《異界の勇者ー黒腕の魔剣使いー》1-17 書庫

さて、先ほどの國王の間から所変わってここは國中の知識が集められた王城の書庫である。

國王との會談が終わり食堂に直行したのだが、既にそこに二人はおらず代わりに伝言を頼まれた給仕のメイドが立っていた。

その給仕によると勇二は昨日と同じように副団長のところで特訓を、未希はメイドたちのところに行って料理を教えてもらっているそうだ。

そこで一人余ってしまった朝日は晝食を手早く済ませ、報収集のために書庫に來たのだ。

メイドに書庫を利用して構わないか聞いたところこの王城の施設のほとんどはフリーパスでれるらしい。

彼が主に閲覧しているのは魔法についての書だ。

元の世界にはなかったもの、はっきり言ってとても興味がある。

最初に手に取った書には魔法の構について書いてあった。

魔法は世界、又はに存在する魔力にはらきかけて引き起こす現象、事象のことを指し、

魔法の発は基本五屬か新世五屬のうちのどれかの素質がないと使用することができない。

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また、魔法の発には魔法陣や詠唱の存在が必須であるらしい。

例えば簡単な攻撃魔法、初級火屬魔法の『ファイアボルト』を発する場合の魔法陣には

に使う魔力量に対する魔法の質量、持続時間、軌道、熱量、スピードなどの項目を魔法陣に書き込む必要があるらしい。

また魔法陣に書き込む場合は詠唱は必要なく、魔力を流すだけで発可能だ。

対して詠唱の場合は魔法陣を用意する必要がない代わりに魔法の発のキーとなる『言霊』が必要で、それが詠唱である。

上級魔法ならばその詠唱はとてつもなく長い。

一応は詠唱を省略することもできる、がそれは上級テクニックでとてもではないがおいそれと會得できるものではない。

ちなみに詠唱は、其々が魔法に対するイメージを基準にするので同じ詠唱は存在しないと言っていい。

「詠唱ねぇ」

しかし、やはり朝日には現代日本人としてその詠唱という行為にいささか抵抗を覚える。

なんというか、ヘタな詠唱をすれば黒歴史になりかねない。

次に見た本はユニーク屬についての書だ。

先程の計測でルシフルは自分の屬をユニーク屬だと言っていた。

ユニーク屬は全ての屬の中でもかなり珍しい部類にるそうだ、ならばここで一つでも多くの報を集めねばそう思ったのだ。

それに國王も言っていた、自分の魔法は初代勇者の魔法に酷似していると。

國王も実際に見た訳ではなく、恐らく伝承などでけ継がれてきたものだろう。

そこまで考えて朝日はついでに初代勇者に関する書も見て見ることにした。

まずユニーク屬とは、基本五屬にも新世五屬の四つにも分類することのできない屬を指すようだ。

例を挙げるとするならば『毒魔法』、『木魔法』、『聖魔法』、『召喚魔法』などが挙げられる。

そして朝日が手にれた屬は...

「『創造魔法クリエイトマジック』?」

初代勇者に関する書には確かにそう書かれていた。

「えーっと、どれどれ?いったいどんな魔法なんだ…?」

そこにあった記述に朝日は目を見張った。

「うわ、なんてチートだよこれ…」

そして、苦笑し力なくそうつぶやくのだった。

to be continued...

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