《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》27:気を取り直して行ってまいります

森の一部が聖域になったのは神の仕業でも天使の仕業でもなく、僕の仕業であったことがわかったことで、僕達は正式にBランクになるために依頼をけることになった。

「どれがいいかしらん?うん、これにしたわ。(この依頼Bランクの割に難しかったからなかなかける人いなかったのよねん。)」

「カーマさん何かおっしゃいましたか?」

「気にしなくていいのよん。の事ってやつよん♡」

絶対今何か誤魔化された気がする。

「その依頼書をよく読んで気をつけて行ってくるのよん♡無事に帰ってきたらお帰りのキスしてあげちゃう♡」

命の危険か、心に深い傷を負うかという、僕には平穏に済むルートがないことがわかった。

Bランクからは依頼書がより詳しく書かれている。

__________

依頼:レッドヘッドチョックの討伐

適正ランク:B

説明:レッドヘッドチョックが非常に増加したために火山    の鉱が採れなくなってしまった。沢山いるので見つけたらとにかく狩ってほしい。素手で戦うのは針を刺して くるので危険だ。武を裝備する、又は丈夫な手袋をすることを推奨する。

__________

「とりあえず剣は一応持っているから、手袋があったほうがいいかな。よし、手袋買いに行こっか、エル!」

「食べも買いに行くの!」

「そうだな。次こそは途中でお腹鳴らしたくないもんね。」

「レイト意地悪なの!」

ぷんすかしながら頰を膨らませるエルもかわいいな。

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