《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》不安

「夜明けと共に出発しよう」

真夜中、寢ることが出來ず満天の星を眺めていた

回りの人は寢ている

「サイトー?寢れない?」

と、原が近くに來た

「うん、未だに信じられなくてね

まだ夢なんじゃないかなって

どこか信じてる自分がいるんだ」

すると、原は異能を解放

右手をらせながら聞いてくる

「確かに、夢っぽいけど

皆のサイトーへの思いも夢?」

原はし怒ったように言う

「僕にはわからないよ

いつも、教室の隅で本を読んで

皆には相手にされない

狹い部屋の中に自分を閉じ込めてきたけど

急に何も知らないわからない

世界に放り出されて、皆を守りたい

そんなの僕には出來ない」

「でも、サイトーは出來た」

食い気味に力強く言葉を返す

「サイトーなら出來る

サイトーにしか出來ない」

ふっと、肩の荷が落ちた気がした

「うん、ありがとう」

その眼にしっかりと力が宿る

暖かいものを

風に吹かれながら

星を見上げた

まだ夜は明けない

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