《小さき蒼雷の魔法使い》第二十七話「霊王の解放」
今回の本編は短めです。
次回からの関係ですので、ご了承下さい。
それでは、本編です。
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晴れやかな空の下、現在俺たちはサラの背中に乗り魔境の森の上空を最深部へ飛んでいた。
「サラ!そろそろ著く!」
「分かっておる...莫大な魔力の塊が覆われておるの。」
普段の魔境の森であれば弱い魔から強い魔まで様々なのがいるはずなのだが...最深部に行くにつれ魔が居なくなっていく。
そして、目的の場所が見えてくると飛行速度を落とし著地制にった。
ライガたちは飛び下り、サラは著地寸前で人化し地面に降り立ち、それを見た。
「これは、禍禍しいの...
見た目は凄く綺麗なのだが...」
「解放は出來そうか?」
「まあ、やるだけやってみるが...期待せぬことだ」
ライガたちはし離れたところで見守る事にした。
「主人...大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だと信じたいがな。」
「私は面倒ごとに巻き込まれていく気がするよ。
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ライ君が...」
「確かに嫌な予はする...何事もなければ良いが。
木に隠れてみるか...」
そんな話をしているうちに、サラは結晶に近付き結晶を改めて観察した。
「ライガから聞いた通りじゃの...
一先ず、効くか分からんが、高位の聖魔法を試して見ようかの。」
(聖魔法、解呪ディスペル
サラが魔法を使用すると結晶を中心に地面に魔方陣が広がりが結晶を包み込む。
徐々に結晶の縁にが集まり解呪使用とした...
そして、しずつだが結晶のにいた呪いの霧が消えていった。
そのまま、結晶も下からヒビがり崩れ去り、中から霊王が現れた。
「...ここは、人間界か...」
巨大なをかし、狀況を理解するためだろう周りを見渡した。
霊王は長5メートル黃金の鎧をにつけたおじさんだった。
そのとき霊王は近くに居るサラを見つけた。
「俺を助けてくれたのはあなただったか...
サラスヴァティ」
「お主ともあろうものがなんてざまじゃ。」
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「面目ない...それからそっちの木の影にいる3人はなんだ?」
サラと話をしていた霊王は突然木の影に隠れてみた3人について聞いてきた。
「ん?ああ、お主を見つけて我をここまで連れてきた奴らだ。
ライガ!何してるんじゃ?こっちにくるのじゃ。」
チッ...なんでばれた...隠はまだまだなのか?いやそんなはずは...
仕方ない、ばれては出るしかないな。
「シオン、カレン。
ばれたから出る...2人とも行くよ」
3人が姿を現した瞬間、霊王は無意識に數歩下がり、鑑定結果に目を疑った。
(おいおい、あいつら俺以上に強いぞ...
特に真ん中のワケわからんやつステータスがおかしい)
「お主も恐怖をじるのかの?」
「サラスヴァティ!なんてやつらと知り合いなんだ!」
「そんなこと言われても困るのぅ。」
「それに、不死鳥まで...久しぶりだな」
霊王は不死鳥...カレンに気付き聲をかけた。
「はい。お久しぶりです。霊王。」
「まあ、の対面を邪魔して悪いが、何があったか教えてくれる?」
このままでは話が進まないと思ったライガは話に割り込むことにした。
「ん?そうだな。...」
ある日のことだ、霊界で日課の散歩をしていたときのこと。
突然魔方陣が現れた...恐らく強制召喚だったのでは無いかと思うが使われた。
そして、召喚された場所は辺り一面が黒だった。
俺の記憶はそこで途切れている...
「なるほどな...確実に何者かが霊王を閉じ込める必要があったことは分かった...」
ライガは霊王の話を聞きながら敵の報があればと期待したが、そんな上手くことは進まないみたいだ。
「すまん、敵と思わしき奴にはあっていないのだ。」
「取り敢えず、霊王。
お主は、霊界に一度戻り注意を呼び掛けておいた方が良いだろう。」
他の霊界の者が同じ目に會わぬとも思えん。
「わかった。
そうだ!今回の禮だけ取ってくれ!」
そう言ってライガに黃金のが飛んでいきにれた瞬間消えた。
そして、カレンには炎が飛んでいき同じくれた瞬間消えた。
シオンには、白いが飛んでいきにれた瞬間消えたのだった。
「これは?」
「後でステータスを見てみるが良い。
では、また會おう。」
そして、霊王は霊界に戻って行った。
「さて、我らも帰ろうかのぅ...ライガはどうするのじゃ?」
「俺らはもう半年森にいる。」
「そうか。じゃあ、またな。」
サラも飛んでいき帰っていった。
殘った3人は話をしながら森を歩きいつもの日常に戻って行ったのだった。
それから魔を倒したり、3人で特訓したり森を探索したりしながら半年を過ごしついに7歳の時を迎えた。
どうも、皆様柊☆黐です。
皆様、今回もお読み下さりありがとうございます。
良かったらお気にり登録といいね!をよろしくお願いします♪
さて、今回で期編終了です。
次回からは年編1冒険者が始まります。
學園へ行くまでのお金稼ぎ期間ですね!
お楽しみに!
それでは、次回第二十八話「冒険者ギルドへ」でお會いしましょう♪
おまけ
ライガ、カレン、シオンのステータスを載せておきます。
※ある意味、自分用です。
ステータス
名 前:ライガ
種 族:    ?
別: 男
年 齢:  6
レベル:   220
職 業:___
稱 號:転生者,探索者,魔導師の子
拳聖の子,雷神
水神龍に認められし者
不死鳥に好かれし者
厄災龍に好かれし者
霊王の友
人外,不老,不死者
???
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ステータス
力:555,235,360/555,235,360
魔 力:396,135,330/396,135,330
狀 態:なし
魔 法:蒼雷神,時空神魔法
スキル:纏い(魔・霊・神),鑑定,危険察知
神・霊・魔力作
魔自然回復力上昇
全能力向上
加 護:水神龍の加護
創造神の加護
霊王の加護
契 約:不死鳥フェニックス(カレン)
メール:信なし
補 足:神力使用時力制限なし
霊力使用時魔力制限なし
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ステータス
名 前:カレン
種 族:不死神鳥
別:
年 齢: ?
レベル:   108
稱 號:炎を司る者
不死者
霊王に認められし者
英霊
次のページへ→ 1
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ステータス
力:151,268,330/151,268,330
魔 力:50,165,350/50,1365,350
狀 態:人化
魔 法:炎神魔法,聖魔法
スキル:炎熱創造
鑑定,危険察知
炎熱・霊・魔力作
人化,炎神化
魔自然回復力上昇
狀態異常無効
一日復活
契 約:ライガ
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ステータス
名 前:シオン
種 族:厄災神龍
年 齢:???
レベル:   295
稱 號:厄災を司る者
天災地変を起こす者
霊王に認められし者
SSS+ランク
次のページへ→ 1
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ステータス
力:155,985,450/155,985,450
魔 力:84,876,080/84,876,080
狀 態:人化
魔 法:暗黒,獄炎,暴風魔法
スキル:危険察知,毒作
魔力作,魔自然回復力上昇
龍魔法,人化
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【書籍化・コミカライズ】無自覚な天才少女は気付かない~あらゆる分野で努力しても家族が全く褒めてくれないので、家出して冒険者になりました~
各分野のエキスパートである両親と兄姉5人を持つリリアーヌ・アジェットは幼いころから家族から最高水準の教育を受け続け、15歳になった今ではあらゆる分野で天才と呼ばれている。 しかし家族が全員「この子はこんなに可愛い上に素晴らしい才能もあるのだから、自分くらいは心を鬼にして厳しいことを言わないとわがままに育ってしまうだろう」とそれぞれ思っていたせいで、一度も褒められた事がなかった。 ある日突然遠縁の少女、ニナが事情があって義妹となったのだが、いくら頑張っても自分を認めてくれなかった家族が全員ニナには惜しみなく褒め言葉をかける様子を見て絶望したリリアーヌは書置きを殘して姿を消した。 (ここまでが第8部分) 新天地で身分を偽り名を変えたリリアーヌだが、家族の言う「このくらいできて當然」という言葉を真に受けて成長したため信じられないくらいに自己評価が低い。「このくらいできて當然の最低レベルだと習いましたが……」と、無自覚に周りの心をボキボキに折っていく。 殘された家族は「自分を含めた家族全員が一度もリリアーヌを褒めたことがなかった」とやっと気づくのだが…… 【コミカライズ進行中】
8 170星の家族:シャルダンによるΩ點―あるいは親友の子を引き取ったら大事件の連続で、困惑する外科醫の愉快な日々ー
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