《三人の霊と俺の契約事パジャマを著なさい

カーテンからし込む朝で目が覚めた朝。

昨日のことは、夢だったんじゃないかなと寢ぼけていると、何やらの辺りでもぞもぞとくものがある。

「うわぁぁぁぁ!!!」

アーサーは悲鳴ようなび聲をあげた。

「んん・・・どうしたの。アーサー様」

「大きなこえ。ねむいの」

「ふわぁ。おはよございます。

朝から元気ですね」

アーサーのび聲で目を覚ました霊たちはまだ眠そうに目をっている。

「どうしたも、こうしたもあるか。何なんだよ、 お前たちの格好は」

「へぇ?」

「なの?」

「私の・・・格好・・・」

霊三人とも不思議そうに自分たちの格好を見たがなんともないような素振りだ。

「ほぼ、じゃないか。恥ずかしいと思わないのか」

霊たちは、下著姿でアーサーのの上で三人仲良く寢ていた。あのおっとりしたエルザでさえ、キャミソール1枚だけだった。

今まで、子とれ合う機會のなかったアーサーにとっては衝撃的で尚且つ刺激的な姿だった。

「あら、ふふふ。アーサー様は意外にシャイなのね。いいのよ、もっとじっくり見てもふふふ」

「わたしは、別に見られても平気なの」

「いつも寢る時はこんなもんよ。とてもシャイってじの顔じゃないけどねえ」

「・・・とにかく服を著てくれ」

アーサーは顔を真っ赤に染め視線を逸らしながら言った。

三人は、顔を見合わせながら薄っすらと笑みを浮かべて服を著ることにした。

昨日は、偶然たまたま兄貴が退いてくれたから良かったが、実際あのまま魔法で攻撃されていたらどうだったのだろうか。

魔法が使えるようになっているらしいが、 実際にまだ試していないどのように使って何種類位の魔法が使えるのだろうか。知っておく必要がある。何と言っても霊だ。

炎・大地・風のある程度の魔法は全て扱えると考えて良さそうだ。

著替え終わりいつものメイド服っぽい制服になった三人は、アーサーの目の前に並ばされていた。

「俺はどんな魔法が使えてるようになっているか、お前たちに聞いておこうと思う」

三人とも明らかに隠しようもない揺が見えた。汗が・・・滝のようです。

ーー 誰も、契約してくれない筈だーー

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