《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》覚悟

『あなたはどうするの?』

神崎に言われたことが頭から離れなかった

寢ていたベッドへと寢転がり

無機質な真っ白の天井を見る

『俺はお前でお前は俺だ』

自分に言われたことがぐるぐると頭を回る

「今から魔法の練習して間に合うかな」

そう思った秋は立ち上がり

再び、上田の元へと歩いた

「え、練習相手になれと?」

魔法を教わりに行ったはずなのに

何故か練習相手にされそうになる

「ちょっと待ってよ!話聞いてた?今僕は──」

「じゃあ、行くよ!」

「お願い話を聞いて!」

懇願するが上田は聞く耳を持たずに魔方陣を展開し

「大丈夫だよ!そのままでもサイトーは強いから」

「うわぁぁぁぁ!」

多くの魔法を同時・・に放ってきた

「上田はどれぐらい魔法の練習してたの?」

「この図書館に來てからずっとだね」

「どうして?戦いに參加するため?」

秋は聞いた、何故強くなりたいのかを

「いやいや!そう言う訳じゃないよ!

ただ、守られてるばっかりで申し訳ないから

せめて自分のを自分で守れるようになろう

と、思ってね、それに俺だけじゃなく

クラスの全員が何も言わないけど謝してるんだ」

「────!」

秋の心のなかに何か暖かいが流れ込んでくる

今までの戦いにおいて「戦って」と

言われたことは一度もない、それなのに戦ってきた

それは力がある自分がやるのは當然だと思っていて

他の人たちもそう考えていると、思っていた

「俺が守らなくちゃ」

秋はそう言い、椅子から立ち上がり歩いていった

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