《チート能力を持った高校生の生き殘りをかけた長く短い七日間》幕間 ギルド職員の一日
私は、貓族のレーゼル。リン様の最初の奴隷だ。いや、だったと言うべきなのか。すでに解放されている。リン様の奴隷になれた事をすごく謝している。私達は、別に奴隷の分のままでも良かったのだ、これは、私だけのではなく、最初に奴隷になった全員の意見だ。実際に、私以外も奴隷の時に嵌めていた首を今でも持っている。私は、アルマール様にお願いして首を腕に加工していただいて、常にしている。この腕は、私の寶になっている。
今の私は、ニグラ支部を離れて、マノーラ神殿にあるギルド本部で付の総括として勤務している。
これが、最初に思っていた以上に忙しい。このギルド本部の付は総勢55名の大所帯になっている。なんでそんなになっているのかと言えば、リン様のお膝元であるマノーラ神殿のギルドで、研修を行って、そこで研修後に各地のギルドに行くことになっている。私は、付業務に関しての教習も擔當している。その上、職業訓練校でも付に関する教習も擔當している。
凄まじく忙しいのだ。実際、同期と言うべきイザークやカール、ブルーノ、ホルスとも會えていない。レマーとも會えていないが、犬族と戯れるつもりはないので別に気にならない。妹のウィンザーも忙しくしている。同時にリン様の奴隷になって、今は、ヘルダー夫妻の娘のミーシャと一緒に學校の寮を取り仕切っている。獣人だと言うことで苦労しているのかと思えばそうでもなくミーシャと仲良くやっているようだ。困った事に、リン様のお嫁さんになる事をまだ諦めていないことだけだ。
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マノーラ神殿のギルドは、24時間開いている。その為に、ギルド職員も3代で勤務する事になっている。私は、すでに付業務に出ることはない。空いている時間はなるべくギルドに行く様にしている。
當初約束されていた事はまだ継続している。ギルド職員としての職務で得る給與の他に依頼達時の報酬の一部還元や、食住の保証までしてくれている。イリメリ奧様やアデレード奧様に話をして、なくても私達だけでも止めてもらっても問題ない事を告げたが、帰ってきた答えは、「”リンが続ける”と話している」だけだ。私達もそれ以上はいう事が出來ない。
それにしてもグレードを落としてもらってもいいのだが・・・・。私に與えられた部屋はギルド本部の近くにある。職員の寮の一室だ。最初、リン様から『一軒家でもいいよ』と、言われたが、すこし離れている事や一人で住むのに、あまり広い部屋は好きではなかったので、寮の一室にしていただいた。走り回るのが好きな犬族のレマーは、最初郊外の一軒家にしたようだが、今では私の、隣の部屋にっている。笑い話しにもならないと怒っていた。レマーもすでに両親は他界している。私と同じで兄妹は居るが、両親が他界した時に、その兄たちがレマーを奴隷商に売ったのだと言っていた。よくある話なので驚きもしなかったが、この兄たちはその後が酷かった。レマーがギルド職員だと解ると、レインの無心に來た。これは、リン様の命令により、クローネやマリノが撃退した。それでも諦めきれなかったのか、何度もギルドに來ては、ちょっかいを出してきた。そして、レマーがマノーラ神殿に一軒家を持った事を知った兄たちは、本部やニグラやマガラ支部ではない所で、レマーの名前を出してギルドカードを手したようで、マノーラ神殿にまで來て、レマーの一軒家にり込んでしまったよだ。ミル奧様に相談したのが悪かったのか、その後にマヤ様も絡んできたのが悪かったのか・・・。詳細は、闇に葬った方がいいだろう。すったもんだが有って、レマーは私の隣の部屋に住む事になった。事の顛末を相談した。タシアナ奧様がブラックリストの強化をしてくれて、何か問題があった者のギルドカードは永久に申請出來ないようになった。そんな部屋だが、設備がニグラの一般的な住居とは違っている。各部屋に足をばしてる事ができるお風呂があって、キッチンも魔道が揃えられている。冷魔庫も備え付けられているので、食材の買いだめなんかもできる様になっている。その上、寮の出り口にはギルドカードの読み取り裝置が付けられていて、出が許可されていないと結界を通る事が出來ないのだ。食事も、寮の食堂で出されるなら無料で食べる事ができる。これは、フェム奧様やルナ奧様が作った試作品が出される事が多く、私達がそれを試食してレシピとして完させていく、夕ご飯にはデザートも一品以上つく。初めて、寮にった娘は、デザートだけでして泣いてしまう事もある。
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昨日の夜も味しい夕ご飯を食べて、その後の鍛錬も行った。ゆっくり目覚めた朝だが、今日も一日が始まる。
今日の予定は・・・そう思って、ベッドサイドにある魔道にれる。この魔道もタシアナ奧様が作られたで、試作品と言っていた。ギルドカードと連していて、個人の予定が表示されるようになっている。
私の今日の予定と関係する人の予定が表示されている。午後に、ミル奧様が訪ねてこられる以外の用事はなさそうだ。本部では、いくつか會議や商談がっているが、私がでなければならない様なものではない。
今日は、ギルド本部に詰める事で問題なさそうだ。ミル奧様も用事次第では、私が呼ばれる事もないだろう。
さて、今日もリン様とのつながりである腕をして、業務を行いましょう!
っと、気合をれてきたが、午前中は本當にやることがなかった。貯まり始めている書類を処理して過ごした。晝過ぎになって、付の代が行われるので、その場立ち會う事になった。引き継ぎ事項がある場合には、しっかり引き継がなければならない。これは、ギルドが始まってから決まってやっている事だ。常時10~15名が付業務を行っている。裏方も5~10名規模だ。これだけの人員を効率よく配置するのは、私ではまだ出來ない。サリーカ奧様やイリメリ奧様が毎月シフト表を作ってくれる。いずれ、私が行って、私も誰かに教えなければならない。最近になって、シフト表の草案を作らせていただいている。それをベースに、サリーカ奧様とイリメリ奧様が正式なシフト表にして頂ける。お二人から、もうすぐ全面的に任せても大丈夫だろうと言われている。心配でもあるが嬉しくも思っている。午前中処理していた書類も休暇申請やシフトの依頼がほとんどだ。
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午前中の靜けさが噓のように、午後の業務は忙しかった。最初に発生したのは、馬鹿な貴族が何を勘違いしているのか、ギルドにやってきて、自分を特別扱いしろと言い出した事だ。そんな話も毎月數件発生する定番のお約束の様なだ。特に、最近になってトリーア王國以外の國からも貴族が訪れる事が多くなって、そういう問題が発生していた。
この貴族は、フランクール王國の子爵を名乗っていた。新人の付に食って掛かっていたので、丁重に説得して、付スペースとは別になっている特別窓口(俗稱:クレーム窓口)にて対応する事になった。これは、ルナ奧様の提案で最初は別部屋に案して話を聞く事が多かったが、それだと、後であることないこと言いふらす馬鹿が出てしまうという事で、理不盡な事を言い出す人間用に、衝立をしただけで、他のギルド職員だけでなく訪れた人にも認識できるようにした。他人の目があると急に冷靜になる人が多いので、功したが、今回の様に自分の正義を信じている人にはあまり意味がない。
新人の付と一緒に、子爵の話を聞く事になった。この人がんでいるのは、先日やはりギルドに依頼を出された、フランクール王國の男爵よりも上等な魔の剝製をすぐに準備しろと言う事だ。完全に裏ギルド案件だが、注はあくまで表ギルドの仕事だ。通常と同じように、依頼を出してくれれば問題はない。この人はそれでは満足出來ないようだ。要約すると、自分は偉い。その偉い自分の為に、働くのは當然の事。自分が頼んでいるのだ、それを他の人間と同列に扱うのが許せない。そういう事なのだ。ため息しか出てこない。イリメリ奧様の作られたマニュアルでは、そういう依頼者の依頼は、問題になる事が多いので、丁重にお斷りする事になっている。すこしだけ席を外して新人に確認をしたら、提示された依頼料が安かったので、それではけてくれる冒険者はいないかもしれないと指摘したのが始まりだったようだ。そこで、依頼票を持ってこさせて、容を確認した依頼容は、『ワイバーンの生け捕りと調教』となっていた。それで依頼料が、銀貨30枚とかふざけた事を言っているようだ。頭痛くなって來た。新人の言っている事が問題では無いようだ。そこで、子爵が言っている、男爵の依頼を確認してみた。依頼は、すぐに見つかって確認をした依頼容は『屋敷の壁に飾る為の魔の剝製』で依頼料は金貨1枚だった。まぁ妥當だろう。裏ギルド案件になっている。その為に、多分だけど、金貨の価値以上のを提供してしまったのだろう。この辺りは、今サラナ様やウーレン様と調整を行っているがなかなか難しいようだ。なんにせよ話は解った。この子爵が馬鹿だって事が解れば十分だ。その後、話をお聞きしてギルドとして対応しますが、依頼達は難しいと伝えて依頼を諾した。そして、この依頼に関しては、裏ギルドに回さないこと事故依頼として取り扱う事になる。掲示板にられたまま放置する事になる。何に満足したのか解らないが、子爵は帰っていった。新人には、この件を報告書にまとめるように言った。
馬鹿との話が終わって、部屋でお茶を飲み始めた時に、ミル奧様が來られたと連絡がった。ミル奧様は、何か高難度の依頼がないか確認しにいらしたようだ。現在、ミル奧様にお願いするような依頼がない事を告げると、また來ると行って出て行かれたそうだ。多分、裏ギルドにでも行ったのだろう。対応した付に、私への伝言を預けてくれたようだ。ミル奧様からの伝言は、どこから話を聞きつけたのか、さっきの子爵家に関する報だ。軽く調べたら、不正を行っていそうだから、すこし調べてみるという事だった。これで、子爵も終わりだな。ミル奧様は調べるのが苦手だと言っているが、それは奧様方の中で苦手だっと言うだけで、一般に照らし合わせてみれば十分な果を出してくる。
一時の休憩の後でまた問題が発生した。冒険者同士のいざこざだ。ギルドとして、ランク付けを行っている。このランクはギルドに対する実績をベースに考えられている。その為、生まれや経験は関係ない。唯一考慮されるのが、守備隊などで実踐の経験がある場合だが、この場合でも下位のランクから開始してもらう。これに不満を持つはなくないが、納得してもらっている。今回も、今までと同じように説明して納得して登録しているのだと思っていた。それも、マノーラ神殿のギルドでは新規登録は基本していない。それも、マノーラ神殿に來るためには、支部でギルドカードの登録をして、それを使ってゴッドケープ島の出島に移して、それから、マノーラ神殿に移する事になる。よほど特別な理由がない限り、この経路で移している最中に仮カードから正式カードに移行してもらう事になる。しかし、貴族の護衛をしていて、マノーラ神殿でギルドカードを発効する場合もある。しかし、この場合でも冒険者登録ではなく、分証として登録だけになる。この人は、商人の護衛としてやってきて、儲けられると思ったのか、ギルドに冒険者として登録する事をんだ。それはよくある話で、大抵の場合はランクが下位でもブツブツ文句は言うがすんなりと登録を諾する場合が多い。この人は、護衛の隊長を何度もこなしているので、俺が最低ランクからのスタートはおかしい。偶然居合わせた獣人のパーティを指差して、そんな奴らよりも、俺のほうが強いからランクを上げろと言いだしたのだ。ランクがあがっても取り立てていいことはない。唯一あるのが注できる依頼の數が増える位だ。ランクに寄って注できる依頼の種類が増えるような事もない。迷宮ダンジョンへの場の制限だけはしている。これは、死亡事故に繋がる事を割けるためだ。なれないまま高レベルの魔が居る迷宮ダンジョンに潛って死亡されてしまうのを回避する為に取られている措置だ。この人の様な人間は、自分の限界を理解しないまま迷宮ダンジョンに潛って死亡するのだ。死亡してくれればまだいいが困るのが怪我をして難癖を付けてくる事がおおい。子爵と同じように特別窓口クレーム窓口に移してもらって話をする事になった。よほど、自信が有ったようだったので、それを証明していただければ、ランクをあげますと約束した。この手の人間は、自分が特別扱いされたと思えば納得する場合が多い。無茶な事をして、怪我や死亡してもギルドに文句を言わないという誓約書だけわしてもらって、低ランクでも迷宮ダンジョンにられるようにした。実際には、他にも施設の利用制限とかもあるが、それは言われていないので、制限を解除しなかった。多分、この人は無茶をして早々に怪我をするか最悪は死亡するだろうと思ったが、それ以上は関與しない事にした。人の名前と同時に登録しに來た人達を報告書にまとめるように対応した付に頼んでおいた。次に問題をおこしたら、ブラックリストにしなければならない。その為の報共有だ。
依頼の登録と冒険者と來たら、次は商人だろうけど、商人は”利に聡い”ので、問題になる事は殆ど無い。私も、まとめられた報告書をさらにイリメリ奧様に提出する書類にまとめる。ここ暫く、ギルド側の不手際による問題もなくなってきた。問題點や発生した事を共有するだけで意識も大分変わってくる。なにより、私を含めて今の職場に誇りを持っている。その為に、言われた事をするだけではなく、よりよくする為に考えて行している。
今日は夕方までギルド本部に居る事にした。その後、數名の新人と食事に行く事にした。これも必要なことだと教わった。
部屋に帰ると、珍しくウィンザーが來ていた。今日は久しぶりに、姉妹で近況を話しながら広すぎるベッドで一緒に寢る事にした。
反逆者として王國で処刑された隠れ最強騎士〜心優しき悪役皇女様のために蘇り、人生難易度ベリーハードな帝國ルートで覇道を歩む彼女を幸せにする!〜【書籍化&コミカライズ決定!】
【書籍化&コミカライズ決定!】 引き続きよろしくお願い致します! 発売時期、出版社様、レーベル、イラストレーター様に関しては情報解禁されるまで暫くお待ちください。 「アルディア=グレーツ、反逆罪を認める……ということで良いのだな?」 選択肢なんてものは最初からなかった……。 王國に盡くしてきた騎士の一人、アルディア=グレーツは敵國と通じていたという罪をかけられ、処刑されてしまう。 彼が最後に頭に思い浮かべたのは敵國の優しき皇女の姿であった。 『──私は貴方のことが欲しい』 かつて投げかけられた、あの言葉。 それは敵同士という相容れぬ関係性が邪魔をして、成就することのなかった彼女の願いだった。 ヴァルカン帝國の皇女、 ヴァルトルーネ=フォン=フェルシュドルフ。 生まれ変わったら、また皇女様に會いたい。 そして、もしまた出會えることが出來たら……今度はきっと──あの人の味方であり続けたい。王國のために盡くした一人の騎士はそう力強く願いながら、斷頭臺の上で空を見上げた。 死の間際に唱えた淡く、非現実的な願い。 葉うはずもない願いを唱えた彼は、苦しみながらその生涯に幕を下ろす。 ……はずだった。 しかし、その強い願いはアルディアの消えかけた未來を再び照らす──。 彼の波亂に満ちた人生が再び動き出した。 【2022.4.22-24】 ハイファンタジー日間ランキング1位を獲得致しました。 (日間総合も4日にランクイン!) 総合50000pt達成。 ブックマーク10000達成。 本當にありがとうございます! このまま頑張って參りますので、今後ともよろしくお願い致します。 【ハイファンタジー】 日間1位 週間2位 月間4位 四半期10位 年間64位 【総合】 日間4位 週間6位 月間15位 四半期38位 【4,500,000pv達成!】 【500,000ua達成!】 ※短時間で読みやすいように1話ごとは短め(1000字〜2000字程度)で作っております。ご了承願います。
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