地面にめり込む虎を見て、

「これでいいんだろ仮面いや、

─神様─と言う方が正しいか？

どうせ見てるんだろ？出てこいよ」

と、言うと

「良くわかったじゃないか、いかにも、

僕はこの世界の神だ、いつから気づいた？」

最初からいたかのように虛空から表れた

「最初っから察しはついていたがこれまでの

常識をまるで無視したこの世界への召喚

理法則を冒涜するかのような僕の能力チート

正直、驚いたがこれが神の力だとしたら 

けれはしないが理解はできる」

「あぁ、やはり君たちを呼んで正解だった。

このミッションを一人も欠けずに

クリアしたのは始めてだ」

「て、事は過去にも何度か連れてきたと言うのか？」

「その通り、この世界から出た人もいる」

「その出方と言うのは？」

「流石に呼んで來て早くに

はい、これが答えです帰ってください

と、言うとでも思ったか？」

「まさか、言うとは思ってないよ

それに───もう、察しはついている───」

「まだ、早くないかな？

こんなに早くは終わらせないよ？」

「じゃあ、どうする─────」」