《進化上等~最強になってクラスの奴らを見返してやります!~》第十四話 三つ首のワンちゃんに出會いました
俺は右手で持った【イルディ】を窟のほうに向けた。
【イルディ】の魔力弾は、魔力を込めれば込めるほど威力が倍加されていく。
つまり、俺の魔力量ならば、一発で大陸を消し飛ばすほどの威力を放つことができるということだ。
まあ、別にそこまで魔力を込める必要はないのだが。
俺はそこそこの魔力を込めて、弾を発した。
ズドンッ!!
という音ともに、モンスターの鳴き聲が聞こえた。
……當たりだな。
俺はリーナとアイコンタクトをして、窟に突する。
窟にいたのは、長4メートルはあろう、巨大な獅子。
………でかくね?
俺が想定していたものよりもかなりでかい。
一旦下がったほうがいいのかも――――
「先手必勝」
――――うん、リーナさんは引く気がないらしい。
とにかくステータスの確認が先だ。
――――ステータス――――
名前:ティルベート
種族:ケルベロス
職業:
Lv783
HP:7562000000000/7562000000000
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MP: 840000000000/840000000000
STR:ERROR
DEF:86487515236
AGI:34558752112
MGA:ERROR
MGD:17745222112
INT: 9993425531
LUK: 5668754
スキル
【超隠蔽Lv5】【超回避Lv3】【嗅覚Lv10】
【空歩Lv8】【剛腕Lv10】【頑丈Lv10】
【思考加速Lv10】【HP自回復Lv10】
【HP回復上昇Lv8】【全屬耐Lv5】【理耐Lv7】
【冰魔法Lv10】【焔魔法Lv10】【霆魔法Lv10】
【爪Lv10】【狂魔法Lv9】【全屬ブレスLv-】
【毒爪Lv-】【炎爪Lv-】【雷爪Lv-】
【魔力開放Lv-】【魔力作Lv-】【魔力吸収Lv-】
ユニークスキル
【真眼Lvー】【超直Lv-】
 稱號
 覇王の風格・魔の覇者・地獄の番犬
…………強い。
俺ならともかく、リーナには厳しいかもしれない。
さて、今回はリーナが指揮を執る。
つまり、攻め際も引き際も、すべてリーナの腕にかかっているのだ。
はてさて、どうなるのやら。
「ヒカル。魔法で注意をひいて」
俺は言われた通りに魔法を放つ。
俺が倒しては意味がないので、弱めの【フレイムランス】だ。
ケルベロスは驚きながらこちらを見る。
さすがは地獄の番犬、避けにくい場所に放ったはずなのにきっちり避けやがる。
だが俺はあくまで囮。
本命は――――
「こっち」
ケルベロスが著地しようとした場所に、リーナが槍を持って待ち構えていた。
ケルベロスは空中で方向転換して、著地場所を変更した。がずいぶんらかいな。
だが、リーナの武である墮神闇槍ウロボロスはただの槍ではない。
「モード変形チェンジ、銃槍ペトゥムハスタ」
リーナの主武は槍だけではない・・・・・・。
リーナはあらゆる武を最高レベルで使用することができる。
スキルには反映されていないが、剣の扱いもそこらへんの剣士たちよりは數段上だろう。
そんなリーナが所したのが、変形する武である。
俺も変形する武にはあこがれていたので、これだけはかなり時間をかけて作ったものだ。
え? そんなものの為に一週間使ったのかって?
だって変形する武って、男の子のロマンだろ?
まぁそんなことはどうでもいいのだが、墮神闇槍ウロボロスに組み込んだ武の數は十一種類。
その全てが神級か皇級である。
そして、リーナが使っている銃槍ペトゥムハスタは、言わずもがな、例のゲームの武の一つである。ゲーム自はやったことはないけれどCM程度なら見たことがあるのでモチーフにしてみたのだ。
「フルブレッドチャージ。フルバースト、ファイア」
リーナの一言で、ケルベロスの左側の頭がぜた。
…………強すぎじゃないか?
いや、俺が作ったのだから強いのは當たり前なのだが、弾はリーナの魔力の塊である。
つまり、フルバーストの威力は使用者の魔力の質に左右されるのである。
そして、ケルベロスには【全屬耐】【理耐】が高レベルで習得している。
そんなケルベロスに一撃に頭を砕するなんて、相當魔力の質が高いのだろう。流石元熾天使。
ケルベロスは頭を破壊されたのに起こっているのか、ブレスを放とうとする。
俺はそれを防ぐためにミリオンナイフを展開する。
數は二萬本程度で十分か。
ケルベロスは突然現れたナイフに驚いたのか、ブレスを不発させた。
そこにリーナが追撃を仕掛ける。
「ドライブレッドチャージ。トリプルバースト、ファイア」
ケルベロスの橫腹に魔力弾が炸裂する。
だがリーナも負けじと氷を纏った爪で攻撃を仕掛ける。
爪がリーナの腕に掠り、左腕が凍り始めた。
助けたほうがいいか……?
俺がそう思い【アルディ】をケルベロスへ向けると――――
「……大丈夫…………だから手を出さないで」
リーナはそう言ってケルベロスに対峙した。
今のリーナは右腕凍っており、武が使えない狀態である。
そんな狀態でどうやって倒すのだろうかと考えていると。
「……すべて凍てついて死ねばいい」
リーナが一言、呟いた。
次の瞬間、視界に映るすべてのが氷で包まれていた。もちろんケルベロスもである。
それだけではない。氷で包まれているケルベロスのに、焦げ目のようなものがついている。
これはまさか、小説とかでよくある複合魔法というやつか。
リーナに目を向けると、先ほどの戦闘で魔力を使い果たしたのか、その場に座り込んでいた。
「大丈夫か」
俺はリーナに問うてみる。
リーナは満面の笑みこちらを向き、サムズアップをしてきた。可い。
「しここで休憩するか」
俺はリーナの隣に腰を下ろした。
「あっ」
リーナが突然聲をあげた。
「……レベルアップして、進化した……………」
ナンダッテ?
いやまぁ、レベル1がレベル1000越えの奴を倒したのだから、レベルアップや進化はして當然なんだけど、まさか迷宮から出て一日目でこんなことになるとは。幸先がいいな。
リーナは進化の副作用により、その場で眠ってしまった。
俺はリーナのステータスを確認することにした。
―――――ステータス―――――
名前:ティリーナ・アルベルト
種族:墮熾天使
職業:
Lv1
HP:798000000000/798000000000
MP:68000000000/68000000000
STR:3430000
DEF:4670000
AGI:7530000
MGA:ERROR
MGD:ERROR
INT:2100000
LUK: 610000
スキル
【魔力作Lv-】【魔力開放Lvー】【魔力吸収Lv-】
【槍Lv10】【究極回避Lv1】【薙刀Lv1】
【HP回復上昇Lv10】【MP自回復Lv10】【MP回復上昇Lv10】
【MP自回復Lv10】【鑑定Lv4】【理耐Lv3】
【Lv4】【防力上昇Lv6】【焔耐Lv1】
【冰耐Lv3】【電耐Lv7】【超索敵Lv1】
【隠蔽Lv9】【雷魔法Lv1】【冰魔法Lv5】
【炎魔法Lv1】【風魔法Lv6】【狂魔法Lv1】
【巖魔法Lv1】【時空魔法Lv1】【聖魔法Lv2】
【怪力Lv5】【俊足Lv3】
ユニークスキル
【魔封印Lv4】【墮熾天武裝Lv2】【影魔法Lv1】【真眼Lv-】
 稱號
 神に追放されし者・解放され者・墮ちし者・進化せし者・闇の熾天使になりし者・神の婚約者・神の領域に踏み込みし者
………………進化しすぎじゃね?
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