《神の加護を持つ死神》冒険者の國
「ツイタァーーのじゃぁああ!」
「著いたの〜〜!」
元気っ子二人が船から降りて思いっきりんでいる。
まぁ、逆にこれで本當に著いたっていう現実味が湧いてきた。
こんなに元気な子は他にいないだろうし、夢でも何でもないというじで。
俺は々な意味を込め今降りた船を見る。
時間にすると短かった豪華客船の旅だが、今思い返すと々な事があった。
カジノしたり釣りしたりゲームしたり怒られたり。
……最後のはしおかしい気もするけど、本當に楽しかった。
こんな風な気持ちをさせてくれた、豪華客船に謝をしなければ。
そしてこれを作ったライなんちゃらさんにも。
……あざっした。
「……一人で何をしとるんじゃ。さっさと來い!」
「アルベルトを探検するのー! ほら、早く行くのー!」
「そうだ。そんなに遅いなら、置いてくぞ主人あるじ」
「まぁ、そういう場合は儂は殘っといたあげるのだ!」
「そういう意味で言われたのではないと思いますよ、ロタン様。それと私も殘りますからね」
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心配はされているのだろうが、なんか変な會話してるしそんな気分になれない。
まぁ、待たれるのは嫌だしさっさと行こうか。
この國。冒険者の國。又の名をアルベルトに!
「じゃあ行くぞ!」
「おうなのじゃ! まずはギルドじゃぞ!」
「始めは探検なのー!」
「我は料理が食べたいのだが」
「儂は宿でも行ってゆっくりしたいのだ!」
「私はキラリ様の行く場所へ」
…………。
…………。
…………なんだ、このまとまりの欠片もない者達は。
アルは早く戦いたいだけだろうし、エルは子供心というやつだろう。ヘーニルはそのまんまで料理が食べたいだけだろう。ロタンは……いつも通り。ソラもいつもと変わらずというじだな。
ここで俺の意見を出せばどうなるのだろうか? ……分からないならやっちまえだな!
「とりあえず今は宿だ。飯はその後な。そして冒険者ギルドに行くのは明日だ」
「今日が良いのじゃ!」
「1日丸っきし遊び戦いたいだろ? なら明日で良いだろ」
「おぉー! そういう事なのじゃったら全然明日で良いのじゃ! キラリは良く分かっているのじゃな!」
なんとも褒められても嬉しくないじだ。
というかアルを良く分かっていなければすぐさま世界が終わるだろう。
取り扱い注意がられまくる様な代だし。
なので、良く分かっているのなど當たり前なのである。
そんな事本人に言ったらヤバイだろうし言わないでおくが。
「じゃあ宿を取りに行くぞー! ……ソラ」
「この國の王都で一番良い場所の案ですね」
「そうだ。この前みたいな場所が出來れば良い」
前の時はベットがフカフカでとても心地よく寢付けた。
あれぐらいのベットじゃなきゃ俺はけ付けないぞ。というか寢れないぞ。
「この展開ももう慣れているので、しっかり場所を把握しておきましたよ」
「流石、ソラ」
「褒められても、キラリ様へのしか出てきませんよ」
「……それが冗談だと信じたいのだが……。まぁ良い。じゃあ案頼むな」
「かしこまりました」
というのは重く慣れば重くなる程に怖くなってくりもんなのだよ。
覚えておこうね。俺は今日やっと覚えれたよ。
そんなこんなで俺達はソラの案に従い宿まで行くことに。
右橫にソラがいて、左に何やらじゃんけんをして最後まで勝ち殘ったエルが手を繋ぎながらいて、後ろに何故か頬を膨らませている負け組がトボトボと歩きながら付いてきていた。
何名かが頬を膨らませているためにし顔が崩れているが、それでもこの集団は正直達の集まりだろう。歩く度に人々が見てきている。
さすがに注目度高すぎではないか?
そんな思いもあり俺は全員に認識魔法を掛けようとしたが、それを後ろにいるアルから止められた。理由を聞くと「こっちの方が面白そうなのじゃ」と言う言葉を言った。
面白いからの理由だけで俺は目立ちたくないのだが……。
まぁ、止められたのでもうやりはしないが。
さっさと宿に著かないものだろうか。的に一時間以上歩いた気がするぞ。
「もうすぐ著きますので我慢ですよ」
「なぁ、ここら辺の男共をとりあえず始末したい気分なんだが」
「我慢してください。じゃあ後で何かしますから」
「良し、みんな我慢するんだぞ!」
「切り替えが早いのじゃ……」
「それが良いところなの〜!」
「それにしても主人は調子の良い奴だな」
「カカッカ! 儂はそういう所も良いと思うのだ!」
ここは前向きに考えるんだ。
切り替えが早い事などすっごく良い事だろう。調子の良い奴でも何でもないだろう!
俺は決して調子の良い奴ではないんだ!
「地味に気にしてたんじゃな」
「……」
くっ! そりゃあ調子の良い奴って言われたら気にするよ!
なんか悪い印象持たれるじゃん! 俺は超良い奴だからな!
「まぁ、キラリはほっとくとしてここじゃなソラ」
「はい、そうです。ここが目的地です」
「著いたの〜!」
「主人のおで特に苦ではなかったな。ある意味謝かも知れん」
「カカッカ! これを狙ってたんじゃな、ご主人様は。儂は激したのじゃ!」
「……そうですね。キラリ様はこれを狙ってたのでしょうね」
ソラめ! ロタンに賛しながらこちらを一瞬だがニコッとした顔で見てきた。
本當に最近、従者関係関係無しになってきたな。
まぁ、これもこれで面白いしありなのだが……。
これだと、俺の威厳というものが全くなくてし困ってしまう。
「キラリに威厳など元からなかったのじゃぞ」
「あったわ! 試練の時なんて威厳だらけだったわ!」
「試練の時に威厳など全くもってなかったのじゃ。會ったのは可笑しな覚ぐらいじゃな」
「可笑しな覚ってなんだよ?」
「……今は言わんのじゃ! それよりも早く行くぞ!」
そう言ってアルはエルを連れて宿の中にって行ってしまった。
……仕方ない、また今度にしようか。
今は追いかけて行く方が良いだろうし。
というか全員まだ行ってないよな? 後ろから誰の気配もしないんだが。
ゆっくり振り返ってみるとそこには……
「誰も待ってないのかよ!?」
まさかの全員もう宿にって行ってたようです。
あいつら、人を置いていきやがって!
そんな思いをに、俺も宿の中にって行った。
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