《最強の超能力者は異世界で冒険者になる》閑話 sideフロスト 出會い

僕はいつもギルと一緒に大臣達に隠れての特訓に來ている。

だが、今日はその帰りに山賊に襲われてしまった。

ギルも追い詰められてもう無理かと思っていた。

でも、そこである聲が聞こえた。

「ねぇオジサン達、こんな所で何してるの?」

それは、山賊と戦っているこの場所には似合わない程気の抜けた聲だった。

そちらを向くと、そこには""がいた。

何故か年の様な格好をしていたが。

ギルがに警告するが、はあろうことか山賊に喧嘩を売っていた。

そして……襲ってきた山賊の首をナイフではねた。

勿論山賊の仲間が黙っている筈もなく一斉にに攻撃を仕掛けた。

しかし、は2本のナイフで衝撃波の様なものを出して山賊達を全滅させてしまった。

そしてはギルと話し始めた。

僕は笑顔で話している2人を見て、仲間外れにされているような気分になり、馬車から降りた。

その時にギルが言ってしまったのだ。

「な! 王子!? 何故降りてきたんですか!!」

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「王子?」

「あ……」

ギルがやってしまったという顔で固まる。

「そ、それじゃあボクはこれで...」

は面倒事を察したのか逃げようとしているが、こんなに可い子を逃がす訳がない。

「まぁまぁ そんな事言わずに。

私にもお禮をさせてくださいよ。」

々心が痛いが、逃がさないためにもしだけ威圧を込めて笑いながら肩を摑む。

「は、はい……」

そして、は笑顔を引きつらせながらそう言って、馬車に乗り込んだ。

そして、馬車の中で自己紹介が始まった。

「それじゃあ私から自己紹介するね。

私の名前は、フロスト・リル・ミスリア。

この先にあるミスリア王國の第三王子なんだ。

因みに年齢は23歳だよ。」

「ボク、本の王子様って初めて見た……」

「そうだったんだ。君の始めてになれて嬉しいよ。」

「…?」

(こんなに可い子の初めてなんて、そういう意味じゃなくても照れるな)

「ふふ」

僕は照れ隠しで笑った

「次は俺だな!

俺はギルバート・カルタスだ。

フロスト王子の近衛騎士をしてる。

王子の特訓に付き合っていた帰りだったんだ。

年齢は25歳。

それと、俺の事はギルって呼んでくれ。」

「分かった。というか ギル、1人で山賊から馬車を守るなんて凄いんだな。」

その子の言葉にギルが涙ぐむ。

「お前、良い奴なんだな……(泣)」

「え、えぇ?フロスト様、

これどうしたら良いんだ?」

泣いているギルを宥めるより、この子と話してみたい僕はこう言った。

「ほっといて良いんじゃない?

あ。それと私のことはフートってよんでね。」

別にあだ名で呼ばれていたギルが羨ましかった訳ではないのだ。決して。

「え。でもフロスト様は王子様だし……」

「ね?」

嫌われたくはないがあだ名で呼ばれないのは嫌なのでさりげなく威圧を混ぜた笑顔で言った

「わ、かったよ。フート」

「それでよし。それじゃあ君の番だよ」

僕は早くこの子の名前を知りたかったので自己紹介を促す。

「う、うん。

ボクの名前は宗座禰 満月。

年齢は16歳だ。」

「そっか。ミツキ、これからもよろしくね。」

「うん。これからもよろし…ってこれからも?」

「うん。ミツキには私の友人になってしいんだ。」

「あぁ、そういう事ならいいぞ。」

満面の笑顔でミツキが言う

「…そうか、ありがとう。」

僕はその笑顔にしの間見惚れてしまった

「お、おう?」

「そういえばさ、ミツキの髪、珍しいしてるね。」

ミツキの髪が珍しかったのでつい言ってしまった。

「ん?こっちでは黒髪は珍しいのか?」

ミツキの質問にギルが答える。

「あぁ、黒髪なんて俺も見た事ないぞ。」

「そうなのか……」

ミツキが黙り込んでしまった。

もしかしてコンプレックスだったのかもしれない

そう思った僕は慌ててフォローした。

「い、いや別にミツキの髪が変ってわけじゃないからそんなに落ち込まないでね。」

「……別に落ち込んでないぞ?」

「え?」

ミツキはそう言った

「なぁ、こっちでは銀髪って珍しいか?」

ミツキの質問にまたギルが答える。

「確かに珍しいが黒髪ほどではないな。」

「そうか。」

ミツキはあからさまにホッとする。

「何でそんな事を聞いたんだ?」

「それはな……」

そう言ってミツキはウィッグを外す。

すると、銀の襟足だけびた綺麗な髪が出てくる。

「こういう事だからだ。」

僕とギルが驚く。

「わぁ、綺麗な髪だね!」

僕は心からそう思ったので素直に言った

「お前なんでそんな綺麗なモン隠してたんだよ?」

ギルが訪ねる

「それはね、ボクの故郷では銀髪なんて殆どいなくて

珍しがられるんだ。

ボクはそれが苦手だから隠してたんだよ。」

「そうだったんだね。」

こんな綺麗な髪を隠すなんて、もったいないな……

『フロスト様、そろそろ王城に到著いたします。』

僕達が話していると 者から聲が掛かった。

「ね、ねぇフート、」

ミツキがし焦って聞いてくる

「何?」

「この馬車、王城に向かってるの…?」

「……そうだけど?」

「お禮をするだけって言ってなかった?」

「うん。だからミツキには國にいる間、王城に滯在してもらうの。

さっき旅の途中で目的地は無いって言ってたし………いいでしょ?」

僕としてはそのまま一生王城に居てもらいたいけどね

「はぁ、分かったよ。それじゃあ甘えさせて貰うよ」

「うん!」

これで王城を気にってずっと王城に居てくれれば、そのうち僕しか頼れないようにさせて…………

なんて、流石にそこまではしないけど。

そして王城に著き、僕達は中にっていった。

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