《努力次第で異世界最強 ~喰えば喰うほど強くなる~》7話:新たな出會い

ツヴァイアに乗せられてやってきたバイアス大山脈の麓へ行くとバカでかい窟があった。

「これり口の高さだけでも何千メートルあるんだろ?」

『この先はお前達だけで行け』

そう言われたレンとメルはツヴァイアから降りると周りにいたドラゴンたちを連れてどこかへ飛んで行ってしまった。

「にしてもどんだけ奧まで続いてるんだ?」

ツヴァイアと別れてかれこれ數十分歩いたが一向につく気配がない。

「當たり前であろう?同じ場所を何度も回り続けてるのじゃから」

「え?」

「む?もしかして気づかないままずっと回り続けていたのか?」

「……いや、まぁ……うん」

なぜレンは自分の方がステータスもスキルも高いはずなのにメルが気づくのか不思議に思ったがとりあえずメルにどうすればいいか聞くことにした。

「どうすればあいつらが言っていた主とやらに會えると思う?」

「クロは妾の《魔神》である部分を喰ったのであれば[魔眼]のスキルは持っているであろう?それを使ってみよ」

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メルに言われた通りに[魔眼]のスキルを使ってみると足元に赤くる魔法陣がいくつかあるのが見えた。そして一際明るくる魔法陣を見つけたのでそこへ行って魔法陣の上へ足を置いた瞬間どこかへ飛ばされた。

飛ばされた先で辺りを見回してみるとメルが隣に現れた。

「ふむ。どうやら転送魔法の魔法陣だったようじゃな」

なるほど、初めて転送魔法を経験した。いや、あの迷宮であったドラゴンが現れた時に出てきた魔法陣も転送魔法のだったのかな?とレンは心の中で思った。

『よくきたな。し時間がかかったようだが』

頭上からそんな聲が聞こえたので見上げてみるとそこにはまるで山のように大きいから長い首を生やしているドラゴンがレンとメルを見下ろしていた。

「お、おぉ。めちゃくちゃでかいな」

『儂は18億年ほど生きておる“竜神”なのでな。この年になるとくのも一苦労なのだ、だからお主たちから出向いてもらったという訳だ。そこの小娘も久しいな』

「じゅ、18億年!?いや、その前に竜神?それにそこの小娘ってメルの事を言ってるのか?」

「そうじゃな、およそ6億年ぶりくらいじゃな」

『儂も驚いたぞ?6億年ほど前に忌々しい邪神によって封印されたお前がいきなり迷宮に現れたのだからな。急いでお前を迎えに行かせたのだ』

やっぱりさっき見た魔法陣と同じような効果がある魔法で転送されてきたのか。通りで俺だけ食って帰ってきたわけだ。

『歳を取るのも辛いものだ。本來ならば儂が直々に迎えに行きたかったのだが“竜神”も一応はこの土地に封印されているようなものだからな』

「それならば安心せい。クロの力でお前の神の部分だけを切ることができる」

『真か!クロと言ったか?やってみるが良い』

メルと竜神に言われたのでレンは新しく手にれた寶庫バンクというスキルにしまっていたまだ小さい狀態の神喰ゴッドイーターを取り出した。

「解放ガルテ」

レンは神喰を元の大きさに戻すと竜神に向かって神喰を突き刺したすると神喰を通じて竜神の魔力がどんどん自分の中にってくるのをじていた。

魔力を完全に抜き終わったあとにステータスプレートを確認してみたレンは驚いた。

クロ=ガルテ=ロード/クロギ=レン  

レベル102/???

力=5 (+240000)

攻=5 (+240000)

防=5 (+240000)

魔力=5 (+240000)

魔攻=5 (+240000)

魔防=5 (+240000)

《スキル》

【喰種グール(固有)】

=派生[+魔力作EX][+強化EX]

[+全魔法適EX][+全魔法耐EX][+剣技EX][+現化][+理攻撃耐EX]

[+再生魔法リバイブ(固有)][+自己再生EX][+天翔EX]

[+寶庫バンク][+気配知EX][+魔力知EX]

[+魔神化][+竜神化][+魔眼][+竜眼][+無詠唱]

[+空間魔法(固有)]

【言語理解EX】

《稱號》

『喰種クラウモノ』『魔神』『竜神』『召喚者』

まだ強くなるのか?まぁ喰えば喰うほど強くって言うのが俺のスキルの効果だもんなぁ。でも、

「俺のステータスはかなり強くなってると思うんだけどメルに勝てる気がしないのは何でなんだ?」

そう、問題はそこだった。明らかにレンはメルよりもステータス値は高いはずだが勝てる気がしなかったのだ。

「それはクロがステータスやスキルだけの能が上がっているだけで使いこなせていないせいじゃ。例えば頭の容量は多いがそこに何もっていなかったら意味はない。しかし容量がなくてもそれを100%効率よく働かせることができるならば容量が多いだけのやつに負けるはずもない」

「なるほど、格がいい筋ムキムキの奴が道やってる奴に戦い挑んでも勝てるわけない、みたいなもんか」

確かにステータスが高いだけで勝てるのなら誰も特訓や修行をする必要なんてないのだ。

レンには特訓や修行の相手をしてくれる者が今までいなかったのだ。しかし、今は元魔神のメルに元竜神もいる、ここで戦いを教えてもらえば強くなれるはずだとレンは思いメルや竜神に頼んでみることにした。

「メル、竜神様。俺に戦い方を教えて下さい」

「クロが強くなりたいのなら妾はいくらでも相手をするぞ!」

『儂の名前はジーク=バハムート=ロード。いや、今はジーク=バハムートか。クロには恩がある。それくらいなら相手をしてやろう。儂もどうやら神の部分が消えたおかげでこの土地に縛られる必要もなくなったし人化も問題なくできるようになったようだ』

「質問があるんだけどいいか?」

『よかろう。言ってみよ』

「そのロードって言うのは神なら誰でもロードってついてるもんなのか?」

『うむ、ロードと名のつくものは普通の神ではない。神の位まで自力でたどり著いた者にロードを名乗る権利と共にそれぞれ固有のスキルが與えられる。今この世界で神になれたのは竜神の儂と魔神の小娘を除けば後5人。海神のクラーケン=デニス=ロード、鳥神のイカロス=ハイファン=ロード、巨神のジャック=フルート=ロード、エルフのアビィ=ルィンヘン=ロード、獣神のフェンリル=ハイド=ロードじゃ。奴らはそれぞれ迷宮の最下層に神によって封印されている。儂はここに封印されたいたが他の5人は世界各地にある七大迷宮の最下層に封印されている。できればほかの5人も助けてやってほしい』

なるほど、だからメルを喰った時には再生魔法をジークを喰った時には空間魔法を貰えたわけだ。にしてもあと5人か、普通の神ではないとはいえ7人もいた神を相手に封印した邪神ってもしかしなくても強すぎじゃね?

「じゃあとりあえずクラスメイトに伝えに行きたいんだけどいいかな?」

「それはやめておけクロよ」

「何でだ?」

『現在の人族はみんな邪神を崇拝している宗教を厚く信奉している國なのだ。恐らくそんな事を言えばクロは人族から迫害され命を狙われる事になる』

「それなら尚更そんな國にあいつらを置いとくわけにはいかないだろ」

「まぁ確かにクロの友をほっておくわけにもいかないのぅ」

『ならば儂の眷屬に向かわせよう、適當にさらってここに連れてくるようにしておく。クロにはその間にスキルやステータスを100%発揮できるように修行をしてもらう。』

「いいよ。俺が行くからジーさんは何もしなくていいぞ」

「しかし、恐らくクロは死んだことになっておる。そんなクロが出ていってしまったら宗教という部分を抜きにしても問題があるじゃろう?」

『そうだ。それよりもクロは修行をして力をもっと自在にれるように鍛錬を積まなければステータスだけ上がっても意味がない』

「わ、分かったよ、じゃあジーさんに任せるよ。その代わり俺をもっと強くしてほしい!」

『當たり前じゃ、あの邪神に勝ってもらわねばわしも困るのでな』

ひとまずみんなの事をジークに任せたレンはスキルを自在にれるようにするために修行をける事にした。

ちょっと書いた経験がないのでキャラがブレブレですがこれから頑張っていくのでフォロー、いいね!をよろしくお願いします。

ちなみにレンはジークさんを略してジーさんと呼んでいます。

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