《小さき蒼雷の魔法使い》第二十六話「霊の王」

魔境の森広場が朝のしに照らされライガは目を覚ました。

「...ん~...」

実はライガは朝が弱かった...仮眠なら関係は無いが、ぐっすり寢た後では頭が働いてないのだ。

寢ぼけたまま上を起こそうとしたら...

けなかった。

そこで、ライガは完全に目覚め違和に気付いた。

寢袋の中を確認すると抱きついたままぐっすり寢ているシオンが幸せそうな顔で寢ていた。

「...シオン。なんで、俺の寢袋に...」

まあ、いいか。

寢かしておくとしよう。

ライガは軽くかすために魔法で造形した雷槍を最初はゆっくりと馴染ませる様にかした。

その後、しずつ速度と切れを上げていった。

そして、き続けること約30分ほどたった頃、カレンが起きてきた。

「おはようございます。主人。」

「おはよう。

起きたなら朝飯の準備をしよう。」

ライガは魔法を解き魔法袋から昨日の夜の殘りや食用植を出して準備に取りかかった。

「カレン。

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取り敢えず、先にシオンを起こしてくれ。」

「分かりました。」

カレンはシオンの寢袋に近づくと誰もっていない事に気がついた。

「ああ、悪い。

言い忘れてた...シオンの奴は俺の寢袋に居るから。」

...全く、シオンは主人の寢袋で寢るなんて...

「シオン!朝ですよ?」

「...んっん~...あとちょっと...」

「...はぁ~仕方ないですね。」

そして、カレンは魔力を溜め始めた。

「スキル、炎熱作。」

カレンがスキルで炎を作り出し、寢袋の周りを溫め始めた...しずつ火力を上げて。

...さあ、早く起きないと大変なことになりますが、いつ起きますかね。

「...んっ~...暑い......zzz」

まだ、起きませんか...早くしないと主人が來てしまいます。

こうなったら...さらに火力上昇です!

「......んっ~ん......暑いです!」

シオン汗だくになりながら寢袋の中から這い出てきた。

カレンは急かさずスキルを消し、何事も無かったかの様に振る舞った。

「おはようございます。シオン。

どうしたんですか?そんなに汗をかいて。」

「...いや、寢袋の中が急に暑くなったような気がしたんだけど...」

「気のせいじゃ無いですか?

外は涼しいですよ?」

「お~い!カレン?シオンは起きた?」

2人の會話を遮るようにライガの聲が聞こえてきた。

「シオン、朝飯です。

しかし、その格好では良くないので、早く直ぐそこの川へ行ってきてください。」

「うん。...わかった。」

シオンは川の方へ移してカレンはライガの元へ戻った。

「カレン?シオンは?」

「シオンなら川へ支度に行きました。

直ぐに戻ってくると思います。」

「分かった。」

そんな事を話していると、こちらへと向かってくる存在があった。

主人!何かがこっちへ來ています。」

「...あ~...確かに來てる。サラが。」

「來ちゃいかんのか!」

「いやいや、早いなと思って」

サラはいつもより早く起床し龍の速度で飛んできたのだ。

しかし、次の一言で皆に張が走った。

「今回はまずお主ら3人のステータスを確認してからじゃ!

霊王が本當に呪封印をけ閉じ込められているならそれ相応の奴がいる可能がある。

故に、力の足りないと判斷した者は連れていけない。」

なるほど、霊王との戦闘があるかも知れない上に、結界をかけた奴も居るかも知れない。

後者の方は、考えてなかったな...

俺ももうし考えないと。

「まずはカレンからじゃ!鑑定!」

ステータス

名 前:カレン

種 族:不死鳥

 別: 

年 齢: ?

レベル:13500

稱 號:炎を司る者

不死者

英霊

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___________________

ステータス

 力:51,268,330/51,268,330

魔 力:10,165,350/10,1365,350

狀 態:人化

魔 法:炎神魔法

スキル:炎熱創造

鑑定,危険察知

炎熱・霊・魔力

人化,炎化

魔自然回復力上昇

一週間復活

契 約:ライガ

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___________________

「うむ、これなら大丈夫だろう。

だが、ライガから聞いた霊王のステータスと比べるとあまり差がない。

気を付けることじゃ!

次!シオン」

ステータス

名 前:シオン

種 族:厄災神龍

年 齢:???

レベル:   195

稱 號:厄災を司る者

天災地変を起こす者

SSSランク

次のページへ→ 1

___________________

ステータス

 力:50,985,450/50,985,450

魔 力:24,876,080/24,876,080

狀 態:人化

魔 法:暗黒,獄炎,暴風魔法

スキル:危険察知,毒

魔力作,魔自然回復力上昇

龍魔法,人化

←前のページへ 2

___________________

「シオンはギリギリじゃ...

連れていくことは出來るが危険じゃ。

まあ、大丈夫だろう。

最後にライガは大丈夫な気がするが一応...」

ステータス

名 前:ライガ

種 族:    ?

 別: 男

年 齢:  6

レベル:   150

職 業:___

稱 號:転生者,探索者,魔導師の子

拳聖の子,雷神

水神龍に認められし者

不死鳥に好かれし者

厄災龍に好かれし者

人外,不老

???

次のページへ→ 1

___________________

ステータス

 力:155,235,360/155,235,360

魔 力:96,135,330/96,135,330

狀 態:なし

魔 法:蒼雷神,時空神魔法

スキル:纏い(魔・霊・神),鑑定,危険察知

神・霊・魔力

魔自然回復力上昇

全能力向上

加 護:水神龍の加護

創造神の加護

契 約:不死鳥フェニックス(カレン)

メール:信なし

←前のページへ 2

___________________

「のう...ライガ。

お主はいったいどこへ向かっておるのじゃ?

霊王なんぞ片手間で倒せてしまうのうぅ...)

まあ、全員合格じゃ。

我の背中へ乗れ、飛ぶぞ!」

3人の鑑定が終了し全員で霊王の元へ向かうことになり、サラの背中に乗り飛び立った。

どうも、皆様柊☆黐です。

皆様、今回もお読み下さりありがとうございます。

そして、良かったらお気にり登録といいね!をよろしくお願いします♪

今回は3人のステータスを確認するための回でした。

...ステータスを出したかったのですが書くタイミングが見つかりませんでした...

さて、次回は第二十七話「霊王の解放」でお會いしましょう♪

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