《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》

「何なんだよッ!」

秋は一人、部屋に籠り

文獻を読み漁り

あの技の正を探っていた

すでに、あの戦いから

3日が経っている

「失禮してもよろしいでしょうか?」

ドアがノックされアゼルの聲が聞こえる

「もちろん、どうぞ」

返事をすると、アゼルが申し訳なさそうに

部屋にってきた

「どうしたんですか?」

「とても、悩んでると聞いたもので

何かお手伝い出來ることがないかと」

「とても、助かりますが、あなたは僕に

天眼を持つに値しないと言いました」

「えぇ、確かに言いましたが

あなたが悩んでいるのはきっと

天眼ではなく私がどうあなたを

攻撃したかですよね?」

言われてみればそうだ

天眼の修行ではなく

どうやって攻撃されたのかを考えていた

「それでしたら、全然教えますよ?」

──あぁ、僕の3日間を返してください

所変わって闘技場

「殘念ながら、あの技は今のあなたには

使うことは出來ないでしょう

ですが、見えないものを避けられるようになれば

見えるものを避けるのは簡単でしょう

それの修行です」

すると、テーブルを用意し、

上に日のついたろうそくを置いた

「これならずに火を消してみてください」

そう言われて、ろうそくの火3センチ程

上を手で払い火を消した

「なるほど、流石に出來ますよね」

と、再び火をつけ

「それでは、ここから三歩下がって

火を消してみてください」

────修行が始まった

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