《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》15:僕は再び人間になりました。

「エルのお家にるの!」

目の前には白いワンピースを著た、いやのエルさんがおられるのでござる。

………いや〜の子の家にるなんて初めてだから張してしまった。

「では、お言葉に甘えてお邪魔しま………。」

お邪魔できなかった。何故かって?

よく思い出してごらん。

僕ね、中は人間だけど、外見は龍なのですよ。

そりゃ、龍が、人間の家れるわけないよな。

の程知らずで申し訳ございません。

そんな立ち往生している僕に気づいたのか、エルさんがはっと表を変えた。

「そうだったの!忘れてたの!エルは今人型だったの!」

そういえば僕、ユニーク:人化があるんだった。

「あの…僕ユニーク:人化持っているんだけど、それでどうにかなったりしないかな?」

「それ持ってる奴なかなかいないの!さすがレイトなの!それならお家招待できるの!今からエルが教えるの!」

「ありがとう、エル。」

これで、また人として暮らせる可能が増えてきた。

正直、日本人だったから森の中で一生寢泊まりするのはきつかったのだ。

まず、僕の前に鏡が現れた。

エルさんが、魔法で出したみたいだ。

「自分が人間の姿で映っていることを想像するのが一番近道なの!」

「うん。やってみるよ。」

思ったんだけど、この元はリルさんだから、人化するとになったりはしないよね?

……とりあえず、今は集中しよう。

目を閉じて、神を統一する。

僕は人間、人間、人間…

足の指から、爪一本一本想像し、足首、膝、腕と想像していく。

首まで想像し終わった、よし次は顔だな。顔はどんなじにしようかな……

「もう、目を開けていいの!」

「でもまだ顔は想像し終わってないよ?」

「人化において、顔は心のしさで強制的にきまってしまうの!想像しなくても大丈夫なの!」

目を開けた途端、目の前に言葉に表せないほどの年がいた。髪のも白。目は灰だ。年齢は17くらいかな?

えっ誰?

首を傾げると、鏡に首を傾げた年がいる。

まぁ、ここにはエルと僕しかいないから、これ僕なんだろうけど、未だに信じられない。なんか神々しいオーラ放ってるし。

「やっぱりレイトは綺麗な心の持ち主なの!」

「全然そんなことは無いと思うけど…ところでなんで元リルさんのなのに男になったんだろう?」

人化したら、元の僕の人間の姿(ブス)かリルさん()になっているとおもったんだけどな。

「魂によって型は決まってくるの!レイトの魂は男だから男になったの!」

ちなみにどれだけ人間に近い姿になれるかは心の汚れに関係し、年齢は神年齢が反映されるらしい。

500年も生きて、神年齢5歳くらいのエルさんって…

いくらなんでも若々しすぎるだろ。

エルは今まで人化の能力を持った魔は見たことあるらしいが、どれも人といえるような姿ではなかったらしい。どちらかというと、大部分は魔、腕とか一部分だけ人間といったじた。

エルが人化を習得しようとした時も最初はそんなじだったらしい。

毎日毎日鏡の前で練習を続けた結果、10年間かけてやっと人間の姿になれたらしい。

「鏡いらなかったの!」

ちょっとエルさんいじけているみたいだ。

そりゃ、10年間も自分はかけたのに、一瞬で目の前でやられてしまったら、僕でも悔しいと思うな。

僕の場合は元々人間だったのと、ユニークであるせいだとも思うんだけどね。

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