《異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした》プロポーズ?とクエストクリア
俺は巨大なヘビと戦うまえにあるスキルを解除した
『ー劣化ー』
このスキルは簡単に言えば俺の力を極限まで弱くさせるスキルだ
簡単に言えば大俺のステータスを1/1000にまで弱化させる
倍率を変えれば1/10000にもできる
そうでもしないと俺のこの力は日常生活にも支障をきたしてしまうのだ
俺がなぜこのスキルを解除したか理由は簡単だ
それは俺の全力の拳がどれ位この世界で通用するか知りたかったのだ
俺のもといた世界なら本気で毆れば人の骨など砂で作った団子の様に簡単に々に砕してしまう
だが目の前にいるのはとてもぶ厚そうな甲羅を纏った巨大なヘビがいる
こいつになら全力で毆ってもなにも問題はないだろう
俺は最初は參戦する気はなかった
アルカ1人で充分相手に出來ると考えたからだ
しかし現実はアルカの不幸を呼び込むスキルのせいでナイフが折れて攻撃が當たらず逆に返り討ちにあった
そして木に叩きつけられたアルカの弱々しい聲を聞いた
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だから俺は全力でぶん毆る事にしたのだ
……あれ?なんでアルカが死にそうになって俺は焦っているんだ?
まぁ焦るか人が死にそうなんだもんな
そう自己完結し俺はヘビの懐に潛り込み某格闘ゲームのキャラの如く飛び上がりながらアッパーを決める
まさに昇○拳
「悪いが俺を無視しないでしいなこのヘビ野郎」
そして宙に飛び上がったヘビは地面に落ちしばらく痙攣した後に息絶えた
おかしいな……?『劣化』のスキルは解除したならこいつなんて々になってるはずだが……
あっ……
倍率変えただけやった☆
っとこんな冗談を言ってる場合じゃないな……
俺はアルカのもとに駆け寄りまずは意識の有無を確かめる
「おい!アルカ!大丈夫か!って大丈夫じゃねぇよな…とりあえず生きてるか教えてくれ!」
アルカはぎこちない笑顔で俺の問いかけに答える
「ユー…ト…大…丈夫です…よ……」
ヒュー……ヒュー………
どうやら呼吸するのも辛いらしい
よし!まだ生きてる!
これならいける!!
流石の俺でも死んだ奴は生き返させる事は出來ないが生きてるなら治せる!
あのチュートリアルによって俺は死んでないならどんな狀態でも完治させられる様になったのだ
『ーセイクリッドハイヒールー』
この魔法は屬魔法の真髄とも言える魔法だ
この魔法を使えるのはこの世界では片手で數えられる程度らしい
それだけこの魔法は難度が高いのだ
そして難度が高い分その効果は凄まじい
そしてアルカの傷はどんどん癒えていく
折れた骨を全て繋ぎ治り
破裂した蔵は元の形に戻り
破れた管も元に戻る
そして苦しそうに呼吸をしていたアルカの呼吸が安らかなで自然な呼吸に戻っていた
う~~ん……しかしまぁこの巨大なヘビは今後何かに活かせるかもしれないな………
そうだ!確か『商業神の加護』にあのスキルがあったはずだ!
『無限収納アイテムボックス』
そこに巨大なヘビをれる
名前の通り容量は無限なのでいくらでもはいる
更にこの『無限収納アイテムボックス』の中は時間が止まっているので中のが腐るなんて事も無いようだ
それじゃあし俺も薬草採取でもするかな……
でも面倒だな……そうだ!
『ー影の下の力持ちマスカレードルーパーズー』
この魔法は闇屬魔法で自分の影に意思を持たせて自分の代わりその影達に雑用をさせる
これはアルトが日常的な仕事が大変な為この魔法を『創ったらしい』
そして俺の影達は働き者でせっせと薬草採取をこなしていく
そして5分足らずで目に見える範囲の薬草は全て採った
そして30分くらい過ぎた時にアルカが目覚めた
「ユート…私……助かったの?」
「そうだな、今こうやって生きてるんだから助かったんだろ?」
と俺はそう言いながらアルカを抱き抱え膝の上に乗せる
「なっ!ユート!何をしているんですか!」
アルカが耳まで真っ赤にして照れている
……どうやらまた変化したらしい
抜け目の無いやつだ耳や尾をもふもふしようという計畫が臺無しだ
「別に…ただこうやって見ると可いなって………」
俺がそう言うとアルカはまた顔を赤くして今度は口をパクパクさせていた
とても可い
「ところでユートあのヨロイスネークはどうなったの?」
「ん?あぁあの巨大なヘビの事か…倒したよ」
「いやそうじゃなくてあのヨロイスネークの死はどうしたの?何処にも見當たらないけど」
そう言いながら首を傾げる
膝に乗せてる狀態なので上目遣いでだ……
破壊力がやばいな……
「あぁ『無限収納アイテムボックス』にれてるよ」
「そうかぁ……なんだろう…もうユートが何をしても驚かないというかなんというか……」
アルカはため息をする
だが正直この一挙一が俺のに響いてくる
「それじゃあ…これで終わりか………」
そう…俺とアルカのパーティはこのクエストで終わり
一時的に組んだパーティなのだ
「ねぇ…ユート……もし良かったらなんだけど……私と」
そう言いかけたアルカの口を俺は指で抑える
「アルカ俺とパーティを組まないか?そして一緒に世界を巡ろうぜ」
ん?なんかこれプロポーズみたいになってないか?
……まぁいっか
「……は…ふぁい」
大事なところで噛むかよ
それもマイナス値による不幸なのかよ
こうして薬草採取の為の一時的なパーティだったが結局今後も一緒にパーティを組む事になった
[依頼名クエストネーム] 迷いの森の薬草採取
☆★クエストクリア★☆
【書籍化・コミカライズ】竜神様に見初められまして~虐げられ令嬢は精霊王國にて三食もふもふ溺愛付きの生活を送り幸せになる~
魔法王國フェルミ。 高名な魔法師家系であるエドモンド伯爵家令嬢ソフィアは、六歳の時に魔力判定でゼロを出したことがきっかけで家族から冷遇される日々を送っていた。 唯一の癒しはソフィアにしか見えないフェンリルの『ハナコ』 母にぶたれても、妹に嫌がらせを受けても、ハナコをもふもふすることで心の安寧を保っていた。 そんな彼女が十六歳になったある日。 ソフィアは國家間の交流パーティにて精霊王國の軍務大臣にして竜神アランに問われる。 「そのフェンリルは、君の精霊か?」 「ハナコが見えるのですか?」 「……ハナコ?」 そんなやりとりがきっかけで、何故かアランに求婚されてしまうソフィア。 家族には半ば捨てられる形で、あれよあれよの間にソフィアは精霊王國に嫁ぐことになり……。 「三食もご飯を食べていいんですか?」 「精霊國の皆さん、みんなもふもふ……幸せです……」 「アラン様と結婚できて、本當によかったです」 強制的に働かされ続け、愛も優しさも知らなかった不器用な少女は、精霊王國の人たちに溫かく見守られ、アランに溺愛され、幸せになっていく。 一方のフェルミ王國は、ソフィアが無自覚に國にもたらしていた恩恵が絶たれ崩壊への道を辿っていて……。 「君をあっさり手放すなぞ、エドモンド家は判斷を誤ったな。君の本當の力がどれだけ凄まじいものか、知らなかったのだろう」 「私の、本當の力……?」 これは、虐げられ続けた令嬢が精霊國の竜神様に溺愛され、三食しっかり食べてもふもふを堪能し、無自覚に持っていた能力を認められて幸せになっていく話。 ※もふもふ度&ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。
8 135勇者パーティーに追放された俺は、伝説級のアイテムを作れるので領地が最強になっていた
【今日の一冊】に掲載されました。 勇者パーティーから追放された俺。役に立たないのが理由で、パーティーだけでなく冒険者ギルドまでも追放された。勇者グラティアスからは報酬も與える価値はないとされて、金まで奪われてしまう。追放された俺は、本當に追放していいのと思う。なぜなら俺は錬金術士であり、実は俺だけ作れる伝説級アイテムが作れた。辺境の領地に行き、伝説級アイテムで領地を開拓する。すると領地は最強になってしまった。一方、勇者もギルドマスターも栄光から一転して奈落の底に落ちていく。これは冒険者ギルドのために必死に頑張っていた俺が追放されて仲間を増やしていたら、最強の領地になっていた話です。
8 54妹と兄、ぷらすあるふぁ
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8 172出雲の阿國は銀盤に舞う
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