《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》川を探して
僕たちは歩き出した──
「ねぇ、希どこに向かってるの?」
と、森へり20分後
指揮を執っていた希に聞いてみる
「あのねぇ、川を探してるんだよぉ~」
「川?何で川なんて探してるの?」
答えの意図が分からず理由を聞くと
「説明しよう!」
と、橫から上田が出てきた
「出た、上田」
原がすぐに突っ込む
上田はふらっと消えてはふらっと戻ってくる
そして、どこへ行ったかわからない
変なやつだ、晝飯を一緒に食べる
面子の一人だ
「古來より川の周辺には
必ずと言って良いほど文明が発達してきた
だから、川を探して下っていけば
街や村、うまくいけば國があるのだよ」
と、変わりに説明してくれた
「そうだよぉ~、だから、
川を探してるんだよぉ
魚が取れたら尚良しってところ~
さて、皆一回止まって」
と、皆を止めた
「ここからは、班に分けて
別れて探して貰おうと思うんだ
だから5人6班に別れて~」
元々のクラスのグループに別れた
「川を見つけたらここに戻ってくること
何かあったらったりせずに
ここに戻ってきて、攜帯の時間を使って
1時間後にここに集まって~」
そして、皆が思い思いに広がっていく
「さて、僕たちも探そうか」
と、言った側から
「川あったよ~!」
「「「「早ッ!」」」」
「あははは」
希は何かを言いたそうだったが
遮られてしまったようだ
後で聞くとしよう
そして、川の側に行く
「うん、平気そうだねこれを辿って
降りてみよう」
川に沿って歩くこと2時間
川はだんだん太く深くなり
対岸へ行くのが大変なくらいになった
「一旦休もうか」
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