《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》19:あのうじゃうじゃの中にいます

なんのために僕はあんなに苦労したのか。

ただ今、僕とエルは蟻の如く群がるモンスター達の中にいる。あの中を通るのが嫌だから必死に飛ぶ練習したのにな。

飛ぼうとしたらエルが、人間として暮らす練習なの!と言って龍に戻るのを防ぐ魔道をつけてしまった。

あぁ、やっぱ気持ち悪い。上空から見た時は他人事だったが、実際にうじゃうじゃの中にいるとこの悲慘さがわかる。

エルに教えてもらったところ、アリンキーと言うモンスターの群れらしい。魔素が多いところで大量発生するそうだ。見た目もそうだが、匂いもひどいのだ。さらに道を塞いで邪魔だから、跳ね除ける(理的にパンチ)をすると緑とか赤の臭ーいモンスター達のが飛び散り、僕の服にかかるのだ。緑と赤ってクリスマスかよ!この異世界にクリスマスの行事があるかどうかはわからないけど。

魔法を使えばいいと思う人もいるかも知れないが、先程のエルに付けられた魔道に魔法の使用止というデメリットが付けられているのだ。

エルはというと、お出かけ用ルンルンに乗って僕の後ろ、つまり魔とかからも守られる安全ゾーンを保ちながらついてきている。ちなみにお出かけ用は死を拾って収納してくれるらしい。ル○バってちょっとの段差でも越えられないのに、ルンルンは倒れた木などがあっても平気で越えていく。地球のル○バ全てにおいて負けてるじゃん。

30分くらい戦ってやっとモンスターの軍団から抜け出せた。

そのあと1時間くらいちょっとスピードを上げて走ると町の防壁が見えてきた。

やっと人に會える!

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