《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》思う心

高校一年の春同じクラスになった

秋君に一目惚れをした

でも、きっと他の人も秋君を

気になっていそうだから

私みたいな暗い人には

気づいてくれないだろうな───

一年の冬、ずっと思い続けていたけど

私には無理だなぁ

あ~あ、私も明るくなりたいな

回りの人は秋君を暗いって言うから

私がになって照らしてあげたいな

二年の春、良かった!

秋君と同じクラスになれた

そして、異世界に飛ばされた

皆はいつも秋君と話そうとしないし

口を言っている人達なのに

皆を守るためにあんなに

大きな虎にも怯まず挑んだ

優しいな、怪我してないかな…?

今度は龍が出てきた

秋君はまた戦おうとしている

「さぁ、行こうか原ちゃん」

─────ダメ…

怪我しちゃうよ

「さて、どうするか」

止めて────

これ以上やったら

「アレとし、やりあってみるよ」

お願い、もう止めて、死んじゃうよ───

これ以上傷つくようなことしないで

「せめて、もっとちからがあれば秋君を

助けてあげられるのに」

「願うかよ」

綺麗なの聲がした

「誰?」

「あやつを助けるための力を」

こちらの聲が聞こえてるのかわからないが

「願うよ…だって死んでほしくなんて無いッ!

私が助けてあげたい!

でも、力がないから私には何も出來ない」

「願え、人を思う心は何にも挫けない」

変な聲が聞こえてから、秋君を見ると

また、龍にぶつかっていった

──もう、怪我しちゃうから──

──今度は私も一緒に戦うから──

──だから…だからッ!──

「もう止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

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