《銀狼転生記~助けたと異世界放浪~》005 ~現狀分析とステータス~
なんてこった……。
自分勝手な都合で連れて來ておいて見知らぬ窟に一人(いや一匹か)殘していくなんて!!
鬼畜すぎんだろ!?
だいたいあの邪神は!!
こうなったのも全部あいつのせいだ!!
全く、あの邪神はだいたい……。
…まあ、今はやめとこう。
長くなりそうだ。
それはそうとして、今すべきは現在の狀況把握と俺のステータスの把握か?
まず、サハラの話だと俺たち2ーCは〖アルデンス王國〗なる人達によって、異世界転移をした。
その際、俺はサハラのお眼鏡にかない(まったくうれしくねぇ)、ここ〖エンデ帝國〗領のダンジョン<サハラ跡>の更に深部に転移。
そこで邪神サハラなると出會い、魔神を目指すため狼(犬)に転生。
っとここで自のが気になったので、試しにをってみる。
もふもふだ。
見事にもっふもふだな。
なかなかにいい。
これは癖になりそ───ゲフンゲフンっ。
話がそれたな。
なお、現在この世界では人間と魔族が長きに渡り戦爭をしており、人間側には七つの武の名を冠する王が、魔族側には七つの罪の名を冠する魔王がいるらしい。
天族は現在、神の使いと名乗り、三大天使なるものいる。
更に、人間の信仰の対象にもなっている。
対して悪魔族は、かなり昔に天族、人間、亜人からなる同盟との戦爭〔第二次天魔大戦〕で敗れて封印され、一定の條件を満たさぬ限り、この世界に降りてこれないらしい。
最後に亜人族だが、長い年月を過ごすに氏族が増え続け、エルフやドワーフはもちろん、ハーフエルフやリザードマンなど、他種族とのハーフも確認されている。
今では大まかな氏族のくくりでも、十の氏族がある。
そして、それぞれの氏族の長を王とし、排他的な暮らしをしているらしい。(なお、氏族同士の仲は悪い)
まあ、ここらがサハラの話でわかったことだな。
でもって、俺の目的は、現在大変困った狀況下にあるこの世界のパワーバランスを、魔神になることで保ちつつ、邪神サハラの駒として神々ついてはそれぞれの種族に制裁を與えること…か。
何? このハードゲーム。
「最初っから転生の時に魔神にしたらよかったんじゃね?」とサハラに聞いてみたところ、
『わかってないなぁ、おにーさん。 コスパだよ、コスパ。コスト削減のためにね! 魔神転生はコストすっごく高いから、その點、狼だと消費コストは0に等しいからね。私って、あったまイイ!!』
と某カードーゲームのような理論を披してくれた。
その頭のせいでこんな狀況になってんだろが。
とにかく、目下俺の最優先目的はこのダンジョンを攻略し、地上に出ることだろう。そのためには自分のことを知るべきだ。というわけで、ステータスを見てみるか。
念じればいいんだよな?
(〈ステータス〉!!)
と、無音で何か薄いタブレット端末のようなものが目の前に浮かび上がる。
ん? なにか書いてあるな。
どれどれ?
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名前 ロウ(ミコト)
種族 プチハウンド(幻獣種)
LV:0/5
HP:10/10
MP:5/5
攻撃力:10(100)
防力:8
抵抗力:46
俊敏:50
魔法力:2
運 :-10
:ユニークスキル:
【空間魔法】【武創造】【神々の系譜】
:パッシブスキル:
【翻訳】【隠蔽】【神汚染無効】【邪神の籠】
:ノーマルスキル:
【吠える】【突撃】【鑑定アナライズ】【逃げる】
:稱號:
〖転移者〗〖転生者〗〖寂しがり屋〗
〖邪神の籠をけし者〗
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うん、いろいろといいたいことがあるんだが。
優等生だった子爵令嬢は、戀を知りたい。~六人目の子供ができたので離縁します~(書籍化&コミカライズ)
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