《三人の霊と俺の契約事契約します。

リサと呼ばれた霊は顔を歪めて、明らかに不機嫌な顔をしている。

「あとしで、契約出來たのに何邪魔してんのよ! 責任とってよね」

「ふふふーーどう見たって嫌がられてたじゃない。 貴方あなたがタイプじゃないんじゃないかしら」

「ーーなの」

何やら、勝手に三人でめ始めたので

その隙にサッサと逃げてしまおうと思ったら。

「あーー逃げてしまうの」

おっとりした口調の霊に見つかった。

「ねえ。わたしとけいやくするの」

そして、おっとりした口調で笑顔でにこにこしながら言ってきた。

その笑顔と口調で言われたら思わず返事をしてしまいそうになった。

しかしーー

「ーー何抜け駆けしようとしてんのよ!

この泥棒貓め! 油斷も隙もないわ」

おっとりした霊を突き飛ばすリサ。

(イヤイヤーーあなたの者でもないですよ)

「ふふふーー私と契約しましょう。

一緒にさあ、契約の口づけを」

お姉様風な霊がアーサーの顎に手をやりをそおっと近づけて來た。

またもーー

「だから、あんたも何やってんのよ」

お姉様風な霊を突き飛ばすリサ。

アーサーは、一通りのやり取りを見屆けると大きく溜め息をつくと霊たちに向かって喋りかけた。

「お前ら、俺をからかってるのか。

俺は、ふざけたことや冗談は大嫌いだ!

魔法が使えるようにならないなら、 もうお前らにようはないし俺に付きまとわないでくれ目障りだ」

三人とも、 アーサーを見て固まった。

そして、 三人ともゆっくりとアーサーの方にの向きを変え失禮しましたというじでゴホン、 と咳払いをした。

「ーー契約すれば、 間違いなく魔法は使えるわよ。 ふふふーーこれは絶対よ。

正確には、 使えるようになるんではなく霊のチカラを宿してそのチカラを使うって言った方が正しいのかしら」

「そして、 その霊のもっている全てのちからを思いのまま自分であやつることが出來るの」

「あなたが今まで苦しんできた人生を変えることが出來るのは、 今しかないわ」

アーサーは、 霊たちに完全に心を持っていかれ心踴っている。

「さあーー私と・・・」

「ーーわたしと・・・」

「ーー私めと・・・」

「「「 契約を!!!ーーなの」」」

三人同時にアーサーに頭を下げ、 手を差し出している。

アーサーの気持ちはもう固まっていた。

そうだ! 俺は今日から変わるんだ。

今まで、 馬鹿にしてきた奴等を見返してやるんだ。

このチャンスを逃す理由なんて無いじゃないか! 俺はやるぞ!!

霊たちは頭を下げたまま、 睨み合いをしボソボソと小さな聲で言い爭って審判の時を待っていたーー

「ーー契約するよ! 三人の中の誰でもいい。

俺は、 魔法が使えるようになればそれでいい。 さあーーやってくれ!!」

アーサーは、 靜かに目を閉じを閉じた。

三人の霊は、チャンスとばかりに目を輝かしていたーー

    人が読んでいる<三人の精霊と俺の契約事情>
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