《努力次第で異世界最強 ~喰えば喰うほど強くなる~》10話:再會と真実

「なぜ妾を連れて行かなかったのだ!」

現在レンは拗ねたメルに正座をさせられている。

達也たちはバイアス山脈の麓にいきなり連れてこられて々と聞こうとしたのだがメルが拗ねているのを発見したレンがメルに土下座をして謝っているのを見て何も言えずにいるのだった。

「いや、だって寢てたし、起こすのも悪いと思ったから……」

実際のところレンはただメルの事を忘れていただけなのだがそんな事を言うと余計に拗ねてしまうので謝ることしかできないだった。

「でも、妾を仲間外れにしてジークと出かけたのであろう?」

「それは、急いでたから…」

「うぅぅぅ〜〜」

ついに泣いてしまったメルをレンはめようとするが差し出した手を叩かれてしまいメルは窟の奧へ走っていってしまった。メルは見た目はナイスバディなお姉さんだが神年齢は人間でいうところの小學生くらいなので気持ち的には小學生を大人気なく泣かせてしまった気分になるレンであった。そして、3人からもジークからもゴミを見るような目で見られるのであった。

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何とかメルをめて落ち著かせたレンは詳しい話をするためにジークと共に3人を連れて窟の奧で話し始めた。ちなみにメルはレンの膝の上に座っている。

そして話を聞いた3人は別段驚いた様子もなくただ靜かに話を聞いていた。

「まぁ、あの時の反応の事を考えるとなぁ」

「あの時?」

「俺達が王様にレンを助けるために軍を出してくれって頼んだ時にさ、いきなり罰當たりだの神に逆らう反逆者だの言って俺達を捕まえようとしたんだよ」

「そうよ、だから私達は3人で逃げてきたのよ。他のクラスメイトも王國側についたのよ」

「そこから逃げるように迷宮に行く途中にワイバーンに襲われたって事だよ」

3人の話を聞いたレンはし考える。

レンは死んでいるだろうから軍は出せないというのなら理解できるが提案した途端に反逆者扱いされるのは普通ならありえないだろう。しかも一般人ではなくわざわざ召喚した勇者達をだ。

「あの國が信奉している神の名前ってなんだっけ?」

「創造神デウスだったはずだよ。レンがいなくなってから俺たちは教會に連れていかれて教祖様・・・に教えを説いてもらったんだよ・・・・・・・」

「だったらその事で反逆者扱いされたのかもしれないな」

「でも、私達は教徒になりますか?って聞かれたけど斷ったよ?」

「まぁでもけた時點で教徒にしたつもりだったんだろう」

レンは大の話を聞いて恐らくあの國は神の教えを説いてもらっておいて國の命令に逆らうというのは反逆者扱いするのに十分な理由だったのだろう。

『おいクロよ、し奧へ移するぞ。そこの3人はそこにいてくれ』

「え?あ、あぁ」

『あの3人はられている』

「え?どういう事だ?」

『恐らくあの3人には居場所を伝えるアーティファクトのようなものが付けられているのだろう。ここに向かって軍隊が接近している』

「それでもられているって事にはならないだろ?」

『クロは気づかなかったのか?教祖の話をする時に不自然に敬語になっていただろう。それにあの3人は洗脳魔法で自我を破壊された後に脳を改造されているな。魔力は元々に殘っているものを使っているから[竜眼]で見ても分からないが儂に元々宿っている竜神眼は誤魔化しは効かない。ここに向かっている軍隊にっているクロのクラスメイトとやらも同じようにされているな』

「そ、そんな……」

『どうする?もしクロが自分で殺す事ができないと言うならば儂が変わりに殺してやることも出來る』

「俺の[再生魔法]でどうにかならないのか?」

『それは無理だな、破壊された自我を元に戻すなど神にすらできない』

レンは自分でどうにかしてクラスメイトを元に戻す方法を考えるが[再生魔法]以上に効果的な方法が思いつかなかった。でもレンはクラスメイトを殺す事、ましてやジークに任せるなんて選択肢はレンの中には無かった。

しかし、自分にどうこうできる範囲を超えている事をできるとは思えなかった。

まさに八方塞がりの狀況だった。

『儂はクロの手で終わらせてやるのが一番だと思うのだが、まぁ見知らぬ者ならまだしも舊知の仲の者達を自らの手で殺すなどできないか。しかし、儂もあまり長くは待ってはやれんのだ。儂はここに住んでいる竜たちを束ねている、儂にはここを守る責任があるのだ。分かってくれ、クロよ。クロに考えを任せている時間も恐らくそう長くはやれないだろう。だからこの外の世界よりも時間が遅く流れる場所でじっくり考えるがいい。時間は儂が稼いでやるからタイムリミットがきたら呼びに來る。その時は覚悟しておいてくれ、儂がクロの友人をこの手にかける事をだ』

「あぁ、ありがとな、々と…」

『気にするな、儂とクロの仲ではないか。それに禮を言われる事でもない、儂はクロに対して殘酷な選択を迫っているのだからな』

レンはジークに対して言葉には表せないほどの謝を込めて禮を言った。

レンは今までの自分が歩んできた人生を振り返っていた。

今まで生きてきた中で一番長く共に過ごしてきたのは家族を除けば香織だった。

いつ気づいたのかは忘れたがレンは香織の事が好きになっていた。小學生の時、レンは香織よりも長が低かった。その事で引け目をじていたレンは香織に告白しようにも出來なかった。中學生になってやっと香織よりも長が大きくなった。これでやっと告白できると思っていたら周りの男子がどんどん香織に告白していっていつも香織は斷っていた。それを見ていたレンは自分が告白しても振られると思って告白が出來なかった。そのまま高校生になってしまい、高校でも毎日のように香織は告白され振っていた。でもレンはそれでいいと思っていた、いつもレンは香織の近くにいられたから、いつかは自分も告白をして付き合えると思っていた。しかし、2年生になりこの世界に召喚された。

最初は不安がっている香織を守ってやれると思っていたがステータスは自分の方が圧倒的に低く逆に守ってもらっていた。

そしてジークの修行をけ、やっと自分の手で香織の事を守ってやれると思っていたのに、自分の知らない間に香織は香織ではなくなってしまっていた。

達也と桜坂さんも中學生からの仲だが今までに4人で何度も一緒に遊び、喜び、怒り、哀しみ、楽しんできた。

そんな4人を自分の手で殺すなど考えられなかった。

人の手で殺されるなど考えられなかった。

その考えと共に王國を憎み、その教えを説いている神を酷く憎んだ。

そして、そんな4人を救えない今の自分を酷く恨んだ。

し展開が早すぎる気もしますがそこは気にしないで見ていただけると幸いです。

皆さんのおかげでノベルバランキングで1位を取ることが出來ました。ありがとうございます!

小説家になろうにも同じ題名で投稿していますのでそちらもよろしくお願いします。

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