《チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間》もう一つの語.15
リンは、3人に別れの言葉をいわないまま、立ち上がって、ミルとドラウとヒューマが居る所に移した。丁度、ミルの手をドラウが治療している所で、自分がミルを傷つけた事に思い至った。
「ミル。ゴメン。」「ううん。いい。僕でも、リンの為にできる事が有ったのが嬉しい。」「・・・。」
気恥ずかしさから、リンはミルから目線を外した。
「ドラウ。保護した二人に會いたいのだけれどもできそうか?」「まだ、落ち著いてはいないと思います。目覚めたら、リン様の所に連れていきます。」「わかった、僕は、ここに殘る。二人が目覚めたら、連絡を頂戴。そうだな。魔の村よりも、僕が作っている拠點の方がいいだろう。ヒューマ。場所は解るよな?連れてきてくれるか?」「あっ解りました。」
リンは、ミルの方に向いて
「ミルはどうする?ナナに報告に行くのなら送ってやるぞ」「ううん。僕は、リンと一緒に居る。それに、僕は、リンに話さなければならない事がある。」「わかった。それじゃ、俺の家に行くか?片付け手伝ってくれるだろう?」「うん。でも、いいの?僕がっても・・・。」「あぁいいよ。」
「そうだ、ヒューマ。何人か、ポルタ村に送ってほしい。」「わかりました。どのような面子がよろしいですか?」「そうだな。ポルタ村の人たちもあのままにしておくわけには行かないだろうから、それができる面子でお願い。」「解りました。それでどういたしましょうか?」
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「そうだね。は、まとめて、埋葬してあげて、後は、村にってこようとする奴らは捕まえてくれるだけでいいよ。」「捕まえたものはどういたしましょうか?」「う~ん。全員、尋問してから考えるよ。」「わかりました。」
ドラウとヒューマは、一度村の中心まで移してから転移していった。リンとミルは、そのままリンの実家に移した。
リンが前を歩いて、後ろにミルがついていくじでの移になっている。お互いに何を話していいのか解らない狀況であった。
「なぁミル。」「はい。なに?」「あぁなんだ、いろいろ悪いな」「ううん。僕がやりたいからいい。」「でもな。おまえのおかげで冷靜になれた」「そんな事無い。リンなら大丈夫。」「・・・。」「・・・。」
リンの実家に付いた。
「ねぇリン。部屋の片付け・・・僕がやっていい?」「ん?いいけど、どうするのだ?」「壁のとか、そのままの方が良ければ、綺麗にしない。どうする?」「あぁ頼む。綺麗にしてくれ。」「わかった。」
ミルは、灰魔法と黒魔法を発して、を洗い流していく。普段から、返りを綺麗にする時に使っている魔法だ。完全には綺麗にならないが、大雑把にだけど綺麗になるだけでもだいぶ違ってくる。部屋の中を調べる事にした。ミルはリンの後ろについて行った。
まずは、ニノサとサビニの部屋だがそこも破壊されていた。ユウが使っていた部屋も同じだ。リンが使っていた部屋にろうとしたが、ドアを開ける事が出來なかった。理由もわからないので、地下に行く事にした。地下は、リンやユウにはるなと言われている場所だ。る方法は、サビニとユウが殺されたであろう場所からる様になっている。地下に繋がる床板を外して、地下に降りる。ミルが、ライトの魔法を唱えると、明るく照らされた。
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地下には、武と防と魔の素材が大量に置かれていた。リンが持っていた、魔法の袋マジックポーチに持てるだけれてみる事にした。全ておさめる事が出來た。それから、もう一度リンの部屋に向かった。やはりドアは鍵がかかっているように開ける事が出來ないが、リンの部屋には鍵などない。
「これって結界じゃないの?」「結界?」「うん。前にマガラ渓谷を下っている時に、一箇所どうやってもれない場所があって、調べてみたら結界が張ってあって、れなかった、何らかの方法でれるとは思うのだけど・・・。」「結界か・・・ミル。すこし離れて、試してみたい事がある。」「わかった。」
ミルがドアからすこし離れた位置に移した事を確認して、リンは、ドアにれながら”結界解除”の古代魔法を発した。ブゥーンという音がした。リンはノブに手を乗せて開くと、ドアが開いた。
「え?何をしたの?」「あぁ結界解除の魔法だよ。」「え”」「まぁいい。ろう。」「うん。お邪魔します。」
リンの部屋は綺麗な狀態で、魔の村に行く前の狀態のままだった。一つだけ違うのは、リンのベッドの上に一通の手紙が置いてあった事だ。リンは、ミルにベッドに腰掛けるように言って、自分もベッドに腰掛けてから、手紙を読み始めた。それは紛れもなくニノサの筆跡だ。
(リン。アゾレムがここに攻めてくるかもしれない。それは、おまえや村の人間が目的ではなく、俺とサビニが目的である事は間違いない。ユウは逃がそうと思っている。この手紙を読んでいれば、ドラウ殿に認めてもらえているのだろう。古代魔法は、適応範囲は狹いが一つ一つが強力な武になり得る。極めろとは言わないが、使いこなせれば、おまえの目的に必要なになるだろう。俺とサビニが狙われる理由は、おまえにも話しておく、地下に言って、奧にある棚から書類が置かれていると思う。それが狙われる理由の一つだ。そこには、アゾレムの領主とティロンがしている王國への反逆に繋がる証拠が書かれている。それが、王家や敵対するミヤナック/ウォード辺境伯に渡れば、アゾレムは取壊しになるだろう。それだけのだ。この書類を屆けてくれた、ブラウンはアゾレムの所に出りしていたゴーチエに殺された。そして、もう一つがおまえとユウにも関係する事だが、サビには、実は”サビナーニ=テルメン・フォン・トリーア”という。名前から解るように、トリーア王家に連なるだ。現國王の姉にあたる人だ。この事実は、一部のしか知らない事だが、アゾレムがどこからかその話を聞きつけて、おまえとユウを養子によこせといい出していた。勿論、俺とサビニは斷固拒否していた。もしかした、おまえがこれを読んでいるときには、俺は殺されているかもしれない。個のちからが強くても、集団の暴力には、抗う事が出來ない場面は必ず出てくる。リン。おまえは、仲間を増やせ。力がしいのなら、信頼できる仲間を作れ。それから、サビニとユウの事を頼む。リン。おまえの事をしているぞ。)
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(下手くそな文章だな。書類か、後で探しに行くか・・・。)
「ミル。」「なに?」「そう言えば、ミヤナックってどっかで聞いた名前だったけど、それにティロンも・・・。」「え”?」「そうか、ミル。これ読んでいいぞ。」「いいの?」「あぁ問題ない。」
リンは、ミルに手紙を渡した。そこで、改めて、リンはミルを眺める事が出來た。武や防ももうぼろぼろな狀態だ。それに、の傷は綺麗になってるが、さっきリンが付けた手の傷はしっかりと殘されている。一読したのか・・・ミルは、リンの方を向き直した。青い髪の綺麗なの子。青みがかかった目でリンを見つめてくる。
「リン。あのね。僕の話を先にしていい?」「あぁさっき話してくれると言っていた話だな。」「うん。話を全部聞き終えた後で僕を殺してもいい。だから、話だけは聞いてしい。最後まで・・・。」「わかった。」
ミルは、地球での事を話し始めた。自分の両親が、リンの両親と事故を起こした事。そして、殺してしまった事を噓偽り無く続けた。そして、名前を変えて引っ越してきた事。名前を変える前の名字も伝えた。小學校の頃いじめられて居た事。その相手もこの世界に転移している事。そして、それを救ってくれたのがリンである事。そこで一呼吸置いた・・・。
「ミル。本當なのか?」「うん。僕は、事故の後、週刊誌やマスコミに追い立てられて、祖父母の所に引っ越して、養子縁組で名字を変えて、生活していた。」「・・・」「でも、すぐにマスコミにバレて、付きまとわれて、祖父母が死んでしまった。その後で、祖父の教え子の弁護士さんに協力して貰って、いろいろ調べてもらった。リンと同じ高校にったのは偶然ってわけでもないけど、偶然。誰も居なくなって、昔家が有った所に弁護士さんにお願いしてマンションを建ててもらって、そこに住む事にして、近くの高校に編した。」「そうか・・・。おまえも獨りだったのだな」「うん。でも、僕は加害者の娘。獨りになるのは當然の罰。」「それは違う。あれは事故だったのだろう?あの後、刑事がそう説明しに來たぞ!」「うん。事故で処理が終わっているって言っていた。僕の所に刑事が來て車の點検証とかを持っていった」「そうか・・・それなら・・・」「うん。ここからが、リンに話さなくてはならない事。ここまでは、僕の懺悔。」「え?」「ここからの話は、人を貶める事。だから、気にらなければ、リンが持っている刀で僕を切って。僕は、抵抗しない。」「・・・・。」
ミルは、膝の上に乗せた手を握りしめて、話し始めた。それは、リンが知りたかった事だ。
リンは、両親が死んだ理由がわからなかった。酔っ払った車に突っ込まれた上の事故と聞いていた。それで納得しろと言われても無理だ。父親と母親が何かを調べていたのは知っている。
ミルは、話し始めた。自分の両親を庇いたかった気持ちはあるが、それをひた隠しにして、知っている事を話す。両親がアルコールを苦手としていた事。車の事故があまりにも不自然だった事。マスコミや警察が報道しなった事。そして、”悠”という年の事故の話。
「和葉。それは、本當なのか?」「・・・わからない。でも、調べてもらった結果の報告書は貰っている。それから後も調べてもらっている。」「和葉。いや、ミル。悠を殺した10人の名前全員言えるか?」「もちろん。・立花肇・山崎徹・西沢祐太・冴木武夫・川島茂・橋本芳雄・加藤恵一・三塚浩市・細田博行・森中定和。」「そうか、こんな偶然あるのか?」「うん。それで、リン。さっき出た、ミヤナックは、熱川千明。ティロンは、山崎徹。そうしてもう一人、ブラウンは、韮山里穂のこっちの両親だと思う。」「・・・そうか」「それでね。韮山里穂の地球の両親も死んでいる。」「え?」「これは、向こうで里穂に話を聞いたから間違いない。」
リンはすこし考え始めた。ミルにはこの剎那の時間が永遠に続くかと思われていた。
「ミル。俺に協力しろ」「え?うん。僕の全ては、リンの為。なんでもする。」「うん。立花達10人を殺す。いや、殺さない。死ぬ寸前まで追い詰める。自分から死にたいと言わせるまで追い詰める。ミル。和葉。俺に協力しろ。そうしたら、おまえがしいをくれてやる。」「うん。なんでもする。僕がしいのは、リンの神崎凜と共に生きる事。神崎凜に殺される事。それ以外は何もいらない。リンの全てがしい。神崎凜がしい。」「わかった。來い。一緒に、この下らないゲームに勝つぞ。勝って、立花達に絶を植え付けるぞ。」「うん!」
リンは、ミルに手を差し出した。泣きそうな顔で話をしていたミルは、差し出されたリンの手を握って、笑顔を返した。そして、立ち上がらせて、二人で再度地下に降りていった。同じように、ミルがライトの魔法を使った。
地下室の奧に、目的の書類が置かれていた。容は解らないが帳簿の様なや書簡の寫しのようなが挾まれていた。
「これがそうか。」「うん。」「まず、どうするの?」「そうだな。サラナとウーレンに話を聞く。その後で、この書類を”熱川千明”に託す。うまくいけば、アゾレムのちからを削げるのだろう?」「うん。それじゃ、熱川さんには私がコンタクトを取るよ。ニグラに行けば、彼たちが居る場所が解るからね。」「あぁ・・・ん?彼たち?」「うん。茂手木君を除く全員揃っているよ?」「あぁあのメモはそういう意味だったのだな。」「うん。ナナさんに渡しておいたメモ読んでくれたのだね。」「あぁ日本語で書かれていたから、すぐにわかったぞ」「よかった。うん。そう、子は全員、フェムサリム。重久さんの家を拠點に使っているよ。」「そうか、それなら、俺も行くよ。瞳には會いたいからな。」「・・・わかった。靜川さんもリンに會いたがっていた・・・・。」「そうか・・・どうした?ミル?」「なんでもない。」
リンには、ミルが不機嫌になった理由がわからなかった。それが嫉妬だという事を考える事が出來ないでいた。
「ミル。今日は、遅いから、明日からくぞ。」「うん。わかった。それじゃ、僕は村の適當な家を借りて寢るね。」「ん?そんな事、しなくていいぞ。この家を使えばいい。」「え?だって・・・。」「あぁそうか、使えるベッドは俺のベッドだけだな。いいよ。ミルが使えば。俺は、地下に予備の布で寢るから」「それはダメだよ。地下で寢るなら、僕が地下でねる。リンは自分の部屋を使ってよ。」「の子にそんなことをさせたら、俺。ニノサとサビニとユウに殺されちゃうからな。一緒に寢るか?すこし狹いけど?」「え”?」「ってわけには・・「いいよ。僕は、リンと一緒で」」「おぉぉ」
リンは、ミルの勢いに押される形で承諾してしまった。
リンの家には、風呂はなかったが、ニノサが魔や獣を退治して汗だくで帰ってくるので、シャワー施設が作ってあった。地下の防の中には、普段著に使えそうなも多數有った。
二人で、食事の準備をして、順番にシャワーを使った。魔石もまだ使えたので、久しぶりに溫かいお湯でを洗う事が出來た。
何もすることがなかったリンは早々に自分の部屋にって、ニノサが殘した書類を眺めていた。そこに、シャワーから出てきたミルがってきた。ミルが來ているのは、サビニの服だがサイズ的にすこし大きいのかダブっとした印象がある。素材がいいのか、可さは落ちていない。汗や埃で汚れていた髪のも綺麗に洗い流してきていた。リンは、そんなミルを見て、やっぱり可いと素直に思ったが口に出す事が出來なかった。
ミルは、ちょこんとリンの隣に座って、書類を一緒に眺め始めた。
「ねぇリン。この書簡・・・ねぇ聞いている?」「あぁゴメン。」
リンは、ミルを見つめていた自分に気がついた。今のミルの容姿ではなく、小學校の時に助けたの子の事をおもいだしていた。助けたとは考えていなかった、イジメが嫌いだった。ただ自分のわがままだったのだ。それを思い出していた。そして、リンは自分がその子の事を好きだった事も思い出していた。それが、和葉という名前のの子で、白い部屋で自分の話しかけてきた可いの子だって事を繋げて考えていた。弟の事故があって、無理に明るく振る舞おうとしていた自分。その後で、両親の事故があって全てが嫌になってしまった自分。そして、今関わりが深いであろうの子が側に居る不思議な覚。
「って思うのだけど、どう思う。」「あっゴメン。違う事考えていた。何?」「もう。僕の話なんてその程度なの?」「違うよ。和葉のミトナルの事を考えていただけだよ」「え?」「・・・白い部屋で、和葉が話しかけてくれなければ・・・とか、いろいろだよ。」「あっあの時はゴメンなさい。できるだけ、早く行けば、門をくぐることだけを考えていたから・・・。」「え?なんで?」「あっだって、アドラが言うには、この世界は1,440倍の速度だよ?」「あぁそうだね」「1分で、一日進む計算だよ。もし、あそこでグダグダして360分とか過ごしたら、1年近い差が産まれる事になるよ。」「あっ!」「うん。だから、神崎凜君と先に飛び込んで出來るだけのアドバンテージを得たかったの」「そうか、ありがとう。和葉。」「ううん。でもダメだったみたい。あとから、重久さんとかに聞いたら、僕達が門をくぐった後で、アドラがその事を皆に話しちゃって、みんな我先にゲートを潛ったみたいな事を言っていたよ。」「そうか、でも、ありがとう。」
「あっそうだ。ミル。僕のステータス確認してみて!」「ん?いいの?」「うん。」
ミルがリンのステータスを確認した
「え?なんで、えぇぇぇぇ真命が違うし、ジョブも違う。え?なにこの魔法やスキル?異常だよ。えぇぇ?でも、リンだし・・・えぇぇぇ??」「あぁ良かった、鑑定持ちのミルでも見破る事が出來ないみたいだね」「え?なんで、僕が鑑定持ちって・・・え?」「これから話す事は、他の子にもだよ?」「わかった。信頼して、誰にも話さない」
リンは、自分のスキルと眷屬化の話をした。
「え?それって、初代様と同じって事?」「う~ん。そうらしいけど、正直わからないのだよ。」「ねぇリン。もしかして、僕の真命とかも改竄できる?」「どうだろう。やってみていい?」「いいよ。実験してみて・・・」「真命。なんてするの?」「う~ん。『ミトナル=アカマース・テルメン』はダメ?」「ん。いいよ。って、なんでテルメン。ダメだよ」「もう、ダメ。一度いいって言ったから、それでお願いします。改善出來たらね。」「・・・しょうがないな。いいよ。」
リンは、ミルにれながら、ステータスを表示させた(ミル。すごいな。チート能力ってじで長しているのだな。真命に集中して、”隠蔽”を起)(お!出來そう。『ミトナル=アカマース・テルメン』に変更して・・・終了。出來たな。でも、いいのか?これじゃ僕と結婚しているって事に見られそうだぞ。でも、真命だからな。魂の結婚?余計に強そうだな。でも、ミルとなら嫌なじが一切しないな。)
「ミル。出來たよ」「・・・う・・ん。ありがとう。」「どうしたの?顔真っ赤だよ。」「なんでもない。ちょっと疲れちゃったから、今日は寢よう。書類は、他の子たちと一緒に見れば違った見え方がするかもしれないよ。」「あっそうだね。そうしよう。ミル。ライト消して、ミルはベッド使ってね。僕は床で寢るからね。」「ダメだよ。リン。それなら、僕が床で寢る。」「・・・わかったよ。ミル。ベッド狹いから文句言わないでね。」「言わないよ。大丈夫。(むしろご褒!)」「ん?なにか言った?」「ううん。なんにも、リン。おやすみ。」「うん・・・って、ミル。何しているの?」「何って、服いでいるの?」「なに、可く首かしげて、だから、なんで服ぐ必要があるの?」「え?だって、この服しわになっちゃったら困るでしょ?」「困らないよ。だから・・・おい。ミル。下著は?」「え?付けてないよ?」「だから、なんでそんな當然って顔しているの?おまえ出狂か?」「違うよ。そんな変態じゃないよ。(リンなら見られてもいいけど・・・)」「それならなんで・・・。ん?何か言ったか?」「ううん。なんでもない。だって、下著さっきまで著ていたしか持っていないし、洗っちゃったから持ってないよ?」「サビニのヤツがあるだろう?」「・・・ぶぅぅ大きくてダメなの!」「・・・。ゴメン。(俺は小さい方が好きだ。)」「ん?なに?リン?なにか言った?」「なんでもない。」「本當?小さいほうが好きとか聞こえたけど?」「なっ!しっかり、聞こえているじゃないか?って、全で布団にってくるな!寢られないだろう?」「大丈夫。リンなら何されても平気!」「そういう事を言うな。本気にしちゃうだろう!」「本気だよ!でも、子供はまだ・・・リンの復讐が終わるまでは・・・」「あ・・・わかった。こっちに來い。和葉。」「うん。」「今は、これだけだからな。」
そういって、リンは優しくミルを抱きしめてからを優しく合わせた。
「うん。」「リン。おやすみ。抱きしめていて・・・お願い。」「わかった。」
ミルはあっという間に寢息を立て始めた。いろいろ張していただろう。リンに抱きしめられて安心したのか、それとも、違うなのか、今のリンにはわからなかった。でも、腕の中でリンに寄り添いながら眠り、ミルがおしいと思ったのは間違いない。
そして、怒濤の一日を過ごしたリンも目をつぶって、意識を手放した。
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