《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》13:そこまでしても飛びたかったんだ

そんなわけで、僕、リルさんの娘さんのところに向かってます。

どうやって?って?

もちろん飛んで!

歩いていくなんてやってられない。

なく見積もっても窟から目的地まで、3ヶ月くらいかかってしまう。

それに地上は魔がうじゃうじゃいるのだ。蟻が群がるかの如く。

改めて空から見てみて、飛べてよかったなと思っているところだ。

あんな所いるだけで、気持ち悪すぎて鳥が立つ。

特にこの森は魔原子が多く、魔が発生しやすいらしいが、さすがにこの量はなぁ。

飛ぶのには結構苦労した。

最初は、羽を上下にパタパタしてみたり、助走をつけてみたりしたが、全く飛べず、試行錯誤した末、魔力を通せば飛べることがわかった。

これで半日かかり、殘りの半日は左翼、右翼に均等に魔力を流すこと、飛びながら右折、左折する方法の訓練などして、遂に飛べるようになった。

そこまでしても飛びたかったのだから仕方がない。

出たのも遅かったし、暗くなってきたから今日はここら辺で野営かな。

テントを取り出し、組み立て、オーク、パンを食べて今日は寢ることにした。

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