神の加護を持つ死神》カジノなんて場所で自重するわけない!

ふっふっふ!

はっはっはっは!

別行になった今、俺の自由だぜ〜!!

金を稼ぎまくってやる! どうせならここの金を全て奪うつもりでやってやる。

まずはゲーム方からいこう。

俺、ゲーム得意だし。

それに運ラックを兼ね備えれば俺は億萬長者にもなれる。

……既に億萬長者だわ。

桁を數えるのが面倒くさいくらいの數の金があるわ。

だけれども。折角、この異世界ならば俺でもカジノが出來るんだから、良いよな。

はしゃいじゃって良いよな。

自重しなくても良いよな。

「よっしゃー! 行こう!」

々スキップ混じりの歩き方で俺はそのブースまで向かった。

さっき俺のいた場所からはそれほど遠いというわけでも無く、數分程度でつけた。

もしかすると、スキップをしていた所為で遠くじなかったというだけかもしれないが。

ここを見て回って気付いたのだが、地球のゲーセンのメダルゲームに近いじのものだった。

メダルゲームは結構得意な方で、一時期はメダルゲーム目的にゲームにかずやと大樹を連れて通ったものだ。

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そのおで、メダルをれたときにどういう風になるかが予測出來るまでなったものだ。

今も出來るかは分からないが、多分出來そうな気がする。

取り敢えず、手馴し程度に落とす型のルーレットでもやってみよう。

そう思い、見つけたのにはポ◯モンみたいなのが書かれた機だった。

俺はこれを作ったのが誰かが分かるぞ。

確実に俺と同じ異世界人だ。

だってそれ以外にポケ◯ンを知っている人なんていないはずだ。

それと多分だが、意外にもこれをつくったのは子だと思う。

理由? そんなのひとつだ。

さっきも言っただろう。

みたいなものだと。

しポ◯モンが可くなっているのだ。

し違うのだ。

特に黃いネズミピカ◯ュウなんかは黃いだけでそれ以外なんの特徴も摑めていない。

……違うにも程があるだろ。

最悪イラストの橫に「ピーカ、ピカピッカ」的なピ◯チュウの言葉でもれておけば良いのに。

それなら、誰でも分かるだろう(地球人限定)。

……まぁ機に変わりはないし、とりまやってみるか。

ということで俺はルーレットを見ながらしゃがむ。

そしてここぞというタイミングでメダルり口にメダルをれた。

ちなみに。このメダルは近くにあったお客様センターで換金してもらった。

このメダルはカジノで使うチップ代わりにもなるというので、多めに換金しても良いかなとおも思ったのだが、こいうのは一枚から始めた方が楽しいとじ、結局は一枚だけの換金としておいた。

それでの一枚だ。

貴重だ。貴重。

ミスは全く出來ない。

そんな気持ちを持ちながられたメダルはグルグルとガラスの上で回っている。

俺のし不安な気持ちが表れているかのように。

………気持ちわる。

自分でも思ったが気持ちわる。

何が不安な気持ちが表れているかのようにだよ。

例え方は良いが、キザ過ぎる。

流石にこれは俺のキャラではないな。

コロンッ

そんなことを考えているに、メダルはガラスの臺から落ちた。

落ちた所にはJackという文字が。

俗に言うジャックポケットにったのだ。

このゲームではジャックポケットは、中にあるメダルが全部貰えるというものだった。

「……店員呼んでこいか。面倒いけれどもかいてあるし仕方ないか」

の橫にあるルール説明の紙に、ジャックポケットにった場合は店員を呼んでくださいとかかれてあった。

なので、店員を呼びに行くことに。

けど、クソだりぃ。

こんな広いところからさがしだせなんて。

「……あっ! 何もむやみやたらに探さなくて良いじゃん。詳細地図マップ使えば良いし」

ということで、すぐさま詳細地図マップを開けました。

詳細地図マップにはしっかりと店員の居場所が記されていました。

ということで即行向かうぞ。

「貰えたのはメダル340000000枚か。結構多いようにじるけど、店員さん曰くないんだよなぁこれで」

店員が言うには、もっと良い機には倍以上のメダルがっているらしい。

倍以上と言われると、想像出來ないぐらいの量のメダルだよな。

今でさえ、持ちきれないから預かってもらってるし。

しかし、この店舗で一番お金がっている機はもう無くなったのだと。

朝に來たが大きなとゴスロリを著たがその機のお金を全て取ったらしい。

エゲツナイギャンブラーだよな。

……どこかで聞いた事(見た事)ある特徴だが知らない人だろうな。

知らない人だといいなぁ。

pp

「まあ、じゃんじゃん行くか」

あと30分程度はここら辺をやりまくろう。

「合計はメダルが6400000000枚か。意外にも集まらなかったな」

いや、ここは30分で61億枚も増やしたことが凄いと思うべきなのだろうか。

まあ俺の運ラック値でこれと考えるとないのかもしれないなぁ。

「んじゃまぁ、次は対戦の方に行こうか。そして挽回してやる!」

◇◆◇◆◇◆

「それで、自重しなかった結果、カジノ全てのお金を貰ったのに加え、人からも奪い取ったのですか?」

「奪い取ったんじゃない。勝って手にれたんだ」

「勝負を強引に持ちかけておきながらですか?」

「………」

絶賛、ソラに怒られ中。

ここまでソラが怒って、俺を正座で目の前に座らせているのには俺の數時間前の行が原因だった。

挽回しようと全く自重せず、それに限界突破まで使い運ラックを高めた結果、カジノの金が全て俺の元に。

しかしそれだけしてしまうと。なんていうか。こぅ。

そう! ギャンブラーとしてのが騒いで、まだまだしたくなったのだ。

で、乗客に勝負を吹っ掛け、勝ち金を貰って、他の乗客に當たりに行く。

それを繰り返していると、いつの間にか乗客全員と戦ったこととなり、もっとやりたいとそわそわしていたところで。

ソラを先頭にカジノで大會をしていたはずの子メンバーが立っていたのだ。

その時、なんとなく背中が寒くなった。

今思うと、これはヤバイと俺に伝えてくれていたのかもしれない。

普段、俺が脅威と思うことが起こらないせいで、発することのない、危険察知系の能力がなったのかも。

それぐらい、ソラ達が俺にとって危険と知らせてくれたのだろう。

だが、俺は逃げること出來ず。

部屋に連れ去られ、そして正座させられたのだ。

で、「洗いざらい全て吐け」的なじの目でソラが見てきたのだ。

普段、こんな目をしないソラがしていることに、恐怖をじ、俺はすぐさま今までの経緯を話した。

そして今に至るのだ。

「キラリ様。カジノのお金を全て勝って手にれるのはまだ良いです。……ですが! 人に対戦を持ちかけ強引にけさせるのは駄目です。キラリ様のステータス値だと勝てることは分かりきっていますよね?」

「……はい」

「絶対に勝てる勝負で、お金を全て手のれるのは駄目です。……分かりましたか?」

「はい……分かりました」

ソラには勝てん。

「では、これでお説教はお終いとしましょう」

「う、うん」

「ではキラリ様。こちらの話に変えて良いですか?」

「あ、ああ」

確か、なんちゃらかんちゃら大會だったけ。

「まずは最下位から順に言っていきましょうか」

「儂をめるのはやめるのだ!」

「ということは?」

「そうじゃよ。儂だ」

「ロタン様は50億アースでした」

ロタンで50億アースか。

やっぱりみんなそんなものなのか?

もしくは今のが最下位だから、みんなもっと稼いでいるとか?

「エルも50億アースなの〜!」

「そうか。良く頑張ったな!」

俺はエルの頭を優しくでたあげる。

とても気持ち良さそうな顔をエルはしていたので嫌がってはいないのだろう。

他の連中が何故か羨ましそうな目でこちらを見ていたが、気のせいだろう。

気の所為と思っておこう。

「我は170億アースだ」

「おぉお! 桁が増えたな。流石、ヘーニル」

「ふっ」

これでもか、と言わんがばかりにヘーニルはを張った。

それでが上下にタップんタップんいていたが注意はしないでおこう。

だってヘーニルだし。

「次は私だな」

「うん? 俺はてっきりお前が一番だと思っていたんだけど?」

「完敗じゃったよ。ボロ負けじゃ。私は400億アースじゃよ」

いや、それ普通に凄い金額だからね!?

完敗とか言ってるけれど、これ以上ってソラは桁が違うのだろうか?

「私が一番です。合計2300億アースです」

……違ったよ。

やっぱり桁が一桁違った。

「凄いな。もう凄いとしか俺は言えないぞ」

「でしたら…その……頭をでていただけませんか?」

なんじゃそりゃ

「うーん……どうしてかは分からないけれど、良いぞ。ほらっ」

俺はさっきのエルよりも優しく気持ち良いと思われるように全力で頭をでた。

するとどんどんソラの顔が崩れてくる。

まるで、貓を見て癒されているのように。

もしくはそれ以上。

「……ありがとうございます。もう良いですよ」

「うん? こんだけで良いのか?」

「はい。だって前見てください」

言われた通りに前を見る。

そこには、何かしそう、もといいやらしい目でこっちを見て立っている達が。

し、俺はドキッとしてしまった。

不覚だ。

「わ、私もするのじゃ!」

「もう一回エルにも〜!」

「我が先だ!」

「儂が次なのだ!」

何故か頭がなでなでを全員求めてきた。

……これは地獄になるかも。

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