《俺、覇王になりました。》12話 王宮拝見
俺は今馬車に乗っている。
理由はSランクの稱號付與の為だと言う。
普通の冒険者は大BランクでエリートになるとAランクらしいSランクに至るのはごく1部で王様との対談が必要なのだ。
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王宮に著いた。
王宮に來るまでに、大きな門を3回ほどくぐった。
どうやら門で分を表してるらしい。
×0...平民
×1...貴族、大貴族
×2...辺境伯、男爵
×3...王宮
となっている。流石中世ヨーロッパなだけあるな。
「著きました」
護衛の人が來た。
案されるがまま付いていったが王宮は、全て金箔のコーティングが施されており所々に寶石がある。
俺とマサキは借りてきた貓のように靜かになった。
まぁマサキは元々靜かだけどね。
「これに著替えてください。」
俺の目の前には中世ヨーロッパ風のスーツとドレスが置いてあった。
うん。なかなかカッコイイ。
俺の服は黒がベースになっており
元からは白いヒラヒラが出ていた。
マサキの服は水がベースとなっており、リボンなどの飾り付けがしてある。
とても男心をくすぐるが俺には襲う勇気が無いので辭めておこう。
そして俺はただ1回の対談のために1時間も練習した。1時間もだ!!
はぁーこの1時間をギャンブルに使いたかったもんだよ。
なぁ?前から思ってたけど俺ってダメ男?
まぁいいか。
「では付いてきてください。ちゃんと練習した通りにやって下さいね。」
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俺とマサキは跪いていた。
「ではこれより冒険者リクマとマサキにSランク冒険者の稱號を與える」
「「はっ!ありがたき幸せ」」
ふぅー何とか終わったようだ。
「ではこの対談をおわ...『待ってくださいお父様』」
「なんだ?我が娘、リーシャよ」
そこには金髪碧眼きんぱつへきがん
のがいた。
「私、リクマ様に一目惚れしまた。私は...私はリクマさんと結婚します」
「「「「「「「えぇぇぇぇえぇ!!!!!!!!」」」」」」」
俺はどうやら熱があるらしい。
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