神の加護を持つ死神》エルとロタンの迷宮攻略

キラリ等がこの國から離れて、晝を過ぎた頃。

今泊まっている宿に、晝食を食べ終えたエルとロタンがいた。

らは防などの戦闘裝備に著替えていた。

今から二人は、午前中の間に冒険者ギルドに行って貰った報を頼りに、迷宮攻略をしに行くのだ。

その為の準備最中である。

とは言っても、二人ともどちらかといえば軽量でちょっとした様な裝備なので、直ぐに著け終わった。

「後は食料とかなのだ」

「しっかりとアイテムボックスにれたのですぅ〜!」

「おぉ〜! 準備萬端なのだな!」

エルは何日分かの食料、著替え、その他の迷宮攻略に必要なをしっかりと前日に準備していた。

キラリはそれを見て「おぉ! エルは賢いなぁ〜!」ともう何分間もエルの頭をでていた。

それが嬉しかったエルは、迷宮攻略もしっかりしてでてもらうの! と張り切っていた。

対するロタンは。

「……ロタンお姉ちゃんは……?」

「そんなに心配しなくとも、大丈夫なのだ!」

「ほんとうなのですぅ〜!?」

「儂もしっかりしてるのだ!」

「おお〜!」

パチパチという賞賛を贈る。

ロタンは「ふっふーん。儂は凄いのだ!」とを張って威張る。

この場にキラリとかがいたら完全に呆れられていただろうが、この場にいるのはエルだ。

もう一生懸命にロタンの事を褒めた。

嫌々とかじゃ無くて、もう本心でやっているのだから、凄いものだ。

気分が良いロタンが流れを変えるように言う。

「さて。準備もしっかりしていることなのだ、早速迷宮へと行くのだぁ!」

「迷宮攻略に行くのですぅ〜!」

そんな事をエルとロタンが言っていると、いつの間にか地面が明るくなっていた。

白くり輝くの正は魔法陣。それも転移の魔法陣であった。

転移版の魔法陣はキラリが使える魔法なのだが、この前に折角だということで、エルは教えてもらっていたのである。

もっと言えば、他にもんな技を教えてもらっていた。

中にはキラリのオリジナルの魔法もあったが、理解能力が早いエルは直ぐにその魔法を次々に吸収していった。

その後は自分で試していた様なのだが、もしかすると、更に凄い技を編み出したりしているかもしれない。

そんな事をキラリはエルが居ない間に話していた。

それを聞いていたロタンは、この迷宮攻略で一緒になって心頼もしいと思っていた。

やがて時が來たのか、魔法陣の能力が発した。

エルとロタンはこの宿から消えたのだった。

行き先は未公開の迷宮。

この國で発見されている迷宮は大きいは、ほぼほぼもう攻略がクリアされているとギルマスから聞き、ならばと未公開の、いわゆる世に知られていない迷宮を二人は選んだ。

凄腕の冒険者に頼んで攻略をしてもらおうとしていたのらしいのだが、余りにも中の魔が強かったという事で、迷宮攻略がストップされていた迷宮である。

デカさがかなりあるらしく、そして中の魔が強い。

そんな迷宮であるが、エルとロタンは「自分たちであれば可能であるだろう」という思いからこの迷宮を攻略することに決めたのだった。

    人が読んでいる<女神の加護を持つ死神>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください