《小さき蒼雷の魔法使い》第六十四話「創造神の呼び出し」
お待たせ致しました!
「さて、今日と明日で準備をして明後日の朝出発って言ってたな……。」
ライガたちは宿の食堂で予定の確認をしていた。
今回、國王からの指名依頼をけるための準備期間として2日もらったのだが、俺たちに準備するがあまりないために正直暇なだけだった。
シエルの特訓をしても良かったのだが、王家が來ていることもあり接待に參加せざる負えなかった……貴族は、やはりめんどくさい。
(ちょっと、何かのタイトルっぽいな……。)
そんな訳で、俺たちは現在3人でし遅めの朝食を食べていた。
「ライ君、結局なんで依頼をけたの?」
「ん?理由か?気まぐれだ。特に理由はないぞ、今はな。」
「なにそれ……ないの?あるの?まあ、いいけど。」
ライガの返答に納得のいかないシオンは、疑問が殘るがその分かるだろうと思い引き下がり、食事に戻った。
そして、時は進み3人が食べ終わったのを確認して、會計を済ませたのち、一端別々に行することにした。
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カレンとシオンは部屋で休むらしいので、別々と言ってもライガの単獨移になる。
(一人で出歩くのも久しぶりなじがするな。)
ライガは人通りが多い道を進み目的地を目指した。
そして、今回の目的地は、教會だ。
実は、昨夜に自分のステータスを久しぶりに確認してみたのだが、その結果……數値は、さほど変わっていなかった。
しかし、メッセージが貯まっていた。
なので、ここでステータスとメッセージの確認をしておこう。
ステータス
名 前:ライガ
種 族: ?
別: 男
年 齢: 7
レベル: 225
職 業:冒険者
稱 號:転生者,探索者,魔導師の子
拳聖の子,雷神
SSランク冒険者
水神龍に認められし者
不死鳥に好かれし者
厄災龍に好かれし者
霊王の友
人外,不老,不死者
???
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___________________
ステータス
力:555,635,360/555,635,360
魔 力:396,335,330/396,335,330
狀 態:なし
魔 法:蒼雷神,時空神魔法
スキル:纏い(魔・霊・神),鑑定,危険察知
神・霊・魔力作
魔自然回復力上昇
全能力向上
加 護:水神龍の加護
創造神の加護
霊王の加護
契 約:不死鳥フェニックス(カレン)
メール:信あり10件
補 足:神力使用時力制限なし
霊力使用時魔力制限なし
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___________________
(これが、現在のステータスだが、前回の鑑定からあまり変わっていないな。しかし……信多くない?多いよね。はぁ。)
そう、ライガは前回のステータス確認以降ステータス畫面を見ていないためこのような事態になっていた。
因みに前回のステータス確認は冒険者になる前のことになるのだが、皆さんは覚えているだろうか……。
そして、信されたメッセージにはこのように書かれていた。
___________________
ライガへ
久しぶりじゃのう。創造神じゃよ!
いろいろ活躍しとるようで何よりじゃ!
さて、今回の用件じゃがな……ここのメッセージでは大変長くなるから近々教會へと來てもらえるか?
お主が面倒なことを苦手にしているのは知っているが、時間のある時で構わぬから來てくれ、頼んだぞ?
___________________
ライガへ
創造神じゃ!
普段からステータス確認してないのは分かっていたが、しは気付いてくれぬものだろうか……。
一通目のことで用件があるので、早めに來てくれ。
頼むぞ!
___________________
ライガへ
そろそろ気付いて……もらえんだろうか?
一通目のことで用件があります。早めに來てくれな?
お願いします。
___________________
ライガへ
なぜだ……なぜなんだ?
お願いだから見てよ?気付いてよ?
用事あるんだからさ。いや、真面目にお願いします。
___________________
このようなじで、段々と弱々しくなり最終的にはこうなりました。
___________________
拝啓ライガ様
気がつき次第で構いませんので、教會へとお越しください。
大切な話がございます。
※次來た時に著信音の機能を付けたいのでしだけ長くなります。
___________________
最終的にはこうなっていた。
こんなのが、10件も來ていると流石に申し訳なく思ってしまうが、見なかったのだから仕方ないだろう。
そして、教會が見えてきた。
「さて、お祈りしてきますかね。」
皆様、柊☆黐にございます。
今回もお読み頂きましてありがとうございます。
是非、お気にりといいね!をお願いします。
次回は第六十五話「創造神の愚癡」お楽しみに!
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