《異界の勇者ー黒腕の魔剣使いー》1-2 國王との會談
「…と、いうわけだ」
現在、國王の間に連れて來れれた(連行された)朝日達は自分がここに來た経緯を説明していた。
そこには厳かな雰囲気を纏う初老の男、國王と神風の男もとい神、護衛とみられる騎士が數人。
そして、この『異世界ザナン』に転生した勇者である朝日達がいた。
「ふむ、程な。こちらに來た経緯については了解した」
ちなみに説明の方は、異世界であるここではあまり話は通じないだろうと予想していたのでだいぶ割したため、簡潔に終わった。
この世界の現狀は知っているが、朝日には一つ気になることがあった。
それは...
「なぁ、王サマ?単刀直に聞くが、魔王はあとどれくらいで復活するんだ?」
神には話されていない容だ。
一國の王相手でも一切じない朝日、対して國王は若干困ったような顔だ。
「復活、か。いや、その話はもうし後に説明しよう」
國王はただただ黙って目の前にいる三人の年たちを見つめる。
「私も気になることがある、君たちはどうやら學生のようだが」
そこで一度區切り...
「本當に魔王を倒せるのかね?」
その言葉にすぐには答えることはできない三人。
「我らが神に選ばれたということは、確かにそれなりの実力を持っているのだろう。だが、それでも貴殿たちが魔王を倒すというのはにわかには信じがたいのだ」
続けさまに行ったその言葉に朝日達は沈黙を続ける。
「今は、まだ無理です」
そこに口を開いたのは勇二だった。
「ほう?無理というのは?」
「僕達はまだこの世界に來たばかりで本當の意味での戦いを知りません」
「ああ。文獻によるところ其方達の世界は隨分と平和なようだからな」
そう言って頷く國王。
「はい。だけど、魔王と戦うまでに力をつけて、絶対に魔王を倒して」
「世界の人々を救います」
ハッキリと國王の目の前でそう宣言して見せたその後姿に朝日は呆れ半分心していた。
どんな時にもブレることのないこの男の信念に。
「ハハハハハ!程。それゆえに今は無理、か」
國王は満足げに大きな聲を出して笑う。
どうやら先程の問いは一種の試験のようなものだったらしい。
現に國王はお気に召しているようだ。
國王は腰かけていた王座から立ち上がると勇二の方に歩き出し勇二の前まで來て、手を差し出した。
「試すようなことを言って悪かった。どうか、握手をしてくれまいか?これから訪れる平和の第一歩として」
一國の王の口から放たれたその言葉に勇二はし戸った顔をしたがすぐに満面の笑みを浮かべるとその手を強く握り返した。
to be continued...
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