《〜雷撃伝〜祝福で決まる世界で大冒険》〜事件〜③

そこから2週間が経ち、お披目パーティーにきているのだが何故か絡まれている。なぜだ?

「おい!俺のマインちゃんを取ろうとするな!」

「いやいやとってもないし、お前のものでもないでしょ?」

そういうことか。単なる嫉妬だな、こりゃ。

「うるさい!黙らせてあげようか!?」

流石に刃出すのはまずいって〜。

意外と僕やばい?ん?

「やめてください!私は一応あなたより上の分ですので私が認めること以外では馴れ馴れしくしないでください。後レアくんは私と同じ侯爵家の分ですので失敬罪にされますよ!」

マテアナイス!

「待ってマテア。僕はそんなことしないよ。でも目上の分の人にそんなこと言ってたら將來苦労するのは君の方だよ。」

「すみませんでしたぁぁぁぁぁぁ!」

ふぅ危機一髪だな。良かったな刃出してるのバレなくて。

「ごめん、助かったよマテア。ありがとう。」

「全然大丈夫ですよ!あっそうだ!レアくんし付いてきて!」

「うん。分かったよ!」

何かあるのかな?もしかしてマテアの親かもしれないから気を引き締めていかないと。

「お父様!この人が私の初めての友達のレアくんです!」

やっぱりか、しっかりとしないとな。

「はじめましてエルドラ侯爵様。

私はダンドルフ・アルン・ダンブラの息子のレオ・アルンと申します。」

「君がレオくんか!娘と仲良くしてもらってるようだね。ありがとう。ダルフから聞いたかな?」

「はい!聞きました。親戚だったんですね!」

「そうだよ。やはり君はダルフから聞いている通り、大人っぽいね。マインにも見習ってほしいよ。」

「レアくんが大人っぽすぎるんですよ!」

みんなそう言ってるけど普通に接してるはずなのになぁ。

「そういえば君は冒険者になるみたいだね?どうだ、娘も連れて行ってくれないかい?娘も君から話を聞いて冒険者になりたいらしくてね。」

「是非よろしくお願いします!マテアよろしくね!」

「はい!」

「後君達は婚約者なんだからいちゃついてもいいんだよ。」

ん?婚約者?僕とマテアが?待て待てま 待て。一旦落ち著こう。うん。それが一番だ。

「お父様!そうだったのですか!?教えてくださってても良かったですのに!」

「すまんすまん!つい反応見たくなってしまって」

ていうことはお父様は知っている?後で説教だね!

ん?あれは..

「よう!エルドラ。元気にしてたか?」

「おぉ、ダルフ!久しぶりだな。こっちは元気だよ。君こそ大丈夫かい?」

「あぁ、大丈夫だ。」

あ!丁度いいところに...

「お・と・う・さ・ま?何で婚約の話聞かしてくれなかったんですか?」

「レオ怖い怖い!すまんかった!許してくれ!」

「後でお母様に報告ですね。みっちり絞られて來てください。」

「やめてくれぇぇぇ!」

この後きっちり絞られたそう。

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