俺は全力で走る。

(逃げないと！ 早くあの 化け から...っ!!)

「化けだなんて、酷いなぁ...」

「ヒッ!!」

目の前にその 化け がいた。

(回り込まれてるっ!?)

「ボクはこ～んなに普通の子供なのに (笑)」

「ど、どこがだよ!!」

「ま、こんな事してる時點で普通じゃ無いのは分かってるけどね。」

「......さてと、鬼ごっこは終わりだね。」

「っ！」

「じゃあ、バイバイ。」

「ちょっとま、」

ゴバッ

次の瞬間、俺はを吐いた。

「ゲホッ...！」

「ゲホッ...！」

ベタタタタッ!!

バタ......

心臓を潰すとを吐き出してソイツのが倒れる。

「あーあ。やっぱり弱いなぁ」

ボクは腕時計を確認する。

「あ、もう午前３時か。」

「早く帰って寢よーっと!」

朝、目が覚めると７時２0分だった。

「.........あ、やべ。」

急いで登校準備をする。

ヤバイよ！３０分までに行かないと遅刻なのに !!

７時２５分。

朝飯を食べたりなどの準備を終わらせ、家を飛び出す。

ボクの行っている高校は、家から走って５分なのでギリ間に合わない。

そこでボクは路地裏に駆け込み“超能力”を使う。

そう、あの有名な 瞬間移 だ。

ボク、宗座禰ソウザネ 満月ミツキは超能力者なのだ。

だが、普通の能力者ではない。

サイコキネシス、テレパシー、視、パイロキネシス、etc...

など、沢山の能力を使えるのだ。

閑話休題。

ボクはそれで高校の近くの路地裏に転移して再びダッシュした。

そして校門や廊下を走り抜ける。

７時３０分。

教室にり込む。

そして自分の席に著いた瞬間、チャイムが鳴った。

「......セ―――フ。

あ゛――、良かった、間に合ったー！」

「良かったね、満月。

さすがに今回は無理だと思ったよ。」

こいつはボクの數ない友達の月モチヅキ 玲音レオン。

一ヶ月前に転校してきたイケメンだ。

噂によると前の學校では友達も多かったそうだ。

ボクなんてハーフなのに顔も普通で友達だって殆どいないのに......

（注：満月は玲音にも負けない位のイケメンです...だけど。）

「？ どうしたの。俺の顔じっと見て。

もしかして見惚れちゃった?」

「いや...リア充発しないかなって」

「うわー 酷いなー(笑)」

「あ、おはよう満月、玲音。今日も楽しそうだね。」

次に來た薄...クールな雰囲気を出しているコイツは夜見承ヨミツグ 零騎レイキ。ボクのない友達の一人だ。

因みに零騎はラノベやゲームが好きでゲーム研究部にっている。

そして、零騎の後ろからもう一人出てくる。

「おはりん! ミッキー、レオちん! 今日も元気?」

このチャラ男...いやバカは煌薗キラゾノ 翔琉カケル。ボクのな(ry

コレでも一応、煌薗グループという會社の曹司だ。

.....只のバカにしか見えないが。

というじで話していると、

「全員席に著いてくださーい! HRを始めまーす!」

と擔任の高倉タカクラ 紅葉モミジ先生(男)が來たので全員席に戻った。

キーンコーンカーンコーン

放課後のチャイムが鳴る。

今日は金曜日なので翔琉に

「ミッキー、土日 皆で遊びに行かない？」

とわれたが、斷った。

ボクは土日ゴロゴロしてたい派なんだよ。

そしてボクは何事もなく家に帰り、課題を終わらせて寢た。

………………はずなのに。

何処だよ此処。何で辺り一面真っ白なんだよ。

そんな事を考えていると、目の前に金髪蒼眼の男が現れて言った。

「ごめんね。君、僕の弟の間違いで死んじゃった。(´；ω；`)」

「…………………えぇ？」