《小さき蒼雷の魔法使い》第二十話「ライガVS厄災龍」

「しまった!?」

ライガとアジ・ダカーハの激闘の中ライガは何かいい方法がないかと思い意識をしだけ離した隙を狙われてしまったのだ。

「(やられた...こんなミスをするとは...

ここまでか...)」

後悔したその時...頭のなかに様々な知識が突然流れ込んできた。

視界に見える世界がゆっくりになり、今この瞬間にやるべきこと...力の使い方、そして、敵を倒すイメージ。

「スキル蒼雷神!」

ライガのなかにある神力の一部分が解放されたのだ。

その影響でライガのステータスはこのようになっていた。

ステータス

名 前:ライガ

種 族:    ?

 別: 男

年 齢:  3

レベル:    46

職 業:___

稱 號:転生者,探索者,魔導師の子

拳聖の子,雷帝

水神龍に認められし者

人外

???

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___________________

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ステータス

 力:5,235,360/5,235,360

魔 力:6,135,330/6,135,330

狀 態:蒼雷神(纏)

魔 法:蒼雷神,時空神魔法

スキル:纏い(霊),鑑定,危険察知

神・霊・魔力

魔自然回復力上昇

加 護:水神龍の加護

創造神の加護

契 約:不死鳥フェニックス(カレン)

メール:信なし

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___________________

こうして、ライガは人外への道を進み始めていた。

この間の話はいずれ機會があれば話すことにする。

それよりも今は目の前の敵を倒すことが先なので集中することにしよう。

アジ・ダカーハは現在上空にいた...

ライガを警戒しているのだ。

「中途半端にダメージを與えたから警戒されたか...失敗したな。」

ライガは焦らずこの戦いを楽しむ余裕が出來ていたのだった。

対するアジ・ダカーハはステータス自はライガにステータスでほぼ対等であっても、洗脳...られているために実力を充分に発揮出來ていなかった。

「...そろそろ、終わりにするか。

(...正直、やりすぎちゃったから帰りたい...なんで、しだけお互いに手合わせ?しただけで周りが焼け野原みたいになってるいるのか。)」

ライガの魔法とアジ・ダカーハの魔法が錯し、暫しの靜寂が訪れている時...街の人々は1人年に命運を託し時の流れを見守っていた。

そして、最後の攻撃をお互いに放ち大地が抉れ、風が吹き荒れた。

その衝撃は辺境であるにも関わらず王都や近隣諸國の一部にまで及んだ...

後にこの戦いは、過去に例を見たことがない魔の氾濫スタンピードとして語り継がれた...

1人の小さき蒼雷の魔法使いが皆の窮地に現れ、事が終わると姿を消してしまったが、平和をもたらしてくれた英雄と...

そして、時はし遡り、ライガとアジ・ダカーハの魔法がぶつかったあとのこと...

お互いの魔法の余波で焼け野原が...更に深いクレーターに進化していた。

おまけにクレーターの中央には何故かが倒れていたっ!

「...おい...なんで...戦いが終わったら...の子が倒れているんだ...

と、取り敢えず...カレン!!」

「どうしました?」

空から降下してきたカレンは見ただけで事を把握し、ライガへと同の眼差しを送るのだった...

「...おい、なんだ?その目は。」

「...いえ、こんな可らしいの子を...」

の子を!なんだよ!続きを言え!」

「戦いどさくさに紛れて何したんですかねぇ?」

「俺は何もやってない!」

こんなやり取りをしていると戦闘の跡地に冒険者がやってくる様子がじ取れた。

「もういい、取り敢えずここを離する!

カレンはの子を頼む。」

「分かりました。」

そう言ってカレンは炎を巡らせた。

次の瞬間には人の姿となっていた。

「えっ?人の姿になれたの?」

「はい。なれますよ?

そんなことより早く逃げないと手遅れになりますよ?」

「分かってるよ...カレン捕まって。

転移!」

そして、ライガは跡地から消えた...

その後、冒険者が跡地にたどり著き戦闘の凄まじさの象徴である巨大クレーター、そして、魔境の森の一部が無くなっている景を確認していた。

「これがSSS級魔年の戦いのあとなのか...」

冒険者のうちの1人であるサントスは現場を確認しに來たのだが、それ以上のことは誰1人として言えなくなっていた...

ウィドもまた途中から離れた位置で最後の戦いを見ていた。

そして、途中で捕まえたガイヤと共に現在はサントスと合流するのだった...

「サントス!無事だったか!」

「ギルドマスター!

俺たちは何とかなりましたよ。

しかし、今回の魔の氾濫スタンピードはどうなってたんですかね...」

率直にギルドマスターのウィドへと聞いてみるが、やはりウィドは首を橫に振り知らないようだった。

「...そうですか...では、魔族の方はどうなりました?」

「奴等は最後の化けの出現後すぐに逃げた...もしかしたらあの魔の正を知ってるのかもしれんのぅ...」

そして、冒険者たちは空を見上げ生き殘った喜びを噛み締めるのだった。

やがて時は過ぎ冒険者たちはルーベンスの街へと帰還した。

街では領民や低ランクの冒険者たち、そして、商人が帰ってきた者達へと謝を送り迎えた。

「...これは、領主の仕業ですかね?

正直今回はあの名も知らない年が居なければこの國は終わってたと思いますがね。」

サントスの2つの指摘はウィドや他の冒険者たちも同意した。

「そうじゃな...あの年?年だったかのぅ?」

「...多分年ですよ...遠くだったので微妙ですが。」

そう、ライガは街から遠く離れている上、年齢的に言えば小さいので仕方なかった。

やがて、し進むと馬車がこちらへ向かってきた。

そして、中からはルーベンスの街、領主のバルトが降りてきた。

「ウィド!そして、冒険者諸君。

良くルーベンスの街を守り抜いてくれた。

ルーベンスの街の領主としてまた、1人の人として禮を言う。

ありがとう。」

領主の言葉により街全がお祝いとなったのだった。

そして、時は過ぎライガたちは宿に居た。

倒れていたを取り敢えず寢かせるためベットがある場所と聞いて、宿しか思い浮かばなかった。

「カレン...どうする?、この街にいるといろいろと不味い気がするんだが...」

「しかし、ばれては居ないでしょう。

戦いも大分距離がありましたからね。」

確かにばれてはいないと思うし大丈夫だろうがいつまでも居るわけには行かない。

何より、母さんと父さんにどう説明しよう...

「まあ、いいか...それよりも、カレン。

お前人の姿になれたんだな。」

そう、今のカレンは赤い髪を肩までばした姿で、目も赤い。

顔は整っており...簡単に言えばだった。

「はい。とれましたよ?鑑定を持っていると言っていたので、てっきり知っているものと思っていました。」

そういえばカレンに鑑定を使ったことないな。

だが、今見ることでもないだろう。

と言う訳でカレンのステータスはまた今度にしよう。

そんなことをしているとベットの方から聲が聞こえた。

「...んっ...こ...こ...は?」

そして、が目を覚ましたのだった。

どうも、皆様柊☆黐です。

皆様お読み下さりありがとうございます。

お気にり登録といいね!の通知が來るのが嬉しくて補充期間とか言いつつ今のところ執筆作業が進んでいる作者です。

皆様本當にありがとうございます。

引き続き宜しくお願い致します。

さて、魔の氾濫編も殘すところ僅かとなりました。

戦闘自は終わったので後はその後みたいな話です。

お楽しみ頂けると幸いです。

それでは、次回第二十一話「の正」でお會いしましょう♪

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