《三人の霊と俺の契約事》自己紹介
「なあ。一人の人間に一人の霊の契約じゃなかったのか」
アーサーの目の前にはふわふわと浮いてる三人の霊。先程、見事に契約を勝ち取った者たちだ。そして、その者たちは何故か三人ともアーサーのの中から出てきたのだ。
「何故かしらね。もしかしたらアーサー様が特別な質なのかもしれないですね」
リサがスッとぼけたじではぐらかす。
「なんで様をつける? またふざけてるのか」
「リサは、ふざけてないの。けいやくを結んだ相手は、霊にとっては ごしゅじん様なの、ごしゅじん様ので 私たちはチカラを発揮するの」
「ふふふ、そうゆうことですわ。アーサー様」
イマイチ理解出來てない部分もあるのだがとぽりぽり頭を齧りながらまじまじと霊三人を見つめたーー。
★ ★ ★
「えっと。赤い髪ののピンクの服を著た子が、リサだっけ」
くるんと一回転して、スカートの裾を両手でメイドのように持ち上げて。
「改めまして。炎の霊 リサです。
アーサー様、末永くよろしくです」
リサの特徴は、何といっても大きなパッチリした目、 髪のは背中までびている。 よく見るとは違うけど、三人とも同じようなメイド服のような服を著ている。
「えっと、 キミは・・・」
同じく、くるんと一回転してメイドのようなポーズをとり。
「はじめまして。大地の妖 エルザなの。アーサー様、ずっと一緒なの」
エルザは、茶のふわふわウエーブをした肩よりし長めの髪で、目は垂れ目でおっとりしている。
エリザは満遍の笑みを浮かべて微笑んだ。
くるんと他の二人と同じように一回転してメイドポーズをとり。
「ふふふ。アーサー様、 風の霊 シルフィーですわ。 良い関係を」
シルフィーの特徴は、青い髪のをポニーテールしていて、眼鏡をかけている。
なんといっても大人っぽく知的な雰囲気がある。
「リサ、エルザ、シルフィー。よろしくな」
アーサーが三人の前に手を差し出すと、三人の霊の小さな手がぎゅっと握り返してきた。
ーーこれで、俺は魔法が使えるんだーー
現実は、あまくなかった・・・
【コミカライズ&書籍化(2巻7月発売)】【WEB版】婚約破棄され家を追われた少女の手を取り、天才魔術師は優雅に跪く(コミカライズ版:義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される)
***マンガがうがうコミカライズ原作大賞で銀賞&特別賞を受賞し、コミカライズと書籍化が決定しました! オザイ先生によるコミカライズが、マンガがうがうアプリにて2022年1月20日より配信中、2022年5月10日よりコミック第1巻発売中です。また、雙葉社Mノベルスf様から、1巻目書籍が2022年1月14日より、2巻目書籍が2022年7月8日より発売中です。いずれもイラストはみつなり都先生です!詳細は活動報告にて*** イリスは、生まれた時から落ちこぼれだった。魔術士の家系に生まれれば通常備わるはずの魔法の屬性が、生まれ落ちた時に認められなかったのだ。 王國の5魔術師団のうち1つを束ねていた魔術師団長の長女にもかかわらず、魔法の使えないイリスは、後妻に入った義母から冷たい仕打ちを受けており、その仕打ちは次第にエスカレートして、まるで侍女同然に扱われていた。 そんなイリスに、騎士のケンドールとの婚約話が持ち上がる。騎士団でもぱっとしない一兵に過ぎなかったケンドールからの婚約の申し出に、これ幸いと押し付けるようにイリスを婚約させた義母だったけれど、ケンドールはその後目覚ましい活躍を見せ、異例の速さで副騎士団長まで昇進した。義母の溺愛する、美しい妹のヘレナは、そんなケンドールをイリスから奪おうと彼に近付く。ケンドールは、イリスに向かって冷たく婚約破棄を言い放ち、ヘレナとの婚約を告げるのだった。 家を追われたイリスは、家で身に付けた侍女としてのスキルを活かして、侍女として、とある高名な魔術士の家で働き始める。「魔術士の落ちこぼれの娘として生きるより、普通の侍女として穏やかに生きる方が幸せだわ」そう思って侍女としての生活を満喫し出したイリスだったけれど、その家の主人である超絶美形の天才魔術士に、どうやら気に入られてしまったようで……。 王道のハッピーエンドのラブストーリーです。本編完結済です。後日談を追加しております。 また、恐縮ですが、感想受付を一旦停止させていただいています。 ***2021年6月30日と7月1日の日間総合ランキング/日間異世界戀愛ジャンルランキングで1位に、7月6日の週間総合ランキングで1位に、7月22日–28日の月間異世界戀愛ランキングで3位、7月29日に2位になりました。読んでくださっている皆様、本當にありがとうございます!***
8 78【書籍化】天才錬金術師は気ままに旅する~世界最高の元宮廷錬金術師はポーション技術の衰退した未來に目覚め、無自覚に人助けをしていたら、いつの間にか聖女さま扱いされていた件
※書籍化が決まりました! ありがとうございます! 宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。 彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。 世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の將來は、明るいはずだった。 しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からいびられ、殘業の日々を送っていた。 そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。 セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。 食糧も盡きようとしていたので、セイは薬で仮死狀態となる。 そして次に目覚めると、セイは500年後の未來に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない狀態。 「これでもう殘業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」 自由を手に入れたセイはのんびりと、未來の世界を観光することになる。 だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。 セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。
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