《異世界に転生したので楽しく過ごすようです》第16話 実力を調べるようです
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謝の気持ちに今日も2話投稿しようと思います!
今後ともこの作品を楽しんでいただけたら幸いです!
ミルが俺達の仲間になった、次の日。
今、俺達にめんどくさい事が起きている。
えっ?なにが起こってるのかって?盜賊だよ盜賊。20人くらいは軽くいる。
いきなり俺達の馬車に襲いかかってくるから、びっくりしたわ。
「げへへ。金目のもん置いていくなら見逃してやってもいいぞ?」
こういう輩はどうせ見逃す気はないのだろう。なんてったって顔に出てるからな。
「マスターどうするの?」
「どうしたもんかねぇ」
「主様ならすぐに終わると思いますけど…」
「めんどくさくね?…あ、そうだ。ミルにやってもらうことにしよう!」
「ふぇ?あたし?」
「ミルの実力を知ってた方がいいしな」
「わかった。行ってくる」
「ゼロとレンは萬が一があるかもしれないから人化解いていつもの所に」
「うん」「はい」
ゼロは俺の頭の上に、レンは俺の腰に収まる。
「ゼロがスライムに…!?レ、レンは武…!?」
あ、ミルは初めてか。盜賊どうにかしたら説明してあげよう。
「後で説明してあげるから、早く盜賊倒してきて」
「…ん」
ミルは1人で盜賊達の前に。冒険者達は冒険者達で、盜賊に襲われてる。こっちに援軍に來るのはちょっと遅くなるかな?
「あ?なんだこのガキ?結構かわいいじゃねぇか。そういつやつに売り飛ばせば儲かりそうだな」
「そういうやつってなに…!」
おお、ミルが怒ってる。大方予想は付いてるんだろうけどな。
「あ?ロリコン貴族に決まってんだろ?何言ってんだよ。自分の姿見てから言いな」
「~~~!!」
あ、この盜賊終わったな。ご愁傷様です。
言っておくが俺はミルがちっちゃいから仲間にれたわけじゃないぞ?俺はロリコンじゃないからな。……ほんとだからな?
「……………じゃない……」
「あ?何言ってんだ?」
「あたしはロリじゃないー!!」
ミルはそう雄びを上げ、盜賊達を氷漬けにしてしまった。さすが魔法に特化してるだけある。氷漬けになるまで一瞬だった。
だがミルはそれで終わらない。
なんと土の玉を凍った盜賊達に向けて放ったのだ。
當然のようにバラバラになっていく盜賊達。なかなかにエグい。
俺はミルにロリって言わないようにすることを心に誓った。
そのミルは愚癡をこぼしながら帰ってきた。
「ねぇ、あたしってロリっ子なのかな…?」
お、俺に聞くなよ!なんて答えればいいか分からないだろ!
とりあえず無難な回答をするしか…!
「ミ、ミルはロリっ子じゃあないぞ?」
「そ、そうだよね。あたしロリっ子じゃないよね」
ミルがチョロくて心底よかったと思う。
後ろの冒険者達も盜賊を退けたみたいだ。怪我をしてる奴がいるが、知ったことではない。あっちはあっちでなんとかするだろう。
「それで盜賊倒したから、ゼロとレンについて教えてしいんだけど?」
「おけー。ゼロとレンも盜賊いなくなったから人化してもいいぞー」
「わーい」「ありがとうございます」
ミルにはゼロと會ってからの事を掻い摘んで話した。
俺が転生してきた事とか、チートスキル持ってるとかそんなことは省いた。話すとめんどくさい事になるからな。
「・・・と言うわけで、ゼロとレンは人の姿になってるって訳だ」
「あ、あたし、ゴッドスライムとかインテリジェンスウェポンとか聞いたことないんだけど…」
「大丈夫だ。安心しろ。俺もなかった」
「そ、そっか~。なら大丈夫だ~…」
あー。考えることを放棄した顔をしてるな。それが普通だ。もうありのままの事実をけ止めるんだ。
とここで一旦話を切って、俺はちょっと真面目な話をする。
「そういえば、さっきミルは本気出した?」
「出したのは大、本気の30%くらい…かな…?」
「その割には怒ってぼこぼこにしてたけどな?」
「あ、あれはロリだって言われてつい…」
地雷踏んでしまった。俺の學習能力は皆無なようだ。
「ミルはそんなにロリっ子じゃから安心しろ?な?」
「そんなにってことはしはロリっ子ってことでしょ…?」
「あ、あれだ!これは言葉の綾だ!ミルは全然ロリっ子じゃないぞ!なっ!ゼロ!レン!」
ここは困った時の誰かに投げる作戦。
「わたしたちと同じくらいだからそんなに気にすることないよ?だから元気だして!」
「そうですね。主様はそんなこと気にしませんし、むしろ喜ぶかと」
「ぐすっ…。もういいもん…」
ああ、人選間違えた。
ゼロは悪気があって言ってる訳じゃないけど実質ロリって言ってるようなもんだし。
ただ、レンはちょっとなにを言ってるのか分からない。俺はロリっ子で喜ばないぞ!!
「ミルちゃん暗い顔してどうしたの?マスターにふにふにしてもらう?」
うぉーい!ゼロは何言ってるんだ!
「…ふにふに?」
ほら!興味持ってしまったじゃん!どうするんだよこれ…。
「マスターのふにふにすっごい気持ちいいんだよ!」
「…気持ちいい?」
「終わった後は力が抜けて立てなくなるほどなの!」
「そ、そんな事に…!はわわわ……」
あぁ。ゼロがなにか口走ってるみたいだ。俺は知らない振りしておこう。
「ねぇねぇ」
俺の裾を引っ張るミル。その顔は興味津々の子供みたいになっている。
「ふにふにってなに?あたしにもしてくれない?」
「……………」
「どうしたの?………も、もしかして…!」
「違うから!ミルが考えてるようなことじゃないから!」
「ならあたしにもしてくれるよね?」
くっ!ミルに嵌められたっ!こんな事が出來るなんて聞いてないぞ!
「はぁ…。わかったよ。ただし王都に著いたらな…」
「ん」
「わーい!マスターのふにふにー!」
「ゼロ、落ち著け。しはレンを見習っ……?」
俺は見悶えてるレンをみた。どうやらふにふにしてあげてた時のことを思い出してるらしい。...なんか悲しくなってきた。
「……はっ!すいません主様!ちょっとトリップしてました」
ちょっとどころじゃなかったけどな?
「ま、まぁいい。お前達3人とも王都に著いたらふにふにしてやるから大人しくしてろよ?な?」
「はーい」「はい」「ん」
この調子で明日まで持つのかどうか俺にはわかりません。
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