《三人の霊と俺の契約事》偶然は突然に
「レーベンハートさん、お世話になりました」
「本當に行くのかい?いつまで居てもこちらは構わないんだよ」
「そう言ってもらえて嬉しいです。エレナもナタリアも復興を遂げた新しいクリスタルパレスを見てみたいと言ってますので」
「そうか、何か必要とあればいつでも聲をかけてくれ」
「ありがとうございます」
ケイトが頭を下げると、
「レーベンハートさんありがとう」
エレナは笑顔で挨拶する。
ナタリアが會釈し、三人がバンディッツの地下本部を後にしようとした時、り口の扉が開いた。
☆
グリフィンの移速度は速くあっという間に貿易國家ローズクラウンに著いた。
グリフィンさえあれば世界中いろんな場所に行ける。まさにアーサーが思い描いていた『世界中を見てまわりたい、まだ見たことのないをこの目で確かめてみたい』この言葉を現実に出來るのだ。
アーサーは、三人の霊たちを見つめた。
「どーしたのアーサー様?」
まじまじと見つめるアーサーの視線をじ首を傾げた。
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「いや、この先も俺と一緒に世界中いろんな場所を旅してほしいなっとか思ってね」
アーサーは照れ臭そうに頬を指で掻いた。
その言葉に嬉しそうに三人の霊は、
「ずっと一緒!どこにだって著いて行くよ」
「もちろんなの!」
「アーサー様とならどこだってお伴しますわ」
三人の霊は親指を立ててポーズを決めた。
「そうと決まれば、レーベンハートさんに挨拶して一旦キャメロットに戻っていろいろ準備しよっか」
「うん。何かピクニックみたいでわくわくするねえ」
「ミーナのお店でご飯食べたいの」
「エルザはそればっかですわね」
シルフィーは、ため息を吐いた。
三人の霊たちとアーサーは和気あいあいとおしゃべりをしながらローズクラウンの國境付近まで移した。
國際指名手配されているアーサーは、霊たちは目立つので現化を消しにリンクさせた。
街中至るとこに帝國兵が配備されてはいるが皆、やる気はなくただ立っているだけだ。
今の帝國を象徴するような有様だ。
アーサーは堂々と帝國兵の前を通っても聲もかけられない。本當に國際指名手配をされたのか疑問に思う程だ。
アーサーはそのまま地下のバンディッツ本部に繋がる例のBARに向かった。
☆
錆び付いた鈴の音を店に響かせた。
「こんにちは、お久しぶりです」
「よお、久しぶりだな。バンディッツ本部にご用かい?」
「ええ、レーベンハートさんにご挨拶を」
「そうかい。今日は霊ちゃんは一緒じゃないのか?」
『一緒だよー!』
その聲と共にアーサーのは輝き、三人の霊が飛び出した。
「へえ、こりゃまた・・・」
BARのマスターは面食らっていた。
「ーーじゃあ、失禮します」
アーサーは會釈してBARの奧にある扉の中に消えていった。
「改めて霊使いってのは凄いねえ」
BARのマスターは自分の腹をでていた。
☆
アーサーは、地下へ続く狹い階段を降りて行き、本部のある扉を開いた目の前に眼鏡をかけた青年と鉢合わせした。
「ーーっと、すいません」
アーサーは慌てて謝ると、
「いえいえ、どうぞ中へ」
ケイトは頭を掻きながら道を譲った。
アーサーは頭を何度も下げながら中にった。
その後ろを三人の霊たちがふわふわと著いて行く。
その姿をケイトは眼鏡から目が飛び出るんじゃないかという位驚きの表を見せた。
「せ、霊を三も・・・」
「ケイト見て可い」
「あれは霊ですね。ですが、一人の人間に対して契約出來るのは一と聞いてましたが」
ナタリアは首を傾げた。
「はははは、ケイトもやはり驚いただろ?」
レーベンハートはケイト達のリアクションに満足そうに高笑いする。
アーサーと三人の霊たちはケイト達の向かいに立ってレーベンハートとケイトのやり取りを聞こうとした時にエルザが気づいた。
「あら?リリスなの」
珍しい紫の髪の、青い瞳は見間違える訳がない。エルザは指差した。
「本當だ、リリス久しぶーーん?」
アーサーが言いかけた時にリリスにしてはし背が小さいのと彼よりもい雰囲気をじた。
「あなた方、リリス様にお會いした事があるのですか?」
ナタリアが凄い勢いで話に食いついた。
「リリスとは何回も會ってるよ。友達だもん」
リサはし自慢げに話す。
「ケイトさん。もしかしたらこれでエレナ様の記憶もーー」
ナタリアは涙ぐんでケイトを見つめた。
「ああ、一つの希だな」
ケイトはエレナを見つめて答えた。エレナは話が飲み込めず、きょとんとしていた。
「アーサー君だったかな?この子はエレナ、クリスタルパレスの姫でリリスの妹だ」
「だから似てたのかあ」
リサは口に手を當てて驚く。
「姉妹だけあって本當によく似てますわね」
シルフィーは眼鏡を何度もかけ直しながらまじまじと見つめる。
「リリスだと思ったの」
エルザはエレナのまわりをぐるぐると飛んで観察している。
エレナはあまりにみんなから視線を集められるので下を向き顔を紅くした。
「この子は三年前のクリスタルパレスの崩壊、謂わゆる魔狩りからの記憶がない。僕は彼の記憶を取り戻すことと彼の姉を捜すことを目的に旅をして來たんだ」
「そうだったんですか」
「ーーそれでリリス様は今どこに?」
ナタリアが聞く。
「リリスならたぶん、ホーエンハイムに」
ーー ホーエンハイム? ーー
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