《小さき蒼雷の魔法使い》第三十二話「冒険者登録試験、その肆」
遅くなりすみません。
予約投稿に失敗してました。
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俺たちは今ギルドの大會議室に居た。
ギルド役員が揃い、円卓に座ってギルドマスターを待っていた。
近接戦闘試験?が終わった後、そのまま解散となった。
そして、俺たちは大會議室へと拉致られてしまった。
ギルドマスターと名乗る爺さんに...
...俺は爺さんに縁があるのか?
そんな縁はいらないけど...
そして、その間の待ち時間...和気藹々とは...いかなかった。
何故か迫した空気が會議室に満ち溢れ、俺たち3人が見られていた。
「...居づらいな。」
「主人...私たちはどうすれば。」
「待ってれば始まるだろ...何がとは言えないがな。」
「...ライ君、眠い...zzz。」
...お前はもうし張をだな...て言いたいが、いいなぁ、その神。
「よし、俺も寢よう。カレン、後は頼んだ!」
「分かりました。お休みなさい。主人」
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そんな、マイペースなライガを見ている周りの人は未だに見ている。
大方、こんな子供達がSランク冒険者を赤子を捻るように倒すのは...やはり、実際に見ていなければ信じられないのだろう。
故に、警戒していると思われる。
そんなことを暇なので分析していたカレンはり口の方に気配が近づいてくるのをじ取った。
「主人...主人?流石主人眠りにつくのが早すぎですね...
まあ、このままでも良いでしょう。」
そして、り口から老人とが現れた。
「すまぬな。
待たせてしまったのぅ。
儂が最後か...ライガとシオンは寢ておるのか。
隨分と肝が據わっておる。
カレン、2人を起こしてもらえるかな?」
突然呼ばれたカレンは何故名前を知っているのか...気になったが、話が進まないのは嫌なので起こすことにした。
「主人!起きてください。
シオンも!起きてください!
...起きろ~っ!」
流石になかなか目が覚めない2人に対しめんどくささを覚えたカレンは耳元でぶ事にしたのだった。
「...うるさい。カレン?何かあったか?」
「うぅ~耳が~...」
「何かあったか?
では、ありませんし、耳がやられたのは仕方のないことです!」
ライガは周りを見渡し狀況を理解した。
「...やっと始まるのか?」
「待たせてしまって悪いのぅ。」
ウィドはライガの質問に答え、會議室の円卓を見渡し、自分の席に付いた。
隣にはリザが席に付き、ライガたちを除き6人が揃った。
「それでは、話を始めるとしよう。」
ギルドマスターが開始の合図を出し、リザが資料を數枚ほど全員に配った。
配られた紙が全員に行き渡ったことを確認して、再び口を開いた。
「今回は急召集に応じて頂き謝致します。」
「ウィド、前口上は良い...本題にろう。」
「そうですな...バルト様」
ウィドの話を遮り、バルト・ルーベンスは椅子に深々と座り直した。
「では、本題にらせて頂きます。
まず、今回の議題ですが、ここに居ります。3人のことになります。」
ウィドが話を始め、真剣に聞いているなか、どうやら、この集まっているのは俺たちが原因らしい。
...なんか不味いことしたか?
「以上が概要になります。」
この街に來てやったことを振り返っているうちにウィドの説明が終わったようだ。
...何も聞いてなかったけど...まあいっか。
「質問をよろしいか?」
「どうぞ、レーベル殿。」
聲を出したのは、この街で査察員をしているレーベルと呼ばれたおじさんだった。
「ウィド殿の話では、この子達を3人とも時期を見てSS若しくはSSSランクにまで上げたいとの事だが...領主バルト様の考えをお聞かせ願いたい。」
「そうだな...私はこの子たちの戦闘を見た上での回答をさせてもらうぞ。
3人とも既に人知を越えていると思う。
Sランクを服に汚れなく3人とも倒している事からも実力は証明されている。」
バルトは試験の様子を思い出しながら答えた。
続けてもバルトに賛同した。
「そうじゃの、始めからSSランクで良いのではないか?
それに、そこの年は4年前の蒼雷じゃろ?」
はライガに向かって殺気をちらつかせた。
...なんだこいつは!
ライガは即座に鑑定を使用した。
ステータス
名 前:リアム
種 族:リッチロード
別:
年 齢:15,672
レベル:  1,260
職 業: 守護霊
稱 號:アルファス王國を守護するもの
時渡り
神出鬼沒
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ステータス
力:80,656,000/80,656,000
魔 力:22,670,530/22,670,530
狀 態:実態化
魔 法:闇,時空魔法
スキル:鑑定,念話,人化,魔自然回復
危機回避,能力向上
狀態異常無効
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「...っ!?」
ライガは咄嗟に立ち上り距離を取り、臨戦態勢にった。
「主人!?ライ君!?!?」
ライガの反応をじとりカレンとシオンもまた、距離を取った。
...リッチロード?俺らよりは弱いがここで暴れるとな...
「そんなに警戒することは無かろう?
やりあえば、消されるのはこちらじゃ。」
ライガの考えを見かすように言ってきた。
「...それもそうだな...お前1人と俺らじゃ相手にもならないな。」
「そうじゃろう。
分かったら席に座らんか?」
リアムはライガを説得し話を戻そうとした時、今まで傍観していた青年が口を開いた。
「し良いでしょうか?
お言葉ですが、リアム殿、蒼雷は青黒い雷をに纏っていたと聞きます。
しかし、ライガ君は普通の雷を使って戦っていました。」
この青年はルーベンスの街で教會の司祭をしているジンと言う。
「司祭殿は知らないか...リアム殿は鑑定を持っているのだ。」
「鑑定...ですか?」
実はスキルで鑑定とは稀な為に使用できる人自がない。
その上取得の條件が分かっていない為に先天的に鑑定を持っている以外には今のところ使用できる者はいない。
「リアム殿が鑑定を使われた上で蒼雷と言われるのなら間違いないじゃろう。」
「では、それを踏まえた上で聞かせて貰おう。
ライガ君は4年前に《小さき蒼雷の魔法使い》と呼ばれた年なのだろうか?」
円卓に座る皆の視線は自然とライガへと集まった。
...え~...俺悪いことしてないじゃん。
まあ、隠すことでもないか。
そして、ライガが口を開こうとしたとき大會議室へってくるものがいた。
「會議中失禮しますっ!!」
どうやら、ってきたのはギルド職員ののようだ...
「何事じゃ!」
「急の伝令です!」
皆の視線はライガからり口へとき、の話の続きを促した。
「バルト様!バルト様の娘様、シエル様が攫われましたっ!」
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次回第三十三話「攫われた娘」でお會いしましょう!
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