんだよね?』「そうだな。」

森の中だし、大きな火を出すのは問題ありそうだけど、小さな火で焚き火位なら問題ないだろう。落ち葉や枝も沢山あるし....。生活魔法はし練習すればパシリカ後なら使えるようになる。ファイアを使って火種を作って、落ち葉に火をつけた。枯れ枝を炎に焼べながら。どうやって焼こうか考えている。簡単なのは直火だろうけど、そうすると生焼けになりそうだ。そうだ!有った有った。塩は持っていた!後は....

適當な太さの切り株が....有った。『ご主人様。何しているの?』「何ってを焼こうとしているんだよ」『そんなの火の中にれちゃえばいいんじゃないの?』「それじゃ味しくないからね。」『へぇ~そうなんだ』かったいな...。「ロルフ。この切り株の上側に切れ目を差する様に掘れる?」『簡単だよ。』そう言って、切り株の上部に十文字の切れ込みをれた「そうそう。それを真ん中位まで掘れる?」『こんなじ?』「うんありがとう。」

さてっと、切れ込みに燃やした枝が炭になったれて...。周りが焦げてくるけど丁度良さそうだな。全般的になるように炭をれて....。そうな枝を”ウォッシュ”と綺麗にして、ワーウルフのを取り出して、櫛崎にしていく。大きさも刺しながらナイフで調整する。出來たを、切り株の上において、炭火焼き!!

お!意外といい匂いがしてきた。塩をしだけ振って....ぉぉぉ匂いはいい!!

『ねぇねぇねぇ僕にも頂戴。』「さっき生食べただろう。」『やだ、僕もそっちがいい。お手伝いしたでしょ。頂戴!!!』にゃぁにゃぁ言いながら足にじゃれつく。可いなぁすごく癒やされる。「解ったよ。一緒に食べよう。」

ロルフと一緒に、焼を楽しんだ。同じばかりで飽きてしまうかと思ったが、思いの外お腹が減っていたのか、食べられた。まだが殘っているから、また今度やろうと思って、「ロルフ。もういいの?」『うん。すごく味しい。でも、もうお腹いっぱい。ご主人様食べていいよ』「・・・・僕もお腹いっぱいだよ」『えぇ~もったいないよ』「だけどしょうがないよ・・・・。」

まだ串に刺したが4本ほど焼かれていた。火種は今日の夜の事を考えると殘しておきたい。

”ガサ””ガサガサ”

ん?誰か居るのか?ワーウルフが襲ってきた方向から音がした。新手か?短剣を構える。ロルフにも張が走る。リザードマン?全を鱗に覆われていてトカゲ顔と言えば....。でも何か違う。

『(ご主人様。ダメ。勝てそうにない。なんとか抵抗するんで逃げて下さい。)』「(はぁダメだよ。逃げるならロルフも一緒だよ)」

鑑定名前:ドラケアン(16)真命:力:1280魔力:120腕力:670敏捷:980魅力:100

ダメだ勝てそうにない。なんとかならないか.....。

奧に、もう一匹見える。

鑑定名前:ドラゴニュート(20)真命:ヒューマ力:2800魔力:1200腕力:1900敏捷:1500魅力:100魔法:黒魔法(2)スキル:長剣武技(4)

的だ。ネームドモンスターだ....。まだ、向こうは戦闘態勢にっていない。この隙に逃げよう。

「ギュギュギャげギャ」ドラケアンが何か話している後ろにいた、ヒューマが手で制して前に出てくる。

張でがこわばる。ロルフも一歩もけない。ヒューマが持っていた剣を抜いて、地面に突き刺した。

びくっ!張を通り越しそうだ。もう逃げられない。『おい。人間。名前は何ていう。』「!!」『目の前に居るだろう?』「ヒューマさん?」『ぉ!やっぱりお前は話せるんだな。霊を連れているからそうじゃないかと思ったんだよ。良かった。良かった。おいお前たち帰っていいぞ』「!?!?」『あぁそうか、俺はさっきおまえが呼んだ通り、ヒューマ。ドラゴニュートのヒューマだ。人族。おまえは?』「あっはい。リン=フリークスといいます。」『リンだな。リン。そっちは?』「こっちは、僕の従魔扱いになっている、ロルフ=アルセイドといいます。」『アルセイド霊のロルフです。』『おぉやっぱり霊なんだな。それも、アルセイド様の霊だと?』『はい』「!?」『まぁいい。それよりも、リン。なんでおまえ程度の人族がこんな場所い居るんだ?それも、霊を連れて....』「(っひ)・・・」『あぁ悪い悪い。脅しているわけじゃないんだ。ただな、家の長老がおかしな事を言い出してな。それで、俺が見回りを兼ねて廻っていたら、とてつもなくいい匂いがしてな來てみたら、お前たちがうまそうなを食べていたってわけなんだよ』「・・・・え”!」『それ貰っていいか?』そう言って、ワーウルフの串焼きを指差して聞いてきた。「あっ良いですよ。僕達はさっき食べたので....」『そうか悪いな。』そう言って、ヒューマは両手に串焼きを持ってを食べ始めた。うまい。うまい。と連発している。『おい。リン。このはワーウルフのだろ?』「はい。そうです」『なんでこんなにらかく味しく焼けるんだ?里でもたまに焼くけど、外は黒焦げになるし、中は生焼けになるし、これみたいに中までしっかり焼けているのに、外側が焦げていないなんて出來ないぞ。』「あぁそれはですね」炭火焼きの説明を簡単にした。『それは良いことを聞いた。今度里でもやってみるか!』「・・・。」『あまりにもがうまくて、あぁ本題を忘れる所だった。』「・・・」『リンとロルフ。里の長老が會いたいと言っているけど、來るか?』

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