《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》境の技

(今のは一…?)

何があったのか理解が出來ない

に衝撃が走った

「何をしたんですか?」

相手に、謎の攻撃の理由を聞く

「敵にの種をバラす訳無いでしょう」

わざとらしく両手をひらひらさせながら

嘲笑うかのように見ている

「ですよねッ!」

再びの接近、もう一度拳を放つ

アゼルも拳を構え放ち拳同士でぶつかる

───15センチもの隙間を開けて

辺りに衝撃波が広がる

「なかなかのパワーですね

しかし、當たらなければ意味が無い」

そう言って背を向け、そして

「今のあなたではこの眼を持つことは

不可能でしょう、持つに値しません」

そのまま、闘技場から出ていくアゼルを

ただ、眺めるしか出來なかった

「へぇ、あんなことできるんだ」

その戦いを観客席で見ていた彼

神崎若菜と言う、っていた

その人だった

「これを、完璧にすれば秋くんを助けられる」

そう思った彼は一人、練習場に籠るのだった

「何も見えなかった、だけど確実にそこにある

存在は無いが実はある

風のようだが風ではない、

風だったら周りに土が舞うはずだ

何だ?何が俺を襲ったんだ?」

山を歩き呟きながら答えを探していた

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